小説『ゼロの使い魔 世界を渡る転生者【R−18】』
作者:上平 英(小説家になろう)

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『第27話 仕官とお引越し 』





「ほんとに勝てないのダーリン」

 キュルケが窓の外を眺めながらつぶやいた。

 窓の外では、募集官に王軍へ申し込みに行く魔法学院の男子生徒が恋仲に会った女子生徒と別れを惜しみ、抱き合ったり、恋人を鼓舞したりしていた。

「ああ。この戦争は戦略的に見ても勝つ事は不可能だ。アルビオン軍5万に対してトリステイン軍とゲルマニア軍を合わせても6万の戦力で空に浮かぶアルビオンに攻め込んで勝利するなんて出来るわけがないだろ。通常、攻め込む時は相手の3倍の戦力を持つ必要がある。しかし、戦力はほとんど同じで、トリステイン連合とゲルマニア軍には補給手段がないし、決め手。戦争を終わらせる圧倒的な力もない。こういう点でトリステイン軍とゲルマニア軍はアルビオンに勝つ事ができないんだ」

 ルシファーは窓の外を眺めるキュルケの肩を抱く。

「教えても……無駄よね」

「ああ。教えても聞かないだろうし、下手をすれば士気を下げる逆賊と言われ処罰される可能性もある」

「そうよね」

 キュルケはルシファーの胸に頭を預けた。

 一応、キュルケの実家にはきちんと前もって説明してあるから後方部隊の配置にしてもらい戦争では後で見守っておくだけにするらしい。

「キュルケは従軍したかったのか?」

ルシファーがキュルケに訊く。キュルケは首を横に振った。

「いいえ。『火』の魔法を戦争の見せ場と勘違いしていた頃の、少し昔のあたしなら従軍しようとしていたと思うけど、今はダーリンから戦争の恐ろしさや、『火』の魔法の振るいどころを教えて貰ったから」

「そうか」

 キュルケの頭を撫でる。

「う、うぅぅん…………」

 ベッドの方でもぞもぞとシーツが動いた。

 ばさっとシーツが捲られ、青い髪に寝癖をつけた小さな少女。タバサが起き上がった。

「「おはよう。シャルロット」」

「おはよう。ルシファー、キュルケ」

 目を擦りながらタバサはベッドから立ち上がる。

「ほら、下着と着替え」

 ルシファーが寝ぼけているタバサに純白のパンツを穿かせ、ブラウス、スカートの順で着替えさせる。

「さあ、シャルロット。今度はこっちよ」

 着替え終わったタバサをキュルケが化粧台へと呼び寄せ、ルシファーが魔法で作った蒸しタオルで顔を拭かせ、キュルケはタバサの髪をブラシで整えると、ナチュラルメイクを施し、ほんの少しだけ香水を付けさせた。

「これでよしっ!」

 キュルケはパンっと手を鳴らすとうんうんと頷きいた。

 それからルシファーたちは朝食を摂り、魔法学院の授業が休みだったのでキュルケやタバサに砂漠に作った|家()をどうやって作ったのか、どういう家なのかと言うのを【王の財宝】から取り出したホワイトボードを使って説明した。

 次の日。

 魔法学院の男子生徒達が王軍に仕官して、がらんとなった学院の広場をキュルケとタバサヲ両脇に挟んで散歩していると、魔法学院の教員『炎蛇』コルベールを発見した。

 コルベールは才人の持ってきたゼロ戦を整備しているようだ。

「あら? コルベール先生も戦争には参加しないのね」

 キュルケが呟く。

「そうみたいだな」

「みんな戦争に参加しているのになんでコルベール先生は戦争に参加しないのかしら? う〜ん。あたし達と同じで負け戦で戦争がいいものじゃないって分かってるのかしら?」

 キュルケがルシファーに尋ねる。キュルケの問いにルシファーは真剣な表情で返す。

「たぶん戦争の怖さを理解しているんだろう。攻撃的な『炎蛇』っていう二つ名を持っているんだし、俺が召喚されたときの警戒の仕方は戦士のモノだった。戦場の地獄を知ってるからこそ参戦できないんだろうな」

