小説『ゼロの使い魔 世界を渡る転生者【R−18】』
作者:上平 英(小説家になろう)

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『第5話 原作介入開始! 土くれフーケ・マチルダに寵愛を』


 ロングビルの案内で、屋根ナシの荷車のような馬車を使い。土くれフーケの居所に向かう。

 キュルケが道中。馬車の御者を務め、黙々と手綱を握る彼女に話しかけた。

「ミス・ロングビル……、手綱なんて付き人にやらせればいいじゃないですか」

 ロングビルは、にっこりと笑て言う。

「いいのです。わたくしは、貴族の名をなくした者ですから」

 キュルケはきょとんとした。

「だって、貴女はオールド・オスマンの秘書なのでしょ?」

「ええ、でも、オスマン氏は貴族や平民だということに、あまり拘わらないお方です」

「差しつかえなかったら、事情をお聞かせ願いたいわ」

 ロングビルは優しい微笑みを浮かべた。それは言いたくないのであろう。

「いいじゃないの。教えてくださいな」

 キュルケは興味津々といった顔で、御者台に座ったロングビルににじり寄るが、俺がそれを止める。

「まぁ、待てキュルケ。女の秘密を簡単に教えてもらって、面白みがないだろう?」

 ロングビルの方に寄っていたキュルケを引き寄せ、隣に座らせると、キュルケの興味はすでにロングビルから失われ、ルシファーに猫の様に擦り寄った。

「もう、ダーリンったら」

「なんなの? なんなのよこいつらは〜」

 ルイズが馬車の荷台でイチャツク2人に額に青筋を浮かべながら、忌々しげに睨みつけ、才人が羨ましそう見る。

 そして、タバサはというと、俺の力を警戒し、本の間からチラチラと覗き見る。ていうか、キュルケが私の親友だと紹介したときから警戒された。

「ねぇ、ダーリン。土くれフーケって何者かしら?」

 キュルケが腕に抱きつきながら、顔を見上げてきた。

「ん。土くれの正体か?」

「そうよ。そうそう、土使いの、それもトライアングルクラスのメイジなのよ。どこの誰だか知りたいじゃない」

 キュルケがキラキラした目で尋ねてくる。

「う〜ん。俺としては誰であろうが殺すから関係ないんだけどな〜」

 俺は、そう答えながら、ロングビルの背中を見る。すると、ロングビルは手綱を操りながら、力量を探るように話しかけてくる。

「ミス・ツェルプストーの使い魔は、お強いのですね」

 その問いに、ロングビルの背中越しに、品定めをするかのように、じっくりと体を見ながら、そっけなく答える。

「まぁ、強いからな」

 マント越しだったために、大よその予測しか立てられないが、中々の楽しめそうだ。特に、そう、尻の形が安産型で具合もよさそうだ。

 ロングビルは、ルシファーの舐めまわす様な視線を背に感じながら、馬車を進めてゆく。

 その視線を送っているとキュルケが「もう! 隣にこんないい女がいるんだから目移りしないでよ」が怒った。

「くくく、まぁ、そんなに怒るな。その顔も可愛いが、俺は笑顔のほうが好きだぞ」

 軽口を叩きながら、キスを落とすと、ルイズが呪詛でも唱えるように「なんなのよ、なんなのよ、なんなのよ、なんなのよ、なんなのよ…………」と言いながら、鋭い目つきで睨みつけていた。









