小説『ゼロの使い魔 世界を渡る転生者【R−18】』
作者:上平 英(小説家になろう)

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『第31話 救出といろいろと問題と 後半 』





 フォン・ツェルプストー家にやってきて数日が経った頃の早朝。ルイズがアンリエッタ女王に無断で国境を越えたことに対しての謝罪文と無事にタバサを救い出した報告が書かれた手紙の返事がフォン・ツェルプストー家に送られてきた。

 手紙の内容は簡潔で『ラ・ヴァリエール家で待つ。アンリエッタ』と書かれていた。

 ルイズたちは手紙に従い、ツェルプストー家から馬車を借りてラ・ヴァリエールに向かう事にした。

 ルシファーたち、キュルケ、タバサも同行しようとしたが、先に決めておかないといけない事があった事と馬車で二日かかる距離なら、一日ぐらい後から追ってもラ・ヴァリエールにつくまでには十分追いつけるので、三人は屋敷に残った。

 ルシファーたちは、今後タバサの母親をどうするのかを、母親本人と老僕のペルスランを合わせた五人で話し合っていた。

 ルシファーはタバサの母親を砂漠の新居(命名:新魔国)に連れて行くことにした。タバサの母親もフォン・ツェルプストーにも迷惑をかけたくないし、ガリアからの追っ手が怖かったのだ。再び人質に取られて自分の娘が危険な目にあうのは耐えられない。なので、ルシファーは新魔国への移住を提案し、タバサの母親も快く了承した。ちなみにペルスランだったが、フォン・ツェルプストー家の古株メイドと恋仲になっていて、老後は古株メイドの故郷で暮らすそうなので、新魔国へ移住しなかった。

 ルシファーたちと共に匿ってもらったお礼を当主に告げ、夜には移動する手はずだったが、なぜか現在、ルシファーはキュルケ、タバサ、イルククゥ、タバサの母親、キュルケの母親とともにフォン・ツェルプストー家の一角にある客間で乱交していた……。

 事の始まりは、ツェルプストー家が夕食でタバサの母親を送り出すささやかのお別れ会が終わってすぐ、キュルケの父親のフォン・ツェルプストー辺境伯が仕事で屋敷から出て行った後だ。夕食が終わり、ルシファーと分かれて屋敷の風呂場での事、キュルケの母親がルシファーの夜の生活はどうかと下世話な話を始めたのがきっかけで、キュルケがその話に乗ってしまったことが原因だ。

 酒が入っていたキュルケはルシファーの事を大絶賛、テックニックや大きさや量などを褒めちぎり、その言葉にキュルケの母親の触手が反応。以前から目をつけていたルシファーを楽しもうと策をめぐらせる。キュルケの母親は酒に酔って判断能力の低下したキュルケを言いくるめ、『婿がどの程度か自分で試す』という大儀を背負いセックスする事を取り付け、さらにそこで同じく酒の入ったタバサが自分もルシファーの妻である事をばらしてしまい、オルレアン公夫人、タバサの母親が驚く。その後、キュルケの母親が貴族気質で初心なタバサの母親に悪魔の囁き、『自分の娘の婚約者を試さないでいいの? ていうか、あなたって未亡人なんだからルシファーとやっても問題ないでしょ? それに彼愛人は作らないって言ってるからあなたも妻になれるかも……、性欲も満たしてくれるかもよ?』などという囁きに、妙な使命感に目覚めてしまいセックスする事になった。キュルケとタバサも母親には負けられないとセックスに参加、ついでにイルククゥまで何故か飛び入り参加してきて、六人で乱交する事になってしまった。

 で、現在。フォン・ツェルプストー辺境伯夫人と旧オルレアン公夫人とイルククゥが裸で迫ってきている。キュルケとタバサは始めは様子を見るらしく裸で待機していた。

 キュルケの母親は、キュルケを落ち着かせて胸や腰、尻などを成長させたような姿で、現在は野獣のような視線でルシファーの体を狙い涎を垂らしていた。さらに濡れやすい体質のようですでにポタポタとシーツに愛液を垂らし、今にも飛び掛らんとしていた。