「そう……」

 キュルケが呟く。

 ルシファーはキュルケとタバサを連れて女子寮へと戻り、キュルケの部屋で3人一緒に眠りに落ちた。

 その次の日の夜。ルシファーは学院に戻ってきた才人と調理場のテーブルについてワインを傾けていた。

 調理場にはルシファーと才人しかおらず、シエスタや他の使用人は寮へと帰っていた。

「そうか……、結局才人はルイズと一緒に戦争に行くのか」

「ああ。ほんとは行きたくねぇけどな……。俺はルイズの使い魔なんだし、ルイズを死なせたくない……」

「人を殺しに行くんだぞ?」

「俺は殺さない。殺すのも嫌だし、殺されるのも嫌だ……。甘い事を言ってるのは分かるけどこればっかりは変えられない……」

 才人は辛そうに呟いた。

「まあ、頑張れや」

「そう言えば、お前は参加しないのか?」

「参加しない。キュルケも参戦しないし、なにより魔王である俺がトリステインのためにアルビオンの人間を虐殺しに行くわけないだろ? 大儀も何もないのに戦争に参加するほど俺はバカじゃないしな」

「そうか……」

 ルシファーはグラスのワインを飲み干すと椅子から立ち上がると出口へと向かう。

「ああ、そうだ。これ渡しとくよ」

 ルシファーはドアを開ける瞬間に立ち止まり、才人の方を振り向いて何かを才人に向かって投げた。

「なんだこれ?」

 才人はルシファーが投げた物を慌てて掴むと、観察した。

 金色の鎖のついた首飾りで金色の十字架がついている首飾りと、銀色の鎖で銀色の十字架の首飾りだった。

「それはマジックアイテムで、一回だけなら致命傷を受けても助けてくれるんだ。異世界人で巻き込まれただけのお前に簡単に死んで欲しくはないからな。もう一つはルイズにでもやっておけ」

「おお! そんなすげぇもんなのか!? 助かるよルシファー!」

 才人は嬉しそうに礼を言った。

「面倒だから、俺に貰った事は言うなよ?」

「ああ! 分かった! ありがとうルシファー!」

 ルシファーはそのまま才人を残して、女子寮へと向かった。

 キュルケの部屋をノックして部屋の中に入る。

 ルシファーは服を脱ぎ、下着一枚になりベッドに入ろうとしてシーツを捲り、固まった。

「お帰りなさい。ダーリン」

「おかえり、なさい。ルシファー……」

 キュルケが薄い生地で露出の多い赤いネグリジェと真っ赤で欲情を促すようなエロいショーツを着込み、タバサはいつもの青い生地で長袖長ズボンのパジャマではなく、スケスケの青いネグリジェに青と白パンツを着込んでいた。

「二人ともすごく綺麗だ。キュルケに赤はよく似合うし、シャルロットもまだ早いとは思っていたが意外に大胆な下着が似合うんだな」

「そうでしょ。なんて言うの? 『ぎゃっぷ』だったっけ? なんかすっごくそそるのよ」

 キュルケはタバサの頭を胸に抱きながら呟いた。

 タバサは恥ずかしそうにパンツや生地が薄すぎで乳首の形や位置が分かるのを恥ずかしがって片手で隠していた。

「ふふふっ、じゃあダーリン。さっそく始めましょうよ」

 キュルケは妖艶に微笑むとルシファーの腕を引いてベッドに引きずり込んだ。

 とりあえず、ルシファーとキュルケは大胆な下着に戸惑っているタバサに狙いを定めた。

「すごく似合っているよシャルロット」

「あり、が、んんっ!!」

 恥ずかしながらお礼を言おうとしたタバサの胸にルシファーとキュルケが顔を埋め、ネグリジェの前を捲ると、左をルシファー、右をキュルケが乳首を咥え、シマパン越しに開いた手でクリトリスや膣口を解していく。

「ふぁぁぁあああ………」

 タバサが快感に漏れる声を両手で口を押さえる形で抑えようとしたが、止まらない。

 左と右でまったく別の愛撫に翻弄され、すでにシマパンをぐじゅぐじゅに濡らし、シーツにシミを作るほどの愛液を漏らしていた。

「可愛いぞ」

「可愛いわね」

「やぁあああ……。待ってぇ、ん、んんっ」

 タバサの声が大きくなり、シマパン越しに膣が貪欲に蠢き始めた頃。ルシファーは、起き上がってタバサの股の間に入り、シマパンを横にずらすとペニスを膣口に合わせ、キュルケは膝にタバサの頭を抱いてキスしたり、尖った乳首を指先で弄り始めた。

