小説『ゼロの使い魔 世界を渡る転生者【R−18】』
作者:上平 英(小説家になろう)

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『第7話 キュルケ&マチルダ』



 キュルケと肉体関係を結んで一夜が経った後の朝。俺が目覚めるとキュルケはすでに起きていて、もぞもぞと体を動かしていた。

 狸寝入りをしたまま薄めで様子を覗うと、どうやらキュルケは、未だに挿入されているペニスを抜こうとしているらしい。

 俺が、がっちりと抱きしめているから、向けだせず。しかも、だいぶ前から四苦八苦していたらしく、キュルケの膣はジュクジュクと愛液が染み出て、熱の篭った吐息を漏らしている。

「う〜ん……キュルケ。起きたのか?」

「ダ、ダーリンっ! ああんっ、うご、うごかないで……」

 今起きましたといわんばかりに目を擦り、キュルケの膣にペニスを挿入しているのを知りながら起き上がる。キュルケは膣を捻られ、それによって流し込まれる快楽に動けずに蹲る。

「ああ。すまん」

 にやける顔を抑えて、キュルケの頭を撫でる。

「ダーリン……」

 俯いたキュルケは視線を、目下挿入中でパンパンになったオマンコに巡らせた。

「ああ。昨日挿入たまま寝たんだったな(棒読み)」

 俺は軽くキュルケに謝りつつ、名残惜しそうに腰を引き、挿入を解く。挿入を解かれたキュルケの子宮は、子宮いっぱいに注がれた精液がドプドプっと溢れ出て、キュルケは慌てて結合部を両手で隠した。

 くくく、この世界のキュルケは初心だなぁ。ついついイジメたくなる。

「そっ、そう言えばっ、使い魔……使い魔契約は上手く言ったの!?」

 キュルケは恥ずかしさを誤魔化すように顔を上げた。

「ああっ、そうだったな、見ていろよ」

 そう言えば、そうだったな! すっかり忘れてたぜ。

 今までお互いの手に刻まれていた仮契約のルーンが光そして消え、お互いの魂にパスを通す。

「なに? これでおわりなの」

 ルーンが消えて終了という呆気なさに、キュルケは腑に落ちない表情をした。

「まあな。だが、中身はすごいぞ。これで俺らはどこにいてもお互いの身に危険がないか知ることが出来るし、緊急時には契約した相手の所に移動したいと思えばワープも可能なんだ!」

「そ、それはすごそうね……」

 キュルケはどうやらよくわかっていないらしい。本当はまだまだ特典があるんだけど今言っても理解で着なさそうなので保留する。

「それよりも、キュルケ!」

「な、なによダーリン」

「昨日はいつにも増して可愛かったぞ!」

「ふぇっ!」

「マジで最高だった!」

 俺は、キュルケを押し倒しながら、褒めちぎり、ベッドに押し倒し、土下座のような格好をしているキュルケに、今度はバックスタイルで、くちゅりと膣口にペニスをあてがい挿入し、腰を降り始める。

「だ、ダーリンっ、……今日は学院が……」

「ごめん。止まれない……キュルケが欲しいっ」

 キュルケの制止を無視して、激しく腰を動かし、背中越しにキュルケの胸が平たく広がるところや、膣の動きに合わせて、ピンク色のアナルがヒクヒクっと動くさまを見て更に激しく腰を動かし、キュルケの悲鳴と共に、射精する。

「ああんっ、いくいくいくいく……いくううぅぅぅ〜〜〜〜〜!!!! ああっ出でるぅぅ……熱ぅい…………ううっん………はぁん……」

 キュルケはベッドに倒れ、顔を枕に埋めて、空気を求めて肩を大きく揺らした。

「ひゃやああんっ!? ダーリンっ! そ、そこはあぁ!」

 背中にキスを降らせながら、キュルケの淫らな姿を見ていると、またもや食指が刺激され、俺は気付いたら、キュルケのアナルに指の第一関節を差し込んでいた。

 アナルに指を差し込まれたキュルケは、今までで見たこともないほど動揺し、瞳を潤ませ、許しを求めるように両手でアナルを隠した。

「安心しろキュルケ。優しく……優しくしてやるから」

「ちょ、まっ、待ってえぇ〜〜〜〜〜〜!!!!」

 キュルケが叫び声をあげるが、もう止まれない。俺は指に唾液で湿らせると、左手の人差し指と中指で開き、右手の人差し指を腸の壁をゴシゴシとすると、キュルケは枕を引き寄せ、顔を枕に埋めて悲鳴を上げる。悲鳴は枕に消音されるがそれでも、大きな声が部屋に響いた。

