小説『ゼロの使い魔 世界を渡る転生者【R−18】』
作者:上平 英(小説家になろう)

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『第26話 ”後半の?夏休みの過ごし方 後編 』





 ルクシャナと別れたルシファーは砂漠上空を飛び回り家として使用できるような土地を探した。

 砂漠中を飛び回ること30分。

 ルシファーは家を作ることができる大きな土地を見つけた。

 広さは約120アルパン。kmに換算すると40km四方の土地だった。

「さてと……、始めるかな」

 ルシファーはまず敵などが入ってこないように120アルパンを結界で囲いさらに錬金術で高さ200m、幅50mの外壁を作り土地を囲う。

 外壁の素材を土から錬金で鋼に変え、東西南北に出入り口を設置した。

 さらに地面が砂では不味いので錬金をかけてしっかりした地面に変えた。地震など自然災害にも耐えれるように基礎を作った。

 中央に再び外壁より少し低い壁を作り、その円の中に物語に出でくるような城を練成する。

 次に、東西南北の入り口から中央に設置する城に向かって幅15メートルほどの石畳を練成。大通りを作る。

「まじで錬金万能だな!」

 国の形が経った一日で出来た。

 そして開拓二日目、実際は五日目。生命の息吹が全くしない家に命を吹き込む。

 命を与える事は自分でも出来るには出来るんだがかなり疲れる。

 なので使用する力を節約するために、大きな魔力が存在する場所を『サーチ』で索敵。ハルケギニアの地下に膨大な魔力が存在している事を発見した。

 ルシファーは収束魔法で魔力を集め、『世界樹の種』をいう以前の世界で枯れた土地に命と悪いモノを清める大樹の種に魔力を注ぎ芽吹かせる。

 世界樹が芽吹くと根がどんどん伸び家の土台と融合。大きな大樹を囲うように大きな森が出来、さらに平原が生まれ、ルシファーが事前にばら撒いていた花の種が芽吹き花が咲いた。一応花は自然系に影響がないようハルケギニアに存在する花だ。

 そして、次に木々が枯れないように地下に水路と国のあちこちに井戸を掘り、湖を数箇所設置し、水源の確保を行った。

 水石や風石で砂漠の昼の熱や夜の寒さを防ぐ装置(エルフの装置よりも三世代ほど進んだ技術)も設置し、水を清める用に水石を精製、井戸に設置して飲み水をさらに綺麗にした。

 三日目。

 今度はガリア、ゲルマニア、トリステインに向かい放棄されたブドウ畑や家畜、家具などを購入した。

 購入するための資金は戦時にあるトリステインやゲルマニアに土に錬金をかけて作った武器(市場の品と変わらない質)を売り、荒稼ぎした金で購入した。

 人に見つからないように購入した物と共に砂漠の家に転移。ブドウ畑を作ったり、大きな柵を作り、様々な家畜を放し、自然のまま育てる。

 家具を家に転移させ、妻達のための部屋に設置。一つひとつに自分で装飾を施し、豪華な部屋に作り変えた。

 風石と水石を使った冷蔵庫や風石と水石を合成して作った氷石を使い冷凍庫なども作った。

 さらに、森以外に生えてしまった余分な木を切り倒し、風のスクウェアクラスの『遍在』という分身魔法を使用。小屋、簡易トイレなどを設置、ベッドや食堂用の長いテーブルや椅子も作成した。

 宝物庫(国庫)もつくり荒稼ぎして残った金を入れた。

 四日目。

 家や学校、病院などの設置。地下から取った魔力を使い家や家具に一つひとつに『固定化』をかけた。

 そして、恒久的な資源の確保を行えるように、鉄や炭素、宝石の原石などを含んだ山や湖に魚を放したり、小動物や大型動物を数種類放す。一応、動物達には人間を襲わないように命令する。