「いくぞ」

「ん、んんっ!」

 タバサはキュルケにキスされていたので返事は出来なかったが、股を大きく開いて意思表示を行った。

 ルシファーがゆっくりと腰を進める。巨大なペニスがタバサの子共マンコを無理やり広げ真っ赤にさせながら掘削していく様子にさらにルシファーは怒張を高め、キスをしながらその様子を眺めていたキュルケも愛撫を激しく、大胆に動かした。

「いいぞ! すごく気持ちいいぞシャルロットぉぉ!!」

 じゅぶっ、じゅぶっという水音とタバサの艶のある雌の声が部屋に響く。

 最高だシャルロット! 浅いがぎちぎちに締まる無毛でつるつるの子共マンコに加え、快感に戸惑う表情。白い肌を桜色に色づかせ、ビンビンに勃起して尖ったピンク色で小粒の乳首。消して離さないようにと腰に回される細い足といい最高じゃないか!

「|射精()するぞ!」

「う、うんっ!」

 タバサの足がルシファーの腰を引き寄せ、亀頭を子宮へと寄せる。

 亀頭が子宮口に深く押し当てられた瞬間。ルシファーは精を解放し、子宮を精液で溺れさせた。

 タバサの子宮にたっぷり精液を注いだ後、ルシファーは射精途中のペニスを引き抜きタバサの体に白濁した精液を浴びせながら、タバサノ顔までペニスを運ぶ。タバサは口を大きく開いてルシファーのペニスを咥え、尿道に残った精液や皮の裏にこびり付いた精液を舐め取った。

「……すごく、気持ちよかった」

 大きく息を吐きながらそう呟くとキュルケは意識を失った。

「さあて、じゃあ今度はあたしの番ね!」

 タバサが意識を失うとキュルケはベッドに立ち上がり、足を肩幅に開く。真っ赤で透けて肌を除かせているショーツをルシファーの顔の前に突き出した。

「キュルケの体が栄えるいい下着だ」

「ふふふ、ありがと」

 ルシファーは舌を突き出して、ショーツ越しにオマンコを舐める。舌を使い膣口に向かって下着を押したり、両手で尻を掴んで揉んだりと愛撫を行う。

「あ、あ……、ああ〜、いいっ! いいわぁああっ!」

 キュルケは両手でルシファーの頭を抱くと股間を押し付けるように突き出した。

 ルシファーは舌を膣口に入れると、尻を揉んでいた手をショーツの中に進入させアナルに指を差し込んだ。

「いやあああぁぁぁぁぁ!!」

 膣に舌をアナルに指を入れられたキュルケは体に力を入れることが出来ずにルシファーの頭を抱いてルシファーに体を預けた。

「じゃあ、やろうか」

「ま、まってぇええ……」

 キュルケを眠ったタバサの体の上に覆いかぶさるように四つんばいにさせると、ペニスを挿入した。

 ヌチャヌチャで白っぽい本気汁を漏らしたキュルケの膣をルシファーはペニスで蹂躙する。

 キュルケの両手を持ち、手前に引きながら腰を打ちつけた。

 キュルケの厭らしい大声が部屋に響き、その声でタバサが目覚める。

「やっ、シャ、シャルロット!? なに、えっ!? んんぁぁああ!」

「仕返し、気持ちよくなって」

 タバサは呟くと目の前で激しく揺れる双房を掴み、色素の薄く大きな乳首をカリッ甘噛みした。そして、小猫のように小さな舌で優しく舐めた。

 キュルケの声が一段と大きくなる。嬉しそうに天に向かって喘ぎ声を上げ、快感を貪り楽しそうに尻をルシファーに擦り付ける。

「で、|射精()るっ!!」

 限界の来たルシファーはキュルケの尻を掴み引き寄せる。欲望を解放して射精した。ドクドクと子宮に精液を流されキュルケは叫ぶ。

「いくっ! いくっ! いくぅぅぅぅうううううううう!!!!!」

 キュルケは白目を剥いて絶頂し、ルシファーは両手を離す。キュルケはタバサに覆いかぶさり、タバサはキュルケの巨乳に潰される。

「ぷはぁっ」

 タバサはキュルケの胸の間から顔を出し大きく息を吸い込んだ。

 ルシファーはキュルケの背中に精液を浴びせ、手で精液を擦り付け、自分の女だと言う匂いをつける。

「じゃあ、お掃除するわね」

 息を整えたキュルケがゆっくりと起き上がると、胡坐をかいたルシファーの股に頭を入れペニスを喉の奥まで飲み込み、じゅぽ、じゅぽっと厭らしい音を響かせながら顔を前後に動かした。