 馬車は深い森に入っていった。鬱蒼とした森が続き、昼間だというのに薄暗く、気味が悪い。

 いや、まあ、俺にとっては丁度いい暗さなんだがな。

「ここから先は、徒歩で行きましょう」

 ロングビルがそう言って、全員が馬車から降りる。

 森をと乙道から、小道が続いている。

「なんか、暗くて怖いわ……、いやだ……」

 キュルケが腰に抱きついてきたので、キュルケの肩に手を回し、引き寄せる。

「俺がついてるんだ。お前が傷つくことはありえないだろ」

「ダーリン……」

 キュルケは、ただ甘えようと冗談で言っただけだったが、ルシファーが突然肩を抱き、断言する姿に、頭から湯気でも立つんじゃないかと言わんばかりに、頬を赤らめ黙る。

「ほら! あんたら! ちゃんとついてきなさいよ! おいていくわよ!」

 先を歩いていたルイズが振り返り、大声を上げて怒鳴った。

「おい、ルシファー。イチャイチャするのは、いいけど場所を考えろよ」

 とうとう才人まで、注意してきた。いや、「周りを警戒しろよ」と言う意味ではなくて、どちらかと言うと待遇の違いに羨ましがって言ったようだ。泣いてるし。

 まぁ、ご主人様がルイズじゃ、仕方ないよな。俺は人間として……というか恋人みたいな関係なのに対して、才人は犬扱いだからな。







 一行は開けた場所に出た。森の中の空き地といった風情である。およそ、魔法学院の中庭ぐらいの広さだ。真ん中に、確かに廃屋があった。元は木こり小屋だったのだろうか。朽ち果てた炭焼き用らしき窯と、壁板が外れた物置が隅に並んでいる。

 6人は小屋の中から見えないように、森の茂みに身を隠したまま廃屋を見つめた。

「わたくしの聞いた情報だと、あの中にいるという話です」

 ロングビルが廃屋を指差して言った。

 人が住んでいる気配はまったくない。

 フーケはあの中にいるのだろうか? と誰しもが思った。

 6人で……というか、実質5人で相談をし始め、奇襲をすることに決めた。

 それから、作戦を立て初手は才人が偵察兼囮として、小屋の中を覗く。

 覗いた小屋に何もないことを知ると才人は、皆を集めた。とりあえず、才人とタバサ、そしてキュルケが部屋の中を調べ、ルイズは外で見張りを、ロングビルはあたりの偵察に行った。

 俺はと言うと、ロングビルの偵察に行きますと言う言葉を、待ってましたと言わんばかりに「俺も偵察に行こう」と言い。顔をしかめるロングビルの後に続いて森の中に入る。







 森の中に入り、小屋からこちらの様子が完全に見えなくなった頃。ロングビルが後ろを歩くルシファーに話しかけた。

「あの? あなたは、ミス・ツェルプストーの使い魔なのに、一緒にいなくてもいいんですか?」

「ああ、大丈夫だ。キュルケの様子は目を瞑っていても分かるからな」

 自信たっぷりに言う俺にロングビルは振り返って、こちらに近づいてきた。

「あの小屋は、土くれフーケの居所なんですよ!?」

 ロングビルは怒鳴る。

 中々の女優ぶりだ。大方俺に小屋に戻って欲しいんだろうな。

「いや、あそこにフーケはいないよ」

「どうして言い切れるんですか!」

「そりゃあ……目の前にいるから?」

「っ!!?」

 ロングビルは、言葉を失う。何故ばれたんだと言う顔で身構え睨みつけてきた。

「何故……わかったんですか?」

 ロングビルが尋ねる。

 原作見ました! とも言えないので探偵のように、ネタバラシ。

「宝物庫の中から物が盗まれた事を知ったのは今朝だぞ? お前が言った証言。村人たちに聞き込み調査する時間や、馬車で往復8時間もかかる道など、どう考えても矛盾ばかりだろう? それにその反応。お前がフーケだとばらしているようなもんだ」

「くっ!!」

 ロングビルは、今までの雰囲気を完全に消し、杖を懐から出そうとするが、ルシファーに一瞬で手をはじき杖を地面に落とさせると、そのまま後ろにあった大木にロングビルの体を張りつける。

