小説『ハイスクールD×D改』
作者:ダーク・シリウス()

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因縁の対決!兵藤一誠VSグレモリー眷属!



数時間後、いま俺はバトルフィール場となっているレプリカの駒王学園の生徒会室のソファーに座っている。

あのあと家に戻り、みんなにも理事長室遭ったことを説明した。みんなは冥界へ攻めんばかりに激怒した。

俺は慌てて宥め落ち着かせると学校に赴いた。「応援しに行く!」と家族たちの言葉を聞いて―――。


『皆さま。この度グレモリー眷属と幽玄龍騎士団の『王』兵藤一誠の審判役を担う事となりました、

グレモリー家の使用人グレイフィアでございます』


「・・・・・」


『我が主、サーゼクス・ルシファーの名のもと、御両名の戦いを見守らせて貰います。どうぞ、よろしく

お願い致します。さっそくですが、今回のバトルフィールドはリアスさまと兵藤さまが通う人間界の学び舎

「駒王学園」のレプリカを異空間にご用意いたしました』


「・・・・・」


『両陣営、転移された先が「本陣」でございます。リアスさまの本陣が旧校舎のオカルト研究部の部室。

兵藤さまの「本陣」は新校舎の生徒会室。「兵士」の方は「プロモーション」をする際、相手の本陣の周囲

まで赴いてください』


「・・・・・」


『開始のお時間となりました。なお、このゲームの制限時間は人間界の夜明けまで。それでは、

ゲームスタートです』


やっと始まったか!てか、グレイフィア!説明が長すぎるだろう!?


『しょうがないのでは?審判役なのだから』


「人の心を読むな」


『顔に出ていたぞ』


マジか・・・・・。今度からは気をつけよう


「それにしても一人かぁ・・・・・」


『なんだ?自分で言っておいて寂しくなってきたのか?』


「違うよ。俺は今まで一人に成ったことが無いんだよ」


『何時もトカゲや魔王、神、人間たちが貴様の周りにうろついていたからな。・・・・・だが、ひとつ

間違っていることがあるぞ』


テーブルに置いた剣のストラップから発する言葉に首を傾げる


『一人じゃない。私がいるではないか』


・・・・・・


「一人・・・・・というより、『ひとつ』だな。おまえ、大剣だし」


『―――っ!?』


あっ、いま、創造神がガーンってショックを受けたような気がした。


『ぅぅぅ・・・・・。そうだったな。今の私は大剣だ。武器だ、物だったな・・・・・』


今度は泣きだしちゃったよ。リアルに剣から水が溢れ出ているし、どうなっているんだ?


「悪い悪い。でも、そうだな。俺は一人じゃない。お前と言う心強い存在がいる。頼りにしているぞ」


『―――ああ!では、行こうではないか!兵藤一誠!悪魔どもを屠りに!』


「そうだな。今日はお前を使って暴れてやるよ」


席から立ち上がり大剣のストラップを掴んだ瞬間、ストラップが光輝きだし、ぐんぐんと大きくなった。

それは初めて出会った時と同じ、宇宙にいると思わせる程の常闇の中に星の輝きをする宝玉が柄から剣先まで

埋め込まれてあり、刃の部分は白銀を輝かせ至る所に不思議な文様が浮かんでいる金色の大剣になった。


「じゃあ、この学校を破壊尽くすとしようかな」


縮地の技でグラウンドに出た俺が学校を見て呟いた


「はっ!」


「封龍剣『神滅龍一門』」を横に薙ぎ払った。しかし、学校は特に傷らしきものが見当たらなかった。

―――刹那。炎の嵐、稲妻、地割れ、様々な自然現象が起こり学校を襲った。見る見るうちに駒王学園の

レプリカは形を崩し、全壊した


『私は創造の神だ。自然現象を起こすことも造作もない』


『創ることしか能が無いバカ神だがな』


『その通りです』


ゾラードとメリアが創造神に喧嘩を売りだした!当然、創造神も買う!


『五月蠅いぞ、トカゲ。出番が無いからって声を掛けてくるではない!』


『トカゲって言うな!このバカ神!久々に主に使ってもらっているからと言って調子に乗るな!』


『一生、首飾りに成っていなさい!』


『ふざけたことを言うな!貴様ら何か―――』


「―――少し、黙ってくれるか?」


声を低く言うと『はい』と静かになった。全壊した駒王学園から複数の気配と共に姿を現れた


「やっときたか。随分と遅かったな?」


「っ、ええ・・・・・。ちょっと自然と戯れてから来たのよ」


「戯れにねぇ・・・・・。その割にはかなりボロボロだな」


全員、焼け焦げたり、裂けていたり、千切れていたりしていた。すると木場とゼノヴィアは俺が持つ大剣に

視線を向けた


「その大剣は・・・・・」


「今まで持っていたか?」


「ああ、この大剣か?「封龍剣『神滅龍一門』」と言って夏休みの時、家族で海水浴に行っていたら家族が

深海からこの大剣が入っていた古の箱を見つけたんだ」


「持っていたのならばどうして使わなかった?」


ゼノヴィアが質問して来た。苦笑して俺はこう答える


「コイツは一瞬で世界を滅ぼすことができる大剣なんだ。軽く振っただけでさっき様々な自然現象が

起きるんだ」


『さっきも言ったがそれぐらいは造作もない』


「しゃ、喋った!?」


ド変態が驚く。いや、グレモリー眷属全員か?俺は続けて言う


「更に言うとこの大剣は―――」


『私は創造神、始まりの神とも言われていた神だ』


「の、魂を宿った大剣でもある」


珍しく創造神が自己紹介をした。グレモリー眷属は一拍したあと


『は、始まりの神!?創造神!?』


驚愕の叫びの声を張り上げた


「んじゃあ、さっさとやろうぜ?」


大剣をグレモリー眷属に突き刺し不敵に笑った瞬間。瞬時で姿を消し、木場の目の前に現れる


「っ!?」


ガキィィィィィン!


「木場っ!」


鍔競合いする俺と木場の横にゼノヴィアがデュランダルを振り下ろしてきた。その場から一歩後ろに離れ回避

しながら今度はロスヴァイセに向かった。彼女は魔方陣を展開して北欧魔術を放ってきた


「そう言えばロスヴァイセと戦うのは初めてだな!」


「そうですね!」


移動しながら炎、雷、氷、風など属性魔法攻撃を大剣で無効化にしていき大剣をロスヴァイセに振り下ろ

した。―――彼女を守るように聖と魔の剣が生え、大剣を受け止めた。だけどそれは一瞬のことで一気に砕く

が、ロスヴァイセの姿はいなかった


「ちっ、遅かったか」


「兵藤くんッ!」


毒づいた俺に木場が呼ぶ。振り向くとゼノヴィアのエクス・デュランダル(アスモデウスの情報で知った)の

オーラが木場の体に流れ込んでいる


「僕とゼノヴィア、グレモリーの『騎士』が創りあげたこの技を食らえッ!」


ザザザザザザンッ!


このグラウンド一帯に聖魔剣の剣が生えていった一本一本が纏う聖魔のオーラは多かった。エクス・デュラ

ンダルのオーラをプラスされているからだろうな


『―――エクス・デュランダル・バースッ!』


その攻撃はグレモリー