 キュルケのフェラは激しく、お掃除と言うよりも性欲を駆り立てるようなフェラチオで、ルシファーのペニスは再び大きくなってしまった。

「ふふふっ、大きくちゃったわね。じゃあ、もう一回しましょうか?」

 確信犯だとは気づいていたがルシファーは嬉しそうに頷いた。

「ああ。二回戦目を始めようか」

 今度は胡坐をかいたルシファーにキュルケが跨り、座位で繋がりセックスする。

「あ、ああん! なっ、シャルロット!? どこに指をぉ、うぅぅんっ」

 ルシファーがキュルケの肩越しに後を覗き込むと、タバサが細い指をキュルケのアナルに差し込んでいた。

「ズルイ。わたしにも」

「わかった、わかったからぁぁ!」

 キュルケが叫び声を上げると、タバサはアナルから指を抜いた。

「可愛かったぞキュルケ」

「もう、ダーリンたらっ……」

 そうだ! いい事思いついた。

「シャルロット」

 タバサを読んでキュルケに気づかれないように囁く。

「わかった」

 タバサは微笑み頷いた。

「なにをコソコソ相談しているのよ? ……って、きゃあ!?」

 キュルケが訊いてくるが、ルシファーは無視して体を後に倒し、騎乗位にすると体を倒させ腕を回して尻を掴んで大きく開かせる。

「きゃ、なに? なんなの?」

 キュルケが戸惑っている間に、タバサが顔を尻に顔を埋めてアナルを舐め始めた。

「うひぃぃいいいっ!!」

 キュルケが叫び声を上げる。タバサは止まらない。小さな舌を一生懸命に伸ばしてアナルを清めた。

「キュルケ。気持ちよくなって」

 タバサは呟く尻の割れ目を舌で沿うように舐めたあげた後、尖らせた舌でアナルを貫いた。舌に若干の苦味を感じながらも舌で舐めるタバサにキュルケは体を痙攣させてよがった。

 さらにルシファーのピストンに呆気なくキュルケ絶頂し、崩れ落ちるようにベッドに倒れた。

「じゃあ、今度はわたしの番」

 タバサがキュルケの愛液と精液で汚れたペニスを片手を添えて挿入し体を上下に揺する。一心不乱に腰を動かすタバサに気づかれないように背後に回った者が居た。

 そう、キュルケだ。

 キュルケは艶のある表情でルシファーにアイコンタクトを送る。ルシファーは頷く。

「な、なにを!?」

 ルシファーの両手がタバサの小さな尻を掴み左右に大きく開いた。

「さあて、シャルロット。あなたもそろそろコッチの開発を始めないとね。それにさっきあたしのを舐めてくれたお礼をしないといけないしね」

「ひゃ、ひゃああっ! いやっ! 舌が、んぁ、入って、いやぁああ……」

 キュルケの唇が小さく窄まったピンク色のアナルに触れる。息をかけ、臭いを嗅ぎ、そして舌でひと舐めして、アナルの筋肉を解すようにゆっくりと、舐め始めた。縁をそうように舌を回し、ゆっくりと、ゆっくりと穴を解す。唾液をアナルに垂らして時折指で奥まで広げる。

 タバサのアナルが解れてキュルケの指を三本ほど収めた頃。ルシファーはなんども絶頂して荒い息を吐きながら胸にもたれかかったタバサに腰を打ちつけるようにピストンを開始した。