 それからは、挿入はせずにアナルで快感を感じるように仕込んだ。

 キュルケはどうやらアナルの素質があるらしく、すぐにアナルで感じ始めて昼にはアナルを弄るだけで絶頂した。

 結局、学院には昼過ぎに登校して大遅刻した。

 いやあ、でもさぁ。あのイベント。キュルケが昨夜と今朝に俺とセックスした事を知った女子寮のみんなの様子は予想通り、俺とキュルケを見るだけで、真っ赤になって逃げたり、酷いものでは気絶する生徒までいた。

 そして、俺が一番期待していたキュルケの反応は、いつもより激しい密着と一日中もじもじとしていたぐらいだった。正直、周りに茶化されて、恥ずかしがるキュルケを期待してたんだけどな。

 ああ、そうそう、近くの部屋にいたルイズは、頭から湯気を出さんばかりに赤面して化石化。才人は羨ましそうに、ものすごく羨ましそうにこちらを見て、夕食を外で食べていた時に才人がやってきて、ルイズの愚痴を散々溢した。

 才人って、友達としてはいいヤツなんだけど、原作通り女性関係が優柔不断の不誠実男振りを発揮しだし、最近シエスタ相手にルイズと3角関係気づき始めていた。

 さてと、ルイズとシエスタ以外が才人の毒牙にかかる前にフラグを消して行きますか!

 ん? ルイズとシエスタには手を出さないよ? だって、ルイズは我がままで面倒すぎるし、原作知ってたらルイズなんかには手を出さないだろ。この世界には才人がいるし、才人に押し付けようと思ってる。後、シエスタも残念な娘だし、小説やアニメ版のシエスタの印象は邪魔ということしか覚えてないし、才人には、3角関係で生活してもらおうと思ってる。

 俺? 俺は、才人みたいな優柔不断で不誠実男じゃないぞ。まず好きな女はきちんと告白してから抱くし、抱いた女はきっちりと孕ませて妻にするな!

 まあ、前の……転生前の俺だったら、たぶんこんな事は。思いもしなかったはずだけど。100年以上に渡る異世界生活で、貞操観念とか常識がなくなったんだな。ていうか、異世界では大魔王で、世界中に妻や子供がいて、さらにその子供とも関係を結んだんだから、俺はだいぶ他人と考え方が変わったようだ。










 キュルケと関係を結んでから、5日ほど経った頃。俺は、キュルケと一緒にロングビルの部屋を訪ね。キュルケにロングビルの……マチルダの事を説明した。

 『土くれフーケ』であった事や何故家が没落したことなど、口外しないと言う約束の下にキュルケに正直に話した。

 まあ、どうして怪盗をやめる事になったかの理由で、マチルダとセックスした事を話したから怒られたけどさ。いや、いつ見ても怖いね。女の嫉妬とか新しい女に手をつけたを教えた時の表情とか。

 それから、怒るキュルケを説得。まあ、俺が人間でない事とか前の世界で俺がやった事を話すと、ため息を吐いて許してくれた。

 すでに100年以上も生きている事や元王という事から、キュルケも十人ぐらい妻や妾がいると予想していたらしいが、俺が告白した前の世界で、大魔王としての生活を話すと、キュルケだけではなくマチルダまで驚いていた。

 キュルケとマチルダは、嫉妬する気も怒る気もなくして、ただただ呆れた。

 キュルケも「あたしの事をめいいっぱい愛するなら許すわ」と言ってくれた。

 それからは、マチルダが資金を送っていたアルビオンにある孤児院に資金提供をする事。つまり、俺が『金』を練成してお金に変えて資金を確保。そして、ウエストウッド村も絶対に安全ではないから、村に結界を張りに、ティファニアと孤児院の子供たちにも保険として魔法をかけに行く事を相談した。

