〜呪われた島、ガルナ〜
朝 港町ハルジオン
ルーシィ「わ〜懐かしい〜。ここって私とナツ達が出会った町よね〜。」
ナツ「懐かしいって、そんな昔のことじゃねぇだろ。」
ハッピー「ルーシィ、おばあちゃんみたい…ぶふぅ!」
ハッピー…お前言っちゃいけねぇぞ、それ。特に女の人には。
そしてガルナ島に行くための船を探すが、ナツは泳いで行くつもりだ。まあ、どっちでもいいが…。
「ガルナ島!?冗談じゃねぇ!あんなとこ、近寄りたくねぇ!」
ハルジオンの人達は船に乗せてくれない。まあそんな風に言われちゃあなあ。
グレイ「しかし…何で俺が…ここに…」
あぁ、忘れてた。実はあの後、俺はガルナ島のクエストをミラに渡し、訳を話した。その後グレイを気絶させ、引きずってナツ達と合流した。
ハル「まあいいじゃねぇか。元々お前を誘うつもりだったんだから。それにヒマだったんだろ?」
グレイ「まぁ…それはそうだが…」
お、あの人が確か…ボボ…だったよな。
ルーシィ「お願い!ガルナ島へ連れて行って!」
ハル「それと、俺達は魔道士なんだ。ガルナ島には依頼で行くんだ。」
ボボ「依頼…てことはガルナ島の呪いを!?」
ハル「あぁ。」
ボボ「……乗りなさい!」
ルーシィ「あ、ありがとう!」
ナツ「ほんとに船でいk「ふん!」グホォ!」
ルーシィ「え!?ハル!?」
ハル「ナツが船に乗ると酔うからな。気絶させておいた方がいいだろ。」
グレイ「確かにな。それじゃ行くか。」
ハッピー「あい!」
レット「うむ!」
夜 船上
ルーシィ「今更だけど怖くなってきた…」
グレイ「しかし何で急に船を出す気になったんだ、あんた。」
ボボ「俺の名はボボ。かつてはあの島、ガルナ島の住人なんだ。」
ルーシィ「へ…?」
その後ボボからガルナ島の呪いについて語られた。
ボボ「本当に君達にとけるのか。この悪魔の呪いを…!」
皆(ナツ、ハル以外)「っ!!?」
そしてガルナ島を目の前にしてボボが消え、俺達は大波に飲まれた。ナツは流石に俺がつかんでおいた。気絶させたのは俺だからな。
朝 ガルナ島
ふぅ、原作通りガルナ島に流れついたな…。
ナツ「よ〜し!探検行こうぜ!探検!」
ルーシィ「でもあの人が言ってた悪魔の呪いって……。」
ハル「どちらにせよ、この島の村に行こう。その村長が依頼主だからな。」
グレイ「そんじゃ、行こうぜ!!」
皆「おーーー!!」
夜 村の前
なんやかんやで、村の前の扉に来た。しかしそこには立ち入り禁止の張り紙があった。
グレイ「着いたはいいが、立ち入り禁止とは。なんだこりゃ。」
ルーシィ「すいませーん!開けてぐたさーい!」
ナツ「……壊すか!」
ルーシィ「ダメ!!」
少しして…。
「何者だー!」
ルーシィ「魔道士ギルド、フェアリーテイルの者です!」
「確かに依頼が受理されたとは聞いたが…。ならば全員、紋章を見せろ!」
皆、見張りの言われた通り、紋章を見せた。
「おぉ、本物だ…。本当に来た!」
そして扉が開き、村の中に入った。
村長「ワシがこの村の村長のモカですじゃ。」
村長の話が長いので、要点を言うと…。
村長「月を…月を破壊してください!」
そして俺達は村の一軒で休みを取っていた。
グレイ「しかし月を壊せっていうのはな。」
ナツ「そうだよな…どんだけ殴れば壊せるか、検討もつかねぇ!」
グレイ「てそっちかよ!?」
ハル「しかし、月を壊すにしても、他の方法があるにしても、まずはこの島の現状を把握するべきだ。」
ルーシィ「そうね、ハルの言う通り(ボフ)わ!…え?」
グレイ「しかし今日はナンパのしすぎで疲れたぜ。」
ルーシィ「何故脱ぐ!?」
ハル「ま、今日はもう寝よう。明日探索しよう。」
で、皆寝ることになった。あ、そういえばルーシィがナツとグレイの間で寝たが、別にいいよな。そう思って俺は重いまぶたを閉じた。やっぱり睡魔には勝てないな……。