「フォン・ツェルプストー辺境伯夫人……」

 ルシファーが迫ってくるキュルケの母親に呟く。

「今は、夫人ではなくてただの『女』、フレイヤと呼んで……」

 キュルケの母親、フレイヤがルシファーの胸に手を置いてしだれかかる。キュルケの爛々とした開放的な周りを虜にするような雰囲気とは違い、人妻で、義理の母親との背徳感と相まって猛毒のような、一度喰らいつけば犯しつくしてしまいそうになる魔性の魅力だ。

「わ、わたくしの事は、エルフィアとお呼びください……」

 負けじとタバサの母親が迫ってきた。旧オルレアン公夫人でタバサ母親、エルフィアはタバサの身長と髪を伸ばし、少し胸を大きくしたような体つきで、雰囲気が初心ぽっく可愛いお姉さん系。肉つきは薄めだが、しっかり女の体つきで下の毛もきちんと生えそろっていた。

 エルフィアは恥ずかしいのかフレイヤとは違い体を少しくっつけるだけだが、弱弱しい小動物のような雰囲気に引き込まれる。

「きゅいきゅい〜〜! お兄さまと卵作るのね〜」

 フレイヤとエルフィアに抱き疲れている状態で、さらに長い青い髪にバランスの取れたスタイルに、健康的な小麦色の肌で無邪気な笑顔を浮かべてイルククゥがペニスに頬ずりしてきた。

「まずは、定番よね〜。んむっ、うむっ……んんぅぅ……」

 フレイヤが両手でルシファーの顔を固定するとぐいぐいと唇を押し付けてきた。

 口内を蹂躙する情熱的なフレイヤのキス。舌を絡み合わせ唾液を流し込み、唾液を流し込んでくる。

 ルシファーもしだいにノッてきた。フレイヤから刺し込まれた舌を吸うと、フレイヤに反撃を開始する。舌を差込み返し、歯茎から歯茎、舌から喉奥へと丹念に丁寧に、なによりも情熱的にフレイヤを貪り、フレイヤも負けじと舌を絡め、唾液を交換し続けた。

「………………」

「すごいのねぇ……」

 貪りあうように濃厚なキスにエルフィアは呆然とその様子を見つめ、イルククゥは無邪気な笑顔のまま眺めていた。

「ふぬむぅ、……んくっ……、あはぁ……」

 ルシファーとフレイヤはゆっくりと唇を離す。蝋燭の暖かな光が二人の唇から架かる橋を卑しく照らす。

「はぁ……、はぁ……、さすが婿殿。なかなかすごいわね……」

「気持ちよかったぞフレイヤ」

 フレイヤはルシファーの言葉に満足げな笑みを浮かべて後ろに下がった。そして今度はあなたの番と言わんばかりにエルフィアに目配せする。エルフィアは覚悟を決めてルシファーと唇を合わせた。

「ん、…………ぅぅんっ!? ……うむっ! ……お、お待ちに……、んんぅぅ〜〜!」

 エルフィアのキスはただ唇を合わせるだけのキスで、フレイヤとの濃厚なキスで完全に欲情しているルシファーはそれだけじゃ満足できない。ルシファーは左手で腰を右手を頭を掴むとエルフィアの唇を強引に舌で割り口内を犯した。

 エルフィアは口内を這い回る舌と、夫以外の男性とキスしているという背徳感や初めて経験する情熱的で精錬された舌技に体が火照り始めた。

「ふふふっ! すっかり興奮しちゃったようね」

 ふにぃっ、ルシファーはペニスを包む柔らかくて温かいモノを感じた。視線を向けてみるとフレイヤが褐色肌でキュルケよりひとまわりほど大きな胸でペニスを挟み込み、涎を潤滑油代わりにしてパイズリを始めていた。