 そして、相談した結果。結界は早く張っておいたほうがいいだろうと言う事で、2日後。俺とマチルダはアルビオンに行くことにした。まあ、普通はアルビオンに行くには2日以上かかるが俺の宝具を使えば一日もかからずにいけるだろう。実質2日ほどの旅になる。キュルケは「人助けなんでしょ」と行って来なさいと笑顔で言ってくれたが、心配なので、出発する際に、魔力で創りだした黒い大型の虎をキュルケにつけようと思った。

 魔力で創りだした大虎は、キュルケを俺が不在の間守るように命令していて、キュルケを傷つける者には、怖がらせた後。腕の一本でも折るように言ってある。一応、大虎には小虎に変身して、マスコットになる能力もあり、戦闘能力は一匹でトリステインを滅ぼせるぐらいの戦闘能力がある。

 いや、この世界のレベルはかなり弱いから時間さえかければ大虎一匹でハルケギニア全土を滅ぼせるな。

 それから、相談し終えた後は、部屋に不可視の結界と今回は防音の魔法をかけて、全裸になり3Pをしはじめた。
 
 キュルケもマチルダも最初だけは戸惑ったが、絶頂させるとスイッチが入り、俺にレズっぽい69を見せてくれたし、Wフェラとか連携技を披露してくれた。マチルダの部屋の質素で狭いベッドに折り重なり獣のように交じり合い、お互いを求め合った。

 まあ、結果を言えば、二人は協力して俺の精液をすべて搾り取ろうと頑張った様だが、俺はサキュバス王国の国民全員を堕ろしたほどの規格外の絶倫男だから、最後は2人をあへ顔で逝き狂わせて、全身ドロドロの精液漬けにした。










 次の日の朝。キュルケは3Pして、そのままマチルダの部屋の泊まってしまった事気づいた顔を真っ赤にした。ベッドに3人で眠っていたのだ。しかも、全裸で。

「んん……ふああ、おはようキュルケ」

「え、ええ。おはよう」

 キュルケは顔を赤面させ身を隠す物を探したが、何もなくて仕方なく両手で胸と下半身を隠した。

「マチルダはまだ寝てるみたいだな」

「ええ」

 キュルケはマチルダした昨夜のレズプレイを思い出しているのか、顔が赤い。

「なあ、キュルケ」

「なに?」

 キュルケの顔を見ながら言う。

「今日も学院だろ、着替えに行かなくていいのか?」

「ああ〜! そうだったわ! 早く着替えないと!」

 そう。今日も学院があるのだ。教師のマチルダはいざ知らず。キュルケは、食堂で朝食を摂って、教室で待機しておかなければいけないのだ。

「なによ……朝から騒がしいわね……」

「おはよう。マチルダ」

「おはようございます。ミス・マチルダ」

 キュルケの大声でマチルダも起きたらしい。

「さてと、マチルダ。俺とキュルケは学院に行くな」

「ダーリン早く!」

「キュルケ待て、そんな格好で部屋から出る気か」

「っ!!」

 そうなのだ。キュルケは全裸だし、体のいたるところにカピカピになった精液の痕や、獣臭とキスマークがあった。しかも、昨夜は激しくしすぎて部屋中に精液が飛び散っていて、マチルダの部屋に来た時のキュルケの制服も精液で汚れていた。

 俺は浄化の魔法を発動させる。

 そして、部屋中の汚れやキュルケやロングビルの体も綺麗にした。

「いつも思うけどダーリンの魔法は便利よねえ」

「まあな」

 精液が乾燥したら洗いにくいし、臭いもキツイから掃除が大変だからな。まあ、俺の女だとアピールするために臭いだけを残すのもいいが、この学園の生徒には刺激が強すぎるからやめた。目の前でキスしたぐらいで気絶するんだからな。

「助かったわ。一人で掃除するのは大変そうだったから」

 マチルダが綺麗になった部屋を見ながら言った。

「これで外でヤッてもバレないぞ」

「ちょ、外って!」

「ああ。学院のトイレでも中庭でも、魔法を使えば証拠も残さずに誰にもバレることなく楽しめるぞ」

 くくく、と笑いながら言うと、2人は想像したようで股を濡らす。

「とりあえず。時間もやばいからキュルケ。行くぞ。またなマチルダ」

「もうっ、学院ではロングビルだって言ってるでしょ」

「ああ、じゃあなロングビル」

 そう言い残し部屋から出た。

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