 バリエーションが少なかったので様々な果物や野菜を植える。

 開拓を開始して五日目……なんだが、砂漠に着てから合計八日目。最初の予定をオーバーしてしまった……。

 早くキュルケのもとに帰りたい俺は、仕上げに入る。

 野菜や果物の収穫、ブドウ畑からワインの精製などを行わせる魔力で作った人形。人型ゴーレムを作る。

 そして、認識弊害結界(人払い+不可視)から空間系の結界に変更する。

 新しい結界は、不可視で見えないところは同じだが、人払いではないために普通にルシファーの家を跨いで横断できる。

 横断できると言っても、砂漠に偽装した別の次元だ。

 人払いをし続けると違和感を感じる者が出でくるかも知れないという事で別次元に砂漠を作ったのだ。

 結界は俺が家に入る許可をしていない人間を別次元の砂漠へと飛ばす設定にしてあり、許可した者は外壁に触れた時。触れた外壁の場所から最も近い入り口へと転移する設定だ。

 最後に城に転移魔法の座標をマーキングし、次の日の昼。ゴーレムに指示を出した後。転移魔法でトリステイン魔法学院へと帰った。











 ルシファーはトリステイン魔法学院の女子寮。キュルケの部屋に転移した。

 部屋を確認するとキュルケはおらず、どこかへと出かけていた。

 ルシファーは砂漠のローブを脱いで、白いワイシャツとズボンに着替えると、部屋から出でキュルケを探す。

 女子寮から出てすぐにキュルケは見つかった。

 キュルケは庭のテラスで一人紅茶を飲んでいた。

 ルシファーはキュルケを視界に入れた瞬間。心臓が高鳴った。

 やばいっ! キュルケに興奮が……!!

 キュルケの大胆に開いた胸元、足の間から覗けた太ももなどにペニスが反応する。

「キュルケ。ただいま!」

 ルシファーはキュルケを後から抱いた。

「ちょっ、ダーリン!?」

 キュルケは少し驚いた後、うしろを向いて抱きついてきたルシファーと唇を交わした。

「ずいぶんと遅かったわね〜。って、んっ! だ、ダーリン?」

 抱きついたまま愛おしそうに首筋や頭に鼻を近づかせ匂いを嗅ぐルシファーにキュルケは頬を赤らめた。

「キュルケの匂いだ……」

「ちょっ! 周りが見てるからっ!」

 キュルケが腕の中でもがいた。ルシファーが周りに目を配らせると確かに女生徒が頬を赤らめてこちらの様子をチラチラと覗っていた。

 見せつけてやってもいいが、ここの生徒には少し刺激が強すぎるな。

 ルシファーはキュルケを立たせると、学院の一角にある木陰へと連れて行く。

「どうしたのよ。っきゃ!?」

 ルシファーは周りに誰も居ない事を確認すると、キュルケを押し倒し唇を奪った。ぐいぐいと唇を押し付け舌を使ってキュルケの口内を犯す。

「キュルケの味だ……」

「ダーリン……」

 潤んだ瞳でルシファーを見つめ返すキュルケ。キュルケにもスイッチが入ったようだ。

「キュルケ……、寂しかった」

 八日間もキュルケや妻に会わず。禁欲をしていたルシファーは、素早くキュルケの下着を脱がすと、オマンコに口をつけ、漏れ出す愛液を啜りながら、キュルケの胸の感触を楽しんだ。

「だ、ダーリンっ……、激しい……、ていうか、こんな場所でするの?」

 キュルケは久しぶりに学院に戻ってきたルシファーに心から喜んだ。

 そして、ルシファーが帰ってすぐに自分を求めてくれた事に涙を流してしまうほど喜びを感じた。

 そ、それにしても、すごく激しいわね。んんっ! ていうか、ルシファーの舐め方すごくエロい……、舌が子宮に届くんじゃないかしら? それに、顔中があたしの愛液まみれになってるのにも気にせずに美味しそうに舐めてくれるのは嬉しいわぁ……。

 ああ……、それにズボンを押し上げるダーリンのペニス……、いつもの倍近くはあるわね。ふふふっ! 楽しみだわ! この『微熱』のキュルケを燃え上がらせる熱を、これからダーリンが注いでくれる事が!

 キュルケはさらに大きく股を開く。そして、両手で自分のオマンコを大きく開く。

「さあ、ダーリン。今まで居なかった分。あたしを燃え上がらせて頂戴ねっ!」

「ああ! 燃えあがらせてやるし、満足するまで絶対に離さない! 離してやらないからな!」

 ルシファーはペニスを取り出すと、キュルケのオマンコに亀頭を押し付け、一気に子宮まで貫いた。

「ああぁぁぁああああああ!!」

 キュルケの口から大声が漏れる。

「キュルケ、すごく! すごく気持ちいいぞ!!」

 ルシファーは腰を激しく動かしキュルケを貫き続ける。

「あ、ああっ!! すごいっ! ああっん!! はげっ、激しすぎる! 激しすぎるわぁ!!」

 キュルケは予想以上の攻めに声を抑えることが出来ずにいた。

 なに……これ!? 大きいし、熱いし、なによりも激しい……! しかも、何なのこの感情!! すごく気持ちいいし、なによりも嬉しい!! ああっ! いつもよりダーリンに求められるのが伝わってくる! すごい! 愛されてるのが伝わってくる!

