小説『魔法少女リリカルなのは〜王の血を引く転生者〜(R-18)』
作者:メア()

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 さて、都市戦も無事クリア。次は世界だけど、その前にカリムに呼ばれたので聖王教会に来た。カリムは元気かな?

迎えに来たのはあの赤い髪のシスターだ。

「私はシャッハ・グエラと申します殿下」

「そう、カリムは?」

「部屋でお待ちです」

笑顔だが目が笑っていないシャッハに案内されてカリムの部屋に入った。

「ご足労ありがとうございます///」

「気にするな。で、何用だ?」

「はい、教会の幹部達が殿下の存在を認めないようです」

予想通りだな。権力者には邪魔だろうしな。

「リズ、この部屋を遮断しろ」

「ん、完了です〜」

「「?」」

やるのは簡単だな。

「幹部共を排除するだけだな。」

「「排除ッ!?」」

何を驚いてんだか…………貴様等の前にいるのは誰だと思っている。

「俺は戦乱に明け暮れたベルカの王の直系だぞ?なら、やることは一つだろう。」

「あっ………」

「…………」

「どうする?」

「やりましょう」

「カリムッ!」

それから、カリムがシャッハを説得した。

「では、調べるかな。」

「「はい!」」

それから二人が調べた結果、有力者に仕方なく従ってるのが三、賛成二、反対五だった。

「なら細工して、五人だけ呼び出そう。」

「了解しました。」

それから、五人を呼び出した。

「お前が………」

「確かに」

「髪は違うが目は似ているな」

「でも、認める気はないんだろ?」


「「「「「当たり前だ!この時代に現れるわけ無かろう!」」」」」

なら、答えはひとつだな。

「なら、死ね。」

「「「「「なっ!」」」」」

「シュヴェルトライテ」

聖王教会は計画にちょうどいいんだから、邪魔者は排除だ。虚無の剣を使い跡形もなく消滅させる。リズならコントロールできないから切れ味がいい漆黒の剣だが、俺は虚無の剣として扱える。

結局、始末するのに十秒もいらなかった。

「さて、処理完了だな」

「はい、これなら失踪でいいですね。お願いしますシャッハ。」

「わかりました」




それから、一週間後カリムの部屋に来ている。

「全て問題は…………あり………あっ………ません………」

カリムは俺の上で報告しながら腰をふっている。

「んっ、ちゅぅぅぅぅぅぅ」

やっぱり、女の子の身体は気持ちいいな。カリムと激しいキスを交わしながらカリムに性処理させる。

「………はぁ………はぁ………殿下に………ぁ………教皇の………ん………地位を………あっ………与え………んん………あぅッ………ぁああああああッ!!」

ふぅ、気持ちいいな〜

「いっぱい、出まし、たね」

「ああ、それでなんで教皇?」

「はぁ、はぁ、カモフラージュです。さすがに、殿下が存在するのは色々まずいですから……ん……」

「そうか、良くやった。もっと、気持ちよくしてやる。」

「はい♪」

カリムが動かなくなるまで、犯してやる。カリムの調教は楽にできたな。やっぱり、主神たる聖王の血を引くものというアドバンテージはでかい。


それから、正式に教皇の地位を貰い。カリムを聖騎士に任命。聖王教会内部の邪魔者や法を徹底的に排除した。シャッハはカリムがいれば平気だろうし、カリムの調教はほぼ終わっているから問題無い。

「やり過ぎでは無いですか?」

「不正や行方不明だ。問題ないだろ。それより資料はどうだ?」

「はい、問題無く手元にあります。しかし、親族に重い病を患っている人を探してどうするのですか?」

「簡単だ、治してやる。」

これなら、これで治るな。リストと聖王教会に保管されているロストロギアを調べる。

「シャッハ、この通り配分してくれ。これで治るから安心するようにって。」

「なるほど、恩を売るのですね」

「まあな。安全なロストロギアの技術は聖王教会内部でばらまくんだよ」

「いいのですか?」

「管理局と違って、俺はロストロギアを熟知しているからな。」

「わかりました。」

アルハザードの知識に問題無い。すぐに聖王教会内部から敵はいなくなった。これで、聖王教会を自由に使える………くっつく。

「悪役ですよルシフェル様。」

「カリム………読むなよ…………悪い子はお仕置きだ。」

「えっ?すいません、すいません」

問答無用で、カリムの後ろの穴に突っ込んで出しまくってやった。ついでに、朦朧としている魔法を刻み、薬を飲まし成長しないようにした。まぁ、シャッハに怒られたけど。

更に、聖王教会の噂を聞き付けた重い病の人が訪れてくることが増えた。その人達が聖王教会に入り狂信者になったので有り難かった。



それからはカリムを連れて、フェイトやすずかに紹介し、一緒に暮らすことにした。二人……………カリムを含むことにした三人の修業を徹底的に行う。

なのはとアリサにも徹底的強化する。アリサには強化プログラムを渡したカリムを聖王教会から派遣した。カリムにもフェイトと同じような強化を施してあるし、与えた剣もロストロギアそのもので強い。何より、ワルプルギスをある程度コントロールできるので教師として最適だ。