「うう……あたしを城に連れ出す気かい?」

 ロングビルは、憎憎しげに睨み付けてきた。

「いや? つきだす気なんかねえよ?」

「はあ?」

 意外そうにこちらを見つめる。

「うん。やはりいい女だな」

「なっ!?」

 その言葉に驚いたのか、間抜けな表情で驚きの声をあげる。

 そして、ロングビルが呆けている最中に、結界魔法で周りを囲む。

「なにをしたんだい!」

「まぁ、落ち着け。ただ結界で囲んだだけだ」

「結界だと?」

 それは、これからロングビル……いや、マチルダ・オブ・サワスゴーダに身に起こる事の序章に過ぎない。

「ここでは、時の流れが速くなっていてな。ここでの一日は外での一分に変わるんだぜ」

「なっ! そんな魔法が……」

「ああ。俺は、この世界の人間……というか、そもそも人ではないしな」

 くくく、と笑いながらマチルダが驚愕に歪む顔を見つめる。

「まあ、そう怯えるな。俺はお前に危害を加える気はまったくないぞ?」

「な、なにをする気だい!」

 とりあえず、マチルダの拘束解く。

「落ち着けって」

「もう、なんなんだいあんたは?」

「まあ、座れよ」

 そう言って、【王の財宝】を発動させ、虚空から豪華な椅子を2つ出し、向かい合わせで座る。

「あんたこれを一体どこから……?」

「それは、後で話す。とりあえず、お前が怪盗をしているワケを話してくれないか?」

 マチルダはさらに混乱する。

「どうしてそんなこと聞くんだい?」

 探るように聞き返す。

「いいから話してくれ」

「へっ、そんなもん。遊ぶ金が欲しいだけさ!」

 マチルダは胸に手を当て叫ぶ。

「嘘だな」

「嘘? どうしてそんなことが言えるんだい?」

 マチルダが食いかかるように睨む。それに俺はマチルダの服を指差して言う。

「遊ぶ金だと言ってるが、お前の服装は質素だ」

「それは……」

「くくく、装飾の1つけていないお前が言っても説得力がないぞ? それに……」

「それに? なんだい?」

 俺は言葉を一度切る。マチルダが物凄く怖い顔で睨んでくるが、お構いナシに手をローブのスカートに伸ばしめくり上げ、下着を指差し言う。

「ほらな。遊んでいる女がこんな地味な木綿柄の白パンを穿くわけがないだろう?」

「ななな、なにを……!?」

 自信たっぷりにそう言うと、マチルダは、赤面しながらスカートを元に戻す。

 いや〜、いいもの見させて貰ったな。ていうか、まさかマチルダみたいな花盛りの女が白パンを穿いていたとは、生活費のほとんどをティファニアに送っているらしいから豪華な下着を穿いている訳ないと思ってたけど、まさか木綿の白パンを穿いていたとは……。なんて言うの? ギャップ萌え?

「もう誤魔化すんじゃないぞ。さて、とりあえず、本名を教えてくれないか?」

 マチルダは、頬を叩いてやりたい気持ちを抑え話し出す。

「わ、わたしの名前は……マチルダ・オブ・サウスゴータ……よ」

「マチルダか。いい名だ」

 知っていたけどね!

「さて、マチルダ。なんで怪盗なんかをしているかワケをすべて、すべて話してくれないか?」

「…………わかったわよ……」

 それから、未知の魔法を使い。ここからは絶対に逃げるのは不可能で、助かるにはすべて話すしかないと思ったマチルダは自分の身の上を話し始めた。アルビオンの貴族の出たという事。父親がサウスゴータの太守をつとめ、王弟モード大公(ティファニアの父親)の直臣であった事。サウスゴータ家は大公家のティファニアらエルフの母子を守るために匿った事。そしてその後、国王からお家取り潰しにあった事。ティファニアをウェストウッド村に匿い、彼女や村の孤児院たちの生活費として、金を稼ぐために怪盗をやっている事を話した。

 順調に……というか、マチルダが本当に全部話したことに驚いた。まさか、ティファニアの事まで話すとは思っても見なかった。まあ、そのほうが好都合なんだが……ていうか、知っていたとはいえ本人の口から直接聞かされると、心にクルものがある。

 やっぱりマチルダっていい女だな! ティファニアや孤児のために危険を犯して金を稼ぐなんて普通できねえよな。しかも、この世界。傲慢で自己中の害虫共が蔓延るこの世界にいるんだからな。

「マチルダ……いい女だな……」

「なっ!」

 そう呟いてから、椅子から立ち上がり、マチルダを抱きしめる。抱きしめられたマチルダがジタバタともがく。

 マチルダを抱く手を一度緩め、唇に軽く触れるだけのキスを交わし、正面から見つめあい言う。

「なあ、マチルダ? 俺の女にならないか?」

「な! いきなりなにを言うんだい!?」

 頬を赤らめ慌てて叫ぶ。

「俺はお前が気に入ったんだ。俺の女にしたい」

 真剣に瞳を見つめると、マチルダは目を逸らして悲しげに言う。

「それは、同情かい? 同情ならいらないよ……」

 俺は、マチルダの顔を片手で向かせ「同情なんかで抱く女を選ぶかよ」と囁くように言うと、マチルダは「だっ、抱くっ!?」と驚き叫んだ。

 ていうか、ここの世界の貴族たちって、貞操観念が高すぎるんじゃねえか? 『微熱』とか呼ばれて妖艶なキュルケでさえ、処女だし、ギーシュと愛を語らったとか言う。金髪ロールのモンモンラシーも二股かけられたケティも処女だったしな。いや、分かるよ? この世界の貴族たちの婚姻に処女であることが、重要であるとかな。だが、それにしても、初心が多すぎるだろ? ルイズとかアンリエッタとかな。