「ほんとに大きいわねぇ〜、あたしの胸から顔を出すほど大きいなんて……、興奮するじゃないの……!」

 フレイヤは胸の先から生えた亀頭をその厚い唇で咥えたり、舌先でちろちろと弄んだりと、すでに興奮が最高潮でペニスを愛おしそうに愛撫を続ける。

「ふぁぁぁぁ、あ、あ、ああ………」

 口内を舌で舐られていたエルフィアは体を震わせて軽く絶頂した。ルシファーが拘束から解放すると、ルシファーの体にもたれかかるように倒れ、口の端から涎を溢していた。

「きゅいきゅい〜!! じゃあ、今度はわたしのばんなのねっ! お兄さま〜〜!!」

 イルククゥは無邪気な顔のまま唇を合わせ、何も考えずにルシファーの口内に舌を入れた。しかし、舌を入れた瞬間。イルククゥに生まれて初めての感情や感覚に襲われた。

「きゅ……、きゅきゅ〜〜……、おに、い…・・・さまぁ……」

 ルシファーはイルククゥが舌を差し込んでだ瞬間。一瞬だけ『子共』から『雌』の顔になったのを見逃さなかった。ルシファーはイルククゥの舌が逃げないように、離さないように激しいキスで攻め立て、さらに胸や尻を大胆にこねるように手で揉んで強制的に『子共』から眠っていた『雌』を呼び起こさせる。

「んぁ、ふふっ、んちゅ、……あはぁぁ、美味しっ、美味しいわぁ……」

 ルシファーとイルククゥが唇を交わしている時、フレイヤはルシファーのペニスにパイズリを続けながら、右手で白い愛液を吐き出す真っ赤で花びらが厭らしく蠢くオマンコに指を差し込んで弄り、妖艶に楽しげにルシファーのカウパーを舐め啜っていた。

 フレイヤはルシファーとのセックスに夢中になっていた。娘から聞いていた以上に、太く、長く、傘の開いた雁首で、カウパーも濃厚で玉袋もぷりぷりしていて量も多そうで、キスやペニスの使い込まれ方からセックスのテクニックも自分以上。フレイヤは普段自分がリードしているためにセックスや技術に自信を持っていたが、自分が小娘に思えるほどにルシファーの舌技は精錬されていたのだ。

 フレイヤはもう我慢できなかった。長年の経験から目の前にあるのが理想的で凶悪なペニスだという事が分かる。さらにそのペニスを持っているのが自分よりもテクニックが上なのだ。早く試したい。自分を燃え上がらせて欲しいと、フレイヤは立ち上がり、ペニスに手を添えた。

「もう、我慢できないわっ!!」

 ずっ、ずぶぶぶぶっ!! くぱぁと口を開いたオマンコの膣口を大きく広げながらゆっくりとペニスを収めていく。フレイヤの膣道にペニスが奥へ奥へと進み子宮を突き上げる。

「あ、あ、ぁんっ! なによ、これ!? 挿入しただけで、イッちゃうぅぅうう!!?」

 フレイヤは先ほどまで自分でオマンコを弄っていた事と、これまでに経験した事のない太さと子宮に突き刺さらんばかりの長さに絶頂してしまった。

 ぴくっぴくっ、と体を痙攣させて後に倒れそうになる。上体を後ろに反らした事でペニスが膣道の上側を押し上げ、その快楽に再び絶頂する。

「ああっ!? ちょ、ちょっと! ま、まってぇぇええええ!!」

 ルシファーはイルククゥと唇を離すと、上体を起こしてフレイヤを押し倒し、正常位でピストンを始めた。フレイヤは絶頂し、敏感になっている膣口を捲り返すように引っ掛ける雁首や子宮を持ち上げられているような錯覚に陥るほど激しいピストンに体を震わせながら絶頂し続けていた。

「すごく、いいぞフレイヤ!! 絡みつき具合も愛液の多さも、厭らしさも最高だ!」

「ああんっ! あ、あなたもすごいわぁ!! あたしをここまでするんですものぉおおお!!」

 フレイヤは絶頂を感じつつもルシファーの首に手を回し、自分に引き寄せる。足でがっちりルシファーの腰を引き寄せ体を揺らす。

「さ、さすが、お母さまね……」

「す、すごい……」

「…………」

「きゅいぃ〜……」

 獣のように体を密着させ腰を振り合うルシファーとフレイヤに、キュルケとタバサは人妻のエロさ、女ざかりで男の精を悦びながら貪る『女』の本性のようなものに頬を染め、セックスの経験が少く、野生のような激しいセックスの経験のないエルフィアは、顔を両手で覆いながらも指の隙間からルシファーたちを食い入るように見つめていた。イルククゥも始めて見ただろう交尾の生々しさに顔を真っ赤にしていた。