 キュルケもアナルに入れた指をガキのように曲げ、アナルの壁を刺激する。

「ああ、あああっ! こ、壊れる! 壊れてっ! い、イくぅぅうううう!!」

 気持ちよさそうな顔で天を向いて大声で叫ぶタバサ。絶頂で体を後に反らしたルシファーは湯気が漂う黄色いアーチを描かせ、ルシファーの顔に液体を浴びせかけた。

 タバサは顔を真っ赤にして両手で覆い隠すとゆっくりと意識を手放した。

「あらら」

 倒れるタバサをキュルケが抱きとめる。タバサの顔は満足げな笑顔を浮かべていた。

 ルシファーは『浄化』で部屋の汚れや臭いを落すと、二人を両脇に抱いて寄り添うように眠った。











 翌朝。部屋でキュルケとタバサを両脇に抱えて眠ったと思っていたルシファーは二人が居ない事に気づいた。

 ん? どこへ行ったんだ? そう思って目を開けようとして気づいた。

 ペニスをすごく柔らかくて気持ちいい塊が包んでいる感触と包んでいるモノの先からひょっこり飛び出した亀頭がぬるぬるしたモノが這い回る感触に。

 目を開けて起き上がる。案の定股間辺りのシーツが膨らんでいた。

 ばさっ、シーツを捲る。

「おはようダーリンっ」

「おふぁぉう」

 キュルケが巨乳でペニスを挟み、タバサが亀頭を口に含み挨拶してきた。

「おはよう。二人とも」

 ルシファーは二人の頭を愛おしげに撫でた。

「それで、なにをやっているんだ?」

 分かってはいたが訊いてみた。

「ふふふっ、朝のご奉仕よ。ご奉仕! 気持ちいいでしょ?」

「気持ちいい?」

 キュルケが胸でペニスを挟み上下に揺すりながら微笑み、タバサは指先で亀頭の割れ目を突く。

「ああ。最高だな」

 ルシファーは嬉しそうに呟くのを見ると、タバサはぱくっと亀頭を咥え、吸引した。

 キュルケは指に唾液を纏わせるとルシファーの尻穴に指し込み、前立腺を刺激した。

「くうううっ!!」

 ルシファーはタバサの口の中に射精した。こくこくこくと喉に絡みつきながらタバサの胃に精液が流される。

 ちゅぽんとペニスから口を離すとくちゃくちゃと舌の中で精液を転がした。

「シャルロット。約束したとおり半分こね!」

 キュルケが笑顔で言うとタバサはコクリと頷き、キュルケはタバサと唇を合わせ、タバサの口からルシファーの精液を飲んだ。

 その厭らしい様子に興奮したルシファーは二人を押し倒すと、キュルケの股を広げさせ挿入し、片腕でタバサの子共マンコを弄る。

「ちょ、今日はアルビオンに用事があるんでしょ!?」

 キュルケはそう言うが、顔は嬉しそうな笑みを浮かべていて、足はルシファーの腰に巻きついている。

「すぐに済ませるから大丈夫だ……、っていうか無理。好きな女達からあんなことされたんだから我慢できるわけがないだろう?」

 ルシファーはそう呟くと腰を動かし始め、昼間を過ぎるまで止まることなく犯しつくし、キュルケとタバサの膣だけでなく体中を精液で染め上げた。











「今度こそ出発ね」

 キュルケが呟く。

 朝の奉仕の際、暴走したルシファーに体中を精液で染め上げられたキュルケとタバサは三人で風呂に入りお互いの体を洗い合った後、魔法学院の制服の上から全身を隠す緑色でフード付きのローブに身を包んだ。

 これから、キュルケとタバサを連れてアルビオンのマチルダたちの村に行き、砂漠の新居へと引越しをさせる予定だ。

 ほんとうはルシファーだけで引っ越しを済ませる予定ではあったが、キュルケとタバサがティファニアというマチルダの義妹でハーフエルフの妻を見たいという希望と自分達の家となるところを見たいとお願いされたので、急遽学園に一週間の休学届けを出したのだ。

「じゃあ、行くぞ」

「ええ。楽しみだわ」

「うん」

 二人と手を繋ぎ、転移魔法を発動させるルシファー。

 一瞬の浮遊感が襲った後に目を開けると、さっきまで居たキュルケの部屋ではなく、木造りの小さな部屋で窓側にベッドが置いてあるマチルダの部屋だった。

「へぇ〜。はじめて来たけどここがあのお姉さんの部屋なのね〜。うわっ、なにこの下着! エロいわね〜。しかも、染みがついてて臭いまでエロわ」

 キュルケはベッドの上に置いてあるトランクを開け中身を漁り、丸まっていた黒い下着を広げた。

「さすが、年上ね! シャルロット、コッチに来て見なさいよ。ほらこれが大人の女の下着よ。そうよ、その子供っぽい白い木綿パンツはセックスがマンネリにならないようにするためにあるのよ。あたしのタンスにも子供っぽいパンツがあるでしょ?」