 キュルケは声を押さえる事も忘れ、ルシファーの首に腕を絡め、ルシファーの腰使いにリズムを合わせるように腰を動かした。

「キュルケ! 一発目だ!!」

「ええ! いっぱい射精してぇえええ!!」

 キュルケは大声で叫びながら、子宮に流し込まれる灼熱の精液を味わった。

「キュルケ……!!」

「だっ、ダーリンまだあたしイッて……! ああんっ!!」

 ルシファーは嬉しそうに絶頂するキュルケを四つんばいにすると後から、精液をあふれ出させるオマンコをさらに突き始めた。

 パンパンパンっ! ルシファーが腰をキュルケの尻に打ち付けている音が響く。

 キュルケは快感から腕に力が入らず尻だけ持上げて土下座をしているような状態でルシファーに貫かれ続けていた。

 今日のダーリンはすごく激しいっ! まるで発情した獣みたいだし、なによりもあたしが彼の女だと体に刻まれているように感じる!

 それに、学院の広場でやっている事がさらに快感を高めてる。すごい大声出したのに人が来ないから、ダーリンが結界を張っているんだと思うけど、外でセックスしてるっていう状況が興奮を高めてる!

「気持ちいい! 気持ちいいわぁ!! ダーリンっ、もっと! もっとちょうだい!!」

 キュルケの叫びに答えるようにルシファーは腰を振るいながら胸やアナルを刺激し、クリトリスを摘むのと同時に中出し、潮を吹かさせながら、キュルケを絶頂させた。

「まだだ!」

 ルシファーはすばやくキュルケの片足を肩に担ぐと横から突いた。

「いぁああああ…………はげしいぃぃ……」

 膣を削ぐ雁の角度を変わり、新たな快楽にキュルケは酔いしれ、ルシファーをさらに求めた。

 ルシファーは三発目を放つと、今度はアナルを貫きながら精液でいっぱいになった膣道に指を入れ、膣の壁に精液を塗りたくった。

 それからなんども膣やアナルを貫いた後。キュルケのオマンコに挿入したまま体を持上げ、駅弁状態で女子寮まで戻った。

 途中、広場を横断したり、階段の段差を使った深い挿入や歩く事不規則に動くペニスでなんどもキュルケを絶頂させながら部屋に戻ると、挿入状態で口移しで夕食を粗食し、再びセックスを始めた。

 二日目はキュルケに一日中引っ付き、たっぷりと甘えた。

 三日目はタバサの部屋に早朝、キュルケと二人で忍び込み、全裸にしてタバサの体を縛り、キュルケと二人でタバサの体中を舐めた。

 そして、体中を舐められつつ、オマンコやアナルなどを刺激され、大きな絶頂を求めているタバサを解放し、フェラチオさせた後、騎乗位でタバサの好きなように動かさせ、精を放つと、今度はタバサとキュルケを69の体勢にさせ、上になったタバサのオマンコを貫き、キュルケはタバサのクリトリスを弄りながら、タバサのオマンコから漏れ出る愛液や精液を啜り、タバサはキュルケのオマンコから漏れるルシファーの精液を小さな舌を使って舐める。

 ルシファーはたっぷりとタバサに精液を注ぐとキュルケを犯し、三人でベッドに潜り、眠った。

四日目はキュルケとタバサに甘えられ、裸の状態で胡坐をかき、その間に裸のタバサを座らせ本を読んでやったり、キュルケの髪にブラシをかけたり、マッサージを行った。











 一方、ルイズと才人とは言うと、ルイズがアルビオンへの侵攻作戦への参加を実家に連絡。しかし、従軍する事を実家が反対。ルイズが無視をしていたら、ヴァリエール家の長女でルイズの実姉あるエレオノールが登場。ルイズとその使い魔。才人とたまたま通りかかったシエスタを連れ、ルイズの実家へと旅立ち、一悶着も二悶着もあったのちに、ルイズが家族に従軍は自分の意思と告げ、才人がルイズを連れ去ると言う形で実家から魔法学院へと戻る馬車に揺られていた。

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