「射精するぞフレイヤ!! たっぷりと注いでやるからな!」

「だ、駄目よ!! 膣にだしたら……!!」

 ルシファーが叫ぶと、フレイヤも叫ぶ、だが、フレイヤは言葉で拒絶していようとも体は正直なもので、本能が快楽と中出しを望み、頭でいけないことだと分かっていても、膣に挿入されたペニスの膨張に、フレイヤは絡めた足を力いっぱいに引き寄せ、子宮にペニスを押し付け、一滴も精液を溢さぬ様に、子宮に射精させるためにと、ルシファーの体を全身を使って抱きしめた。

「あぁぁっ!? す、すごい! 熱っ! まるで、沸騰しているみたいに、熱いいっ!! いや、いやぁ……、溢れるぅぅぅううううっ!!」

 フレイヤはルシファーを抱きしめながら子宮に|射精()される精液の熱を、感じた。嬉しそうに愛おしそうに子宮を満たす精液に、満たされたように気持ちのいい体の虚脱感に嬉しそうに快感を楽しんだ。

 ずぽぽぽっ! 射精を終えたルシファーがペニスを引き抜く。フレイヤの子宮に収まりきらなかった分の精液がとくとくと流れ落ちる。

「すごく気持ちよかったぞフレイヤ」

 ルシファーはフレイヤと軽く唇を交わすと、次の獲物へと狙い変えた。

「ひっ……!」

 ルシファーが視線をエルフィアに向ける。視線を向けられたエルフィアは小さな悲鳴を上げ、体を強張らせた。

「エルフィア……」

 ルシファーはエルフィアを優しく抱きしめる。そして優しく呼びかける。

「エルフィア。全て俺に任せるんだ。そう……、すべてを俺に任せるんだ……」

 囁くように呼びかけながら、背中や胸に手を這わせ、首筋などを優しくなめる。

「ふぁぁあああ……、ルシファー…さまぁ……」

 しだいにエルフィアの体から硬直が解けてゆく、ルシファーにされるがままにベッドに押し倒される。

「すごく綺麗だ……、う、ん……、ここの味もすごく美味しいぞ」

「いやぁ……、そこはぁ……そこを舐めるのはダメ……ダメですぅぅ……」

 ルシファーはエルフィアのオマンコに口をつけて丹念に恥垢を舌で舐め取る。どうやらエルフィアはあまり洗っていないらしくチーズのように白く固まった恥垢が溜まっていた。ルシファーはその恥垢を舐め取る。口に独特の苦味と鼻をつくような『雌』の香りにペニスを猛らせながら舐める。

 エルフィアはそんなルシファーの戸惑っていた。エルフィアは根っからの貴族でセックスなど子共を作るだけの行為と思っていたので、オマンコを、穢れた場所を舐めるなんて信じられなかったのだ。しかも、舐められていることに快楽を感じている事に戸惑い、体を震わせた。

「ああぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!」

 エルフィアはやがて絶頂を迎え、叫ぶ。肺の中の空気を全て出すように大声を上げ、股を大きく開いて絶頂し、膣口よりも小さな尿道から黄金の液体をルシファーの顔に向かって水鉄砲のようにかけた。

 男におしっこをかける。マナーや礼儀作法を教え込まれ、女らしく慎ましい女のエルフィアは顔を覆った。

「ははは、エルフィアはシャルロットと同じように漏らし癖があるみたいだな」

 ルシファーが覆いかぶさり、顔を舐めてくる。

 エルフィアは羞恥を快楽として感じ始めていた。

「い、いやぁああ……」

 エルフィアは自分が快楽に酔っているという事実に戸惑い涙を流すが、ルシファーにはそんなことは関係ない。むしろ顔を真っ赤にして快楽に戸惑う未亡人に早く猛ったペニスを挿入したかった。

「いくぞエルフィア……」

「…………はぃ……」

 ルシファーの囁きに自然と返事をしてしまったエルフィア。エルフィアは流れるままにルシファーを抱きしめた。

 ルシファーは腰を動かして膣口にペニスを添えると腰を進める。

「い、いやっ!? なんですか、コレはぁ……!? おおきっ……いやぁぁぁああ……!!」

 エルフィアは夫以外のペニスを受け入れるのが初めてで、さらにルシファーの大きさと長さに驚いた。

 お、大きすぎるぅ! さ、裂けるぅぅ……!