「うん。すごい……」

 突然始まってしまったマチルダの下着観賞会とキュルケの講義にルシファーは取り残されていた。

 放っておこう。

 ルシファーはそう決断すると、ローブを脱いでマチルダとティファニアを探しに部屋を出た。

 一応、今日村に来て引越しするとは伝えているので居間へと向かう。

「いらっしゃい。ルシファー」

「ずいぶん遅かったじゃないかい。ルシファー」

 マチルダとティファニアが並んで椅子に座ってお茶を飲んでいた。

「ああ。遅れてすまない」

 ルシファーは謝るとマチルダとティファニアの間に割り込むと腕で二人の体を抱き寄せ、久しぶりになる二人の匂いを思い切り嗅いだ。

「こ、こら!」

「ど、どうしたんですか?」

 顔を赤らめる二人を無視して匂いを嗅ぎ、耳や首筋を舐めるルシファー。

「んっ、こ、こらぁ……」

「あ、あぁぁ……」

 可愛らしい反応を見せる二人を押し倒そうとした瞬間。待ったをかけられら。

「ストップよダーリン。それ以上やったら引越しが明日になっちゃうわ」

「セックスは引越しした後」

 振り返るとキュルケとタバサが立っていた。

「きゃ!」

「あ、あんたら……」

 ティファニアが可愛らしい悲鳴をあげ、マチルダが顔を真っ赤にして呟いた。

 その後はとりあえず先に引越しを終わらせようという話しになり、村の子共達を集めて新居へと転移魔法を発動させた。

 そう。孤児院の子共達も結局全員引き取る事にしたのだった。











 ルシファー達は転移魔法で砂漠の新居へと移動した。

「ここが俺達の新居だ」

 空中に足場用に広げた絨毯の上で子共達は無邪気に『スゲーー!!』、『ひろぉ〜〜い!』とはしゃぎ、大人組みのキュルケやマチルダといった面々は言葉を失った。

「すごいところですねルシファー」

 ティファニアは始めてみた森以外の景色に子共達と一緒になってはしゃいでいた。

「じゃあ、家に行くか」

 そう言うとルシファーは絨毯を動かし、城へと向かった。

 城は大きく分けて四つに分かれていて、一番大きなルシファーと妻達が過ごす後宮に、ルシファーと妻との間に生まれる子共や孤児院の子共達が過ごす離宮。そして、執務室や謁見の間なの王としての執務を行う場所や、書斎や大食堂、大浴場などがある。

 ルシファーは荷物を部屋に置かせた。孤児院の子共達も男女にきちんと分け、初めての個室を貰い喜んでいた。ゴーレムに収穫させた食材を調理し、大食堂で皆で食事した。その後は、男女に別れて大浴場で汗を流した。

 その後、子共達を寝かした終えたルシファーとティファニアは後宮に設置した一番大きく、キングサイズのベッドを二つほど繋げた大きなベッドが置かれたルシファーの部屋に行った。

 ルシファーの部屋には、ティファニアを加え現在の存在する妻達が全員集っていた。

「お帰りなさい。ダーリン、ティファ」

 キュルケが笑顔でルシファーに抱きついた。

 キュルケとタバサは大浴場でマチルダを間に挟みティファニアと会話し、すっかりと打ち解けていてエルフやハーフエルフなどといった差別意識や恐れる感情を抱かず、ルシファーの妻の一人として仲良くなっていた。すぐに仲良く慣れたのはもともと差別意識などが薄いキュルケと仲間や友達に優しいタバサだったのも関係あっただろう。