 







 マチルダに抱くと言ってから、まずはローブを脱がせた。

 マチルダは、初めは抵抗したがローブを脱がせ、白パンツ一枚に変えたら、その場にしゃがみこんで体を隠そうと、両手で胸を抱いて大人しくなった。

 いや〜、それにしてもこの世界は楽だな。ブラジャーが存在しないから、基本皆ローブの下はパンツ一枚だし、住民は全員ノーブラだから、キュルケなんか興奮したときは、乳首の形がはっきり分かるしな!

 少し……というか、かなり強引だが、俺はマチルダの後ろに回り、脇の下に両手を差込み、無理やり立たせる。

「いやああぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」

 マチルダは体を隠そうと、腕を動かそうとするが、脇に手を入れられているので出来きずに、赤面しながら悲鳴を上げた。

「安心しろよ。この結界には、俺以外存在しないからな」

 マチルダの耳元で囁く。

「安心できないわよ〜〜〜〜〜!!! なっ!? んむっ! やめな……」

 叫ぶマチルダの体を入れ替え、正面から抱き合い無理やり唇を奪う。

 そして、唇を割り、舌を長く伸ばし、口内を犯し唾液を交換してから放す。

「はぁ、はぁ……なにするのよ……」

 荒い息を上げ、蕩けた表情で俺の顔を見るマチルダ。

「なあ。俺はお前を今すぐに抱きたいんだ……」

 口説くまでの過程を楽しむのもよかったのだが、俺はこの世界に着てから今までの禁欲生活に耐えかねていた俺はもう我慢できなかった。

「マチルダ……もう、我慢できない。俺はお前を抱きたい!!」

 片手で、マチルダの柔らかくも形のよい胸を揉みながら、もう片方の手で白パン越しにオマンコの縦スジ撫ぜる。

「あんっ……はぁんっ! ……ちょっと…………そこは……んんっ!」

 マチルダの白パンに湿りが生まれ始めた事を指先越しに感じると、今度は両手でマチルダの胸を鷲掴みにして、円を描くように揉み、桜色の乳首に舌を這わせ、いやらしい音をたてながら吸う。

「やめて………はぁん! …なめ……舐めるなぁ…………ひゃんっ!」

 マチルダの乳首に吸い付きながらがりっと歯で噛むと、短い悲鳴を上げて達し、白パンからポタポタと愛液が流れ、地面の色を変え、がくりと腰砕けになる。

 マチルダの顔が欲情した雌の顔になった事を見たルシファーは、マチルダを大木の幹に手をつかせズボンを脱ぎ、巨大で禍々しいペニスを取り出した。

「あ、あんた! なにを……んっ! 熱い……や、やめてよ!!!!」

 マチルダは股の間。白パン越しに感じる熱に、自分がなにをされるか理解し、後ろを向き怒鳴る。

「大丈夫、安心してくれ。優しくするから」

 マチルダの背中に舌を這わせながら、白パンを横にずらし、ペニスでスジに沿うように擦りあげる。マチルダの下の毛を処理を全くしていないらしく、緑色の縮れ毛が尻穴辺りまで生えていた。

 マチルダの愛液を潤滑油代わりに使い。ペニスをコーティングすると、指が入るか入らないの小穴に普通の人間の3倍はあろうかという巨大な亀頭を宛がう。

「ま、まちなよ!! おお、大きすぎるっ! そんなの……そんなの入らないって!! あああぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」

 マチルダは助けを求めるように涙目でルシファーを見るが、ルシファーは、両肩に手を置いてゆっくりを腰を突き出し始め、小穴を無理やりギチギチと広げ、ズブズブと挿入し、一気に(処女膜)を破って、コツンと子宮に亀頭を当てる。

 そう、マチルダまでも処女だったのだ! そう! この世界の女は結婚するまでほとんどが処女を守っているんだ!! つまりは、これから妻になるだろうまだ見ぬ女の大半を俺が調教……もとい愛することが出来るのだ!!