 ルシファーはエルフィアの処女のような締りから、疑問が確信に変わった。ルシファーは始めは人妻だったんだし、それなりの経験はしていたと思っていたのだが、膣口の手入れ不足や膣の締り、快楽への耐性のなさから、ほとんど夫とはセックスしていなかったんだと結論付け、そのことに喜んでしまう。

 これからの開発が楽しみだ。

 ルシファーはエルフィアになんども腰を打ちつけ、口内や、乳首、脇や、首筋、耳たぶや、クリトリス、はたまたアナルにまで性感を攻め続け、なんどもなんども絶頂させる。快楽に泣き叫び、限界だと叫んでも快感を送り続け、自分から狂ったように腰を振るい精液で全身を染め上げさせるまでルシファーは犯した。

 ルシファーは快楽で気絶したエルフィアを労うとベッドの隅で震えているイルククゥに狙いを定めた。

「きゅ、きゅるるるぅぅ……」

 すっかり怯えてしまったイルククゥだったが、雰囲気に反応したのかオマンコはきちんと濡れていた。欲情中のルシファーはイルククゥを四つんばいにして後から覆いかぶさり、背中を舐めた。

「きゅる! きゅるる〜〜〜!」

 くすぐったそうに体を震わせたイルククゥのオマンコにペニスをそえると腰を進め挿入した。

「きゅ! きゅきゅうぅぅぅううううう!!!!」

 イルククゥには処女膜は存在していないようで、挿入してからすぐに快楽を感じ始めていた。

「気持ちいいのねぇぇ〜、お兄さま! お兄さま! もっと、もっと欲しいのね!」

 イルククゥは獣らしくルシファーを求めた。嬉しそうに腰を動かし、本能に忠実に従い、快楽を貪った。交尾という行為自体を好きになっていた。

「ああ! いいぞ! たっぷりしてやる!! さあ、イルククゥ、腰を動かせ!」

 ルシファーもパンパンと腰を打ちつけイルククゥの膣を犯し、中出しを、一回、二回と行い、さらに繋がったまま腰を振るい、犯す。なんどもとない中出しで子宮が膨らみ、ぴっちりと膣道を塞いでいるペニスの間から精液がぽたぽたとベッドに漏れ落ちた。

「もう、あたしたちも我慢できないわ」

「うん。参加する」

 イルククゥを犯していると、後から様子みしていたキュルケとタバサがルシファーに抱きつきセックスに参加した。ルシファーはイルククゥにたっぷりと精液を放った後、すぐにキュルケ、タバサに挿入する。

 ルシファーがキュルケとタバサを犯していると、気絶していたフレイヤとエルフィアが『母親』のプライドだろうか、張り合ってきて、娘より厭らしく、娘より激しく、娘より上手いところを見せようと室内に淫らで厭らしい空間に染まる。

 やがて室内は外界とは隔離され、恥じも外聞もなくなり、ただただ男と女が体を貪り合い、終いには男が女を一方的に犯し続ける異様で異質な空間が出来上がっていた。

「まったく……! 少し見ない間に厭らしい娘になったものね!」

 フレイヤがキュルケの膣に指を差し込みながら呟く。

「お母さまも、年くっているわりには激しいじゃないの!」

 キュルケがフレイヤの乳首を摘みながら呟く。

「シャルロットっ! ま、まちなさい! 今そこは……、ダメぇええ……!」

 エルフィアがタバサに赤ん坊のように乳を吸われながら体を反らせる。

「お母さま……、美味しい……」

 タバサは乳を吸いながら、股を開く。

「お姉さま! お姉さま! 気持ちいいのね!」

 股を開いたタバサに完全発情したイルククゥが頭をつっこみ舐める。

「はっはっはっは! いいぞ! 全員動けなくなるまで犯しつくしてやる!!」

 ルシファーがイルククゥの尻を両手で固定し、無理やりアナルにペニスを差込み犯した。











 翌朝……、太陽が昇ってきて部屋を照らすと、部屋には赤色と青色の髪色をした五人の女がベッドの傍で倒れていた。全員頭から足まで白濁液に染め上げられ、女達の顔は満足げに笑みを浮かべ、寝息を立てて眠っていた。

 そんな中、ベッドの上で呆然と昇る朝日を日つめる男が頭を抱えていた。

「はぁ……、どうしよう……もう、朝だよ……。引越しするはずだったのに……」

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