「どちらにしても、有効な戦力になってくれる。アハハハハハハハハ」

「マスター、遊びすぎです〜」

「いいじゃん、別にさ〜戦争とか起きないかな?」

「起きませんよ」

残念。まぁ、研究できればいいや。一番の楽しみはフェイト達となのは達の戦いだしな。







アリサSide





何か知らないけど金髪のカリムって女がやって来た。話を聞くと遮那を探しに来たらしいのよ。で、私がマスターだって言うとあっさり納得して鍛えてくれるっていうの…………それで、戦ってみたら悔しいことに手も足もでないし………だkら、戦闘技術だけ教えてもらうことにしたのよ。

「まだまだですね」

「うるさいうるさいッ!」

「早く殺しを感じられるようになってくださいね」

殺しってなによ?わかるわけないじゃない。

「フェイントには無い殺しを感じてください。そうすれば飛躍的に強くなれます」

「分かった…………もう、一本お願い」

「ええ、構いませんよ。」

カリムはただ立っているだけ………そこに打ち込んで一撃入れたら勝ちだけど、カリムの武器である十字剣に阻まれカウンターをもらうのよね。

「いくわよッ!」

「どうぞ」

高速で近づきながら、遮那でカリムが撃って来る光弾を切り裂きながら接近する。ここまでは簡単に行けるのよね。問題はここからッ!

「ここ、龍巣閃!!」

容赦無く殺す気で高速乱撃を放つ。

「甘いですね」

全ての乱撃を起動が分かってるかのように十字剣で弾かれた。

「嘘でしょ………「よそ見しない」しまっ!」

十字剣が目の前に迫って来ていた。十字剣からは嫌な気配がする。

「痛ッ!」

「はい、死にましたね」

「また、負けた………でも、つかめそうよ………っ、んっ!」

切り落とされた腕を瞬間再生させる。それから、カリムと一緒に訓練していった。必ず倒してやるんだからまってなさいッ!






アリサSideOut







なのはSide









フェイトちゃんは強かった。最後の身体中に紋章が浮き出てからは次元が違ったの。今度こそ勝って話を聞いてもらうために強くならなきゃなの。

「師匠〜」

「何だ?」

「特訓してくださいなの!」

もっと強くなりたいから放課後もみてもらえるように、師匠に携帯でメールを送ったの。

「いきなりだな………まぁ、いいけどさ」

「やったなの」

「弾幕ごっこでいいか」

弾幕ごっこって何だろ?

「嫌な予感しかしないんだけど…………」

ユーノ君もそう思うんだ………私も嫌な予感はするの。

「んじゃ、やるか………リズ」

「はい………モード:ドッペルゲンガー、対象:高町なのは及び、レイジングハート…………シフトチェンジ完了です」

私の前に現れたのは、双子のような私そっくりの女の子です。まさにドッペルゲンガーって感じなの………わかりやすく、眼は変えてないみたいだけど。

「さて、ユーノ結界を頼む」

「わかった、任せて」

ユーノ君が結界を張った後、師匠と一緒に空に飛び上がり一定の距離を取るの。

「なのは、今からする訓練は至極簡単だ指定時間被弾せずに耐え抜け」

「耐え抜く?」

「そう、撃ち落としてもいいし避けてもいい」

「わかったの」

精神を集中して準備するの。

「ん、始めるか」

「お願いします」

「とりあえず、アクセルシューター千」

「アクセルシューター………千個展開です〜」

「えっ!」

桃色の魔力弾が多数………言葉道理なら千個作られました。

「十分毎に増やしていくからな」

「そんなっ!わっ、わ!」

襲って来る多数の魔力弾をバックステップなどを駆使して避けるの………ふぇ〜無理だよ〜

「なのは、落とすしか無いよッ!」

「そ、そうだね………増えたら対応できないし…………レイジングハート!」

「Yes,MaiMaster」

私も四方八方からくる魔力弾を避けながら、なんとかアクセルシューターを放ち相殺するの。

「これで………「十分………追加二千」ひっ!」

二百ちょとまで減ったのが二千個増えて………まさか、どんどん増えるの?