「やめてっ!! 痛い! 痛いわ!!」

 マチルダが髪を振り乱して、処女の痛みに狂う。

「ひいっ! んんっ!!」

 ギチギチをルシファーのペニスを締め上げ押し出そうとする処女穴に、腰を動かしたくなったが、なんとか堪えて、痛みで泣き叫ぶマチルダの体を優しく解すように愛撫をする。

「マチルダ。一生に一度の痛みだ……」

 そう耳元で囁きながら、マチルダのオマンコとペニスの結合部に指を這わせ、角の様に飛び出た肉豆(クリトリス)をしごく。

「……はぁんっ………いや……んんぅっ!」

 ああっ! 早く動かしてぇっ! 

 暫く動かさずに、丹念に愛撫を続けていると、マチルダの膣道の感触が変わってきた。異物を押し出そうとしていたモノが、にぎにぎと包み込む様に扱き、精液でも求めるかの様に蠢く。

「はぁ、はぁ、はぁんっ………ふぅんんっ…」

 マチルダから唇からもれ出る声も、痛みを孕んでいた声音が、快楽を感じ始めたことで熱っぽく変わる。

 そろそろ……そろそろだ!!

 マチルダが快楽を感じ始めてからは、愛撫の手を緩め、マチルダの背中に浮かんだ汗を舐める。そして、汗で湿った尻を解すように揉む。

「うご…かない、の?」

 マチルダがゆっくりと後ろを向いて、ぼそっと小声で言った。

「ん? 俺の女に気になったか?」

 くくく、やったぜ!! 堕ちた! 堕ちたぞ!!」

「っ! ……だれが!」

 マチルダが真っ赤になって叫ぶ。

「俺は、お前が欲しいんだよ」

「んんっ!」

 振り返ったマチルダのキスをして、腰を少しだけ進める。

「うう……どうして、わたしを求めるんだい? あんたにはツェルプストーがいるじゃないかい!」

「ああ。キュルケは

俺のご主人様にして一人目の妻だからな」

「なっ! なにを堂々と言ってるんだい!」

「まあ。落ち着けって、俺は元々一夫多妻制の種族なんだよ」

「はあ?」

「俺はこの世界の人間じゃないし、そもそも人間じゃないんだよ」

 そのことを証明する様に背中に魔法で羽を生やす。

 いや、本当は嘘……いや、異世界では大勢の妻がいるし、100年以上も生きてるから、嘘じゃないな。

「あんた……!」

「まあ、怖がるなよ。俺には常識が通用しないと思ってくれればそれでいいからさ」

「…………」

 マチルダは快楽も忘れて、絶句した。

「俺は好きな女は大概の妻にするんだよ。俺は、お前が好きだ。気に入った。だから抱きたい。妻にしたいんだ」

「……なに言ってるんだいっ……」

 マチルダは、もはや完全に堕ちた。先ほどまでの抵抗が完全にやみ、逆に求めるような、期待するような顔に変わった。

 完全に堕ちたことを顔から呼んだ俺は、腰を引き、膣口まで亀頭を持っていき、一気に叩きつけた。

「ああぁぁぁ〜〜〜〜!!!」

 マチルダの絶叫が結界に響く。

「すまない。もう、もう! 我慢できない……!!!」

「はあああんっ!! やだっ! 激しいっ、……激しいぃぃ!!」

 腰を振るい、何度も腰を子宮に打ちつけて、マチルダの膣道を何度もすりあげ、子宮口に亀頭をぶつける。

 マチルダは、送りこまれてくる快楽に泣き叫び、悦びの声を上げ、自らも動きに合わせて腰をくねらせる。

「……ああっん…………んん! ………なに、膨らんで……!?」

 長い禁欲生活で溜まりにたまった精液が竿に集まり、マチルダの小さな膣道をさらに広げた。

「くくく、たっぷりと子種を注いでやるぞ!」

「やめてぇ……」

 マチルダは拒絶は言葉だけで、顔は悦び、求めている雌の顔だった。そして、体も……膣道までも射精を求め、ペニスを締め付け、子宮口が亀頭に吸い付いた。

 マチルダの膣が一段と締め付けを強めた瞬間を狙い、腰を打ちつけ、ペニスを子宮口にめり込ませ、欲望を開放した。

「ふひぃぃぃ〜〜〜〜〜!! …はぁ…はぁ……熱いっ、熱いわっ…………」