「じゃあ、始めましょうか」

 キュルケがルシファーとティファニアの手を引いてベッドへと連れて行く。

「なにを始めるんですか?」

 ティファニアがキュルケに聞くが、キュルケは妖艶に微笑むだけでベッドに向かって進むだけだ。

 ルシファーはキュルケの意図を読んで、あえて発言せずにベッドへと向かう。

 ベッドにはシーツで身を包んだマチルダとタバサが待っていた。

「きゃっ! キュルケさん!?」

 後からティファニアの巨大な胸を鷲掴んでベッドへ押し倒したキュルケに向かってティファニアが悲鳴を上げた。

 仰向けに押し倒されたティファニアの前にマチルダが座り、ティファニアの頭を膝に抱くと、頬に優しく手を添えた。

「ティファ。わたしたちはルシファーのみんな妻なんだ。だから、種族なんて関係ないし遠慮もしちゃいけないんだよ」

「ま、マチルダ姉さん?」

 ティファニアがマチルダの顔を見上げる。

「ふふふっ、そうよ。あたしたちはみんなダーリンの奥さんなんだから仲良くしないとね。ハーフエルフなんか関係ないわ」

「うん。わたしたちは同じ妻」

 キュルケが左から、タバサが右からティファニアに優しく囁いた。

「あ、ありがとうございます……、キュルケさん、シャルロットさん」

 ティファニアが目に涙を浮かべながら二人にお礼を言った。

「そうだぞ、ティファ。俺達は家族だ。種族なんか関係ない。俺の愛する家族なんだ」

「ルシファー……」

 ルシファーがティファニアの股の間に座って呟く。

 そこでキュルケがポンっ! と手を叩く。

「じゃあ、さっそく始めましょうか!」

「そうだね」

「うん」

「始めるか」

「なにを始めるんですか?」

 キュルケの言葉に、マチルダ、タバサ、ルシファーの順で頷き、ティファニアは首を傾げた。

「そりゃあ、もちろんセックスよ!」

 キュルケが大声でそういうと、ティファニアの頬が赤く染まる。

「やっぱり、夫婦のコミュニケーションは基本性行為でしょ」

「そ、そうなんですか?」

 ティファニアは頭に? を浮かべていたが、他の三人は大きく頷いていた。











「やっ、だ、ダメです……、んん、恥ずかしい、です。ううんっ、あぁぁ……」

 ティファニアの服を脱がせた四人はティファニアの体に愛撫を施していた。

 マチルダは膝に乗せたティファニアにキスをしたり胸を揉んだりしながら、ティファニアに自分の乳首を吸うようにお願いした。

 キュルケはティファニアの長い耳にフェラチオするみたいに咥えたり、耳の穴に舌を差し込んだり、手でティファニアの爆乳を熱心に揉んだりして、ティファニアの左手を自分の股間に挟んで弄らせた。

 タバサは赤ん坊のように両手でティファニアの爆乳を持つと赤ん坊のように吸い。キュルケの指示でティファニアの手を股に挟み弄らせた。

 ルシファーはと言うと、股の間に顔を差し込み両腕で太ももを抱えると、顔をティファニアの薄いピンクのオマンコやアナルに口をにつけ、舌を激しく動かした。

「ふふふ、やっぱりエルフって言ってもあたし達と何も変わらないわね」

 キュルケは悶えているティファニアを見つめながら呟く。

「あ、あ、ああ〜〜〜!! ダメッ! これ以上はっ……! これ以上はダメぇええええ〜〜〜!!」

 ぷしゅ、ぷしゅしゅしゅと白い潮を吹かせるティファニア。顔にかけられる潮に興奮したルシファーはオマンコから水鉄砲のように吐き出される潮を啜った。

「気持ちよさそうねティファ」

「あらあら、潮を吹くほど気持ちよかったの?」

 マチルダがニコニコしながらティファニアの頭を撫で、キュルケは嬉しそうに耳元で囁いた。

 ティファニアが真っ赤になりながら悶える姿に、全員の興奮が高まり、ルシファーはペニスをティファニアのオマンコに擦り付け始めた。

 愛液と潮をペニスにコーティングするとゆっくりと腰を進め、ティファニアのオマンコにゆっくり時間をかけて挿入した。

 正面から繋がりピストンを開始した。

 ぐちゅぐちゅと厭らしい音を響かせる。

 ピストンはどんどん激しくなり、それに呼応するようにマチルダたちは激しくティファニアの体に愛撫を施す。

「いっ、イクぅぅ! イクっ! イキます! ああああぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!」