「いやぁぁぁああああッ!」

その後も、四方八方三百六十度から迫ってくる魔力弾を時には避け、時には相殺するんだけど………どんどん被弾して倒されたら起こされるのをひたすら繰り返したの。

「そうだ………こうすればいいの!アクセルシューター二千ッ!」

「おっ!」

「今の師匠にできるなら、私にもできるはずなのッ!」

そうなの、今の師匠は魔力などは全く私と同じなんだから師匠にできて私に出来ないことは無いの。

「それが正解………じゃあ頑張ろうか」

「うんっ!」

それから二人とも同じ数で戦うんだけど、私の方が先に魔力切れを起こすの。

「まぁ、課題は魔法理論だな。効率的に使わなきゃ同じ魔力量なら技術の高い方が勝つのはあたりまえだ。」

「うん、教えて」

私は感覚で使ってるから理論なんてさっぱりなの。

「ああ」

それからは、魔法理論の勉強も始めました。難しいけど楽しいの。







なのはSideOut











うん、みんな順調だな。フェイトとすずかはお互い教え合ってるし………なのはとアリサも着実に強くなっている。

「新しい書類です」

「シャッハ………この書類の量はなに?」

千枚超えてるよ?

「粛清しまくった弊害ですね。早めに人員の発掘をしなければいけません」

「だね………適当に見繕って………」

「後、管理局からロストロギアの放出について止めるようにと通達が来ていましたが………断っておきました」

「うん、ありがと」

普通に優秀ですねシャッハさん。

「お布施や寄付などで予算が大幅に増えましたので、予算編成をお願いします。」

「はいよ………出費はニ億か………諸々含んで約六百億か………」

軍事費に三百億使って、百億で教会運営………残り百億で孤児院の建設や買収これでいいかな。

「軍事費以外は任せた」

「軍事費三百億………ロストロギアも含んでるの、殿下に全てお任せいたします。孤児院や運営はお任せください。」

「では、よろしく」

「はい」

楽しみだな。この金で戦艦とか造ろうかな。教会が所有している無人世界にドック造ろう………まずは工作ロボットとからだな。

工作ロボットは二週間で出来たので量産して、無人世界に設計図持たして放置した。

それから少しして、なのはとアリサ対フェイトの戦いが始まった。結界なかったら大惨事だな。というか、最終決戦?










フェイトSide









前より速くて重い………格段に強くなってる。

「そこッ!」

「っ、バルディッシュ!」

「サンダースマッシャー」

やっぱり、アリサに魔法は効かないか………でも、お兄ちゃんのためにジュエルシードは渡せない。

「ソニック」

「くっ」

「終わりだよ」

バリアジャケットを一部解除して、速度を強化してアリサに襲い掛かる。1、2、3と速度に緩急をつけてアリサを切り裂き突き刺す。

「まだよ」

「えっ?」

アリサが自分のお腹にささったバルディッシュを掴んだ。

「肉を切らせて骨を断つってね………なのはッ!」

「しまったッ!?」

上空でなのはって子がチャージを終えている。

「ディバィィイインバスター(フルパワー)!!!!」

まずい………ごめんなさいお兄ちゃん。

「私達の勝ちよ!」

「まだだよアリサちゃん」

「えっ?」

「断ち切れ羅刹」

仮面で顔を隠した紫髪の少女が薙刀でなのはって子の魔法を断ち切った。

「なによあんたっ!?」

「アリサちゃんの相手は私だよ」

「くっ」

気を取られたアリサからバルディッシュを引き抜き空を見ると………なのはって子がジュエルシードに向かってる。まずい!

「させないッ!」

「いっけぇっ!」

ガンッ!

「「ジュエルシード封印ッ!」」

重なり合った二つのデバイスとジュエルシードが共鳴して閃光と衝撃が放たれた。

「「きゃああああっ!!」」

「「「「なのはっ!/フェイトっ!」」」」

アルフに抱きとめられたと同時に気を失った。










フェイトSideOut










仮面の少女Side











なのはちゃんはアリサちゃんが、フェイトちゃんはアルフさんが助けたし大丈夫。なら、私はこっちだよね。

「ジュエルシード封印」

封印用のアイテムを使いジュエルシードを確保した。

「ずるいわよっ!」

「あのねアリサちゃん、このゲームはジュエルシードを取るのが勝利条件なんだからね」

「あっ………」

忘れてたみたいだねアリサちゃん。

「じゃあね………アルフさん帰りましょう」

「あいよ」

転送で無事に帰りました。












仮面の少女SideOut










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