どうでもいいプロローグ
「判決、死刑」
法廷に裁判長の声が響きわたる。周りは沈黙したまま。たった一人を除いては。
「ちょっと待て!俺は殺人鬼なんかじゃない!」
「だまれ!目撃者はいない、アリバイもない。その上お前の自宅から証拠まで出ているんだ!」
「でも・・・たのむ。もう一度!もう一度だけ調べてくれ。」
「だめだ。今度の判決は覆らん。」
「くそっ、なんでこんな・・・・どうして。」
「・・・連れて行け。」
そして、男は死に際こう言い残したらしい。
「無実の人間を殺したことを悔やみ、せいぜいもがき苦しむがいいさ・・・・はははははははははは!!」
男が死んで二ヶ月後、本物の犯人が自首し警察は無罪の人を殺したと非難と暴動が起こったとか・・・
「ん、戻ってきてたの?アザトース」
「ああ?出迎えか?オーディン。」
アザトースと呼ばれたのは、先ほど死刑に処された男だった。その様子はどこか気だるそうで少しイラついる。
「違うわ。いい加減私のグングニル返せ!」
「え〜、や〜だ〜。なぜなら、俺のものは俺のもの、お前のものも俺のものだからだ。」
「なんつージャイアニズム・・・ああ、それとイエスが「聖ロンギヌスをどこへやったぁぁぁ!」ってめちゃくちゃ怒ってたけど。」
あ、忘れてた。そういえばだいぶ前に勝手に持っていったっけ・・・まいっか!どうせ返すつもりはないし。イエスが喧嘩ふっかけてきてもまたボコボコにしてやるだけだ。
「ほっとけほっとけ、おれはもう疲れたから寝る。「ちょっと待った。」んだよこんどはぁ・・・」
ラズヴァルは、振り向いて手を振りながらどこかへ歩こうとするが、オーディンに引き止められる。
「ゼウスからの伝言。『兄さん・・・ここ最近やりすぎだから異世界にでも行っててくれ(泣)』だそうよ。ちょっとは自重なさい。」
「・・・あいつに負担かけすぎたか。そういえばこの前見かけたときも目が死んだメダカのようだったな。」
あとついでに行っとくがゼウスは勝手に俺のことをそう言ってるだけだからな。実際は兄弟じゃないから。
しかしそうとう追い詰められてたようだな。ここはあいつのことを考えて・・・
「異世界に行ってくる!」
「そこはあいつを手伝ってやろう。とかじゃないの?ってもういない。・・・あ、しまったぁぁぁ!グン
グニルかえしてもらうのわすれたぁぁぁぁぁ!!!!」