 びくりと体を跳ねさせるティファニア。ふにふにと柔らかい膣が精液を求めるように蠢き、ルシファーは精液を吐き出させた。

「あ、熱いですぅぅぅ…………」

 ティファニアは子宮に感じる精液の熱に頭を白くさせ、気絶した。

「あらら、やりすぎちゃったわね」

 キュルケが気絶して筋肉が緩んだティファニアの股から漏れる黄金の液体を眺めながら妖艶に呟いた。

「さてと、ティファと仲良くなった事だし、今度はお姉さんね」

「なっ!?」

 ここでお姉さんと言うのは一人しかいない。マチルダは驚いて声を上げた。

「あたしとお姉さんはずいぶん前から知り合ってるけど、シャルロットとは接点は少なかったんだし、深く知り合うって事で、ねっ」

 キュルケはパチンとウインクするとマチルダの胸を揉み始めた。

「こ、こらっ……!」

 マチルダはそう言うものの、キュルケに自由に胸を揉ませた。

「さあ、シャルロット。あなたも参加しなさい」

 キュルケが優しくタバサに囁き。タバサは嬉しそうに胸に顔を近づけ、ペロペロと舐め始めた。

「シャルロットはほんとにおっぱいが好きだな」

 タバサは根が寂しがり屋でまだ未成熟の子共という事もあり、胸を揉んだり吸ったりするのが大好きで、マチルダの姉御肌と母性に母親を感じて、喜んでマチルダの胸を吸った。

 タバサがマチルダの胸を揉み始め、マチルダもタバサの体を弄り、愛撫を開始するとキュルケは手を離して、ルシファーの元へとやって来た。

「後でご褒美頂戴ね。ダーリン」

「ああ。たっぷり奉仕するよ」

 ルシファーの言葉にキュルケは微笑むと、精液や愛液を舌を使って舐め取り、掃除した。

 ルシファーがキュルケからお掃除フェラを受けている間にマチルダとタバサは燃え上がり、マチルダはタバサを組み伏せて覆いかぶさり唇を交わし、唾液を交換し合いながら、手でお互いのオマンコを弄りあっていた。

「ふふふっ、完全に打ち解けたみたいね」

「そうだな」

 ルシファーとキュルケは嬉しそうに頷き合うと、キュルケはルシファーの背中に裸で抱きついた。巨乳がルシファーの背中に押し付けられ、胸を平たく潰す。

 ルシファーはそのまま四つんばいのマチルダに後から覆いかぶさり、ペニスを挿入した。

「あああああぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!!」

 マチルダが嬉しそうに吼える。

 髪を振り久しぶりの挿入に酔い快楽を貪る。

「お姉さん。嬉しそうねぇ〜〜〜」

 キュルケは呟くと指に唾液を纏わせ、ルシファーの尻穴を弄り前立腺を刺激した。

「すごいでしょ、ダーリンがあたしにしてくれた通り、あたしもダーリンの穴を開発してあげる」

 ルシファーは後からマチルダを貫き、マチルダはタバサの唇を舌で蹂躙し、タバサはマチルダの胸を揉みながらクリトリスを摘む。キュルケはルシファーの尻穴を指で弄りながら耳を齧る。

 その淫らな円に、最初にリタイヤしたはずのティファニアが目を覚まして参加する。

「キュルケさん、わたしもあなたを気持ちよくさせますっ」

「へっ? ティファ?」

 キュルケが振り返ると同時にティファニアはキュルケのオマンコに顔を埋め、オマンコから尻の割れ目に沿って優しく舐め始めた。

「ん、んん〜〜……、上手いわティファ」

 キュルケが褒めるとティファニアの舌は激しさを増し、顔をオマンコにぐいぐい押し付けた。

 やがて、マチルダに限界がくるとルシファーは射精した。マチルダが唸り声を上げながら倒れると、ルシファーはそのままタバサを犯し、タバサを犯し終えると今度はキュルケを貫いた。

 ティファニアはキュルケをルシファーが犯している間。マチルダとタバサのオマンコから漏れ出した白濁した精液を舐め取った。

 そして、キュルケを犯し終えたルシファーはティファニアを貫き、再び同じ順番で犯し三順ほどしてルシファー以外の女が力尽きた頃。ルシファーは仲を積極的に取り持ったキュルケにご褒美と称して、優しく、癒すように挿入し体中を愛した。

 キュルケが完全に気絶するとルシファーは四人と固まってベッドに寝転がり眠りについた。

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