 子宮を焦がすほどの熱を持った精液を、大量に、子宮を膨らませるほど注がれたマチルダは、絶頂に達し大木に寄りかかり、荒い息使いで初めて感じる精液の熱さを味わった。

 俺は、大木に寄りかかっているマチルダの髪をすかしながら、優しく愛情を込めて言う。

「最高だったぞマチルダ……」

「………はぁ………はぁ…あんた……」

 まだ、膣口にペニスを差し込んだまま、マチルダにとって朗報とも言える事を話し始める。

「なあ、マチルダ。ティファニアの事と孤児院の金については、俺に任せてくれないか?」

「……はぁ…なにを?」

「俺は世界を統べた大魔王だぜ? まあ元だけど……。俺が『金』を練成するから、もう怪盗から足を洗ってくれ」

「なっ!? あんた、スクウェアクラスのメイジだったのかい!」

「まあな(本当は、(まだ)スクウェアメイジになってないけどな。本とか、使い方を理解したら使えるようになるだろうし、使えなかったら【王の財宝】から黄金を出せばいいし)。」

「………」

 悩んでる悩んでる!

「だから、もう安心して俺の妻になってくれ」

「あひゃんっ!!!?」

 腰の動きを再開させ、ゆっくりと膣壁にすり込むように開拓しはじめる。

「やだっ、まだする気なのかいっ!? ああっ!」

「ああ。まだまだやるぞ!」

 そう言って、マチルダの膣口を自分のペニスの形に合わせるように、動かし、マチルダの感じる場所を探しながら、己の欲望を満たす。

 何度も打ちつけ、立ちバックスタイルから片足を持上げ、さらに挿入を加速させる。そして、マチルダの膣が再び締め付けが強くなりだすと、今度は膀胱を刺激する。

「……やだっ…! ……もっ…もれ、漏れるっ、…………漏れちゃうぅぅぅ〜〜〜!!!」

 そして、腰を振りながら肉豆を摘み上げると、泣き叫んで、犬が小便をするかのように、黄色いアーチを描かせ、マチルダのギチギチと潰すような締め付けに再び射精する

「マジで最高だぞ!!」

「もうっ、もう……入らないいぃぃ………もういっぱいなのぉぉ〜〜〜!!!」

 最初の射精ですでに飽和状態の子宮にさらに大量の精液を流し込まれたマチルダは、糸の切れた人形のように気絶した。

「ふう〜〜〜〜」

 息をゆっくりと吐いて、久しぶりの射精の快感に酔い。ペニスを膣から抜く。

 ペニスという栓を失った子宮は、収まりきらない精液を勢いよく漏らす。






 
 マチルダを気絶させた後。魔法で体を清めさせて【王の財宝】でだしたキングサイズのベッドを出して寝かせた。

 マチルダは、気絶してから2時間ほど経ってから目覚めた。

 目覚めたマチルダは、驚いていた。そりぁあ、もう、目が覚めたら全裸でベッドで寝てて、しかもその隣に俺が全裸でいるんだから、悲鳴を上げて純白のシーツで身を隠した。そして、俺とセックスした事を思い出したのか、真っ赤な顔で自分の股間を見て、またさらに顔の色を濃くした。

 それから俺は、マチルダを引き寄せて、舌を絡めるキスをすると、シーツをどかし、股に顔を埋めると、舌を使って丹念にマチルダのオマンコをクンニして逝かせ、マンぐり返しの体位で、ペニスがマチルダの膣に入っている様子を見せながら犯した。

 マチルダをさらにベッドで二度三度と犯すと、マチルダの理性が失われ、自分から痴女の様に腰を振るったり、精液を求めて叫んだ。

 俺は、待ってましたと言わんばかりに、フェラやパイズリを教え込み、水魔法で浣腸したり、アナルを開発したりと、ゆっくりと10時間以上かけてマチルダを調教した。

 何時間も巨大なペニスで擦れば、柔らかい膣道は擦り切れるのが普通だが、俺は、セックス中にやり過ぎて、相手が怪我をしないようにセックス中は、回復魔法を使っているから怪我を負うことはない。

 そして、マチルダの体力の限界まで犯しつくした俺は、マチルダを抱きながら眠った。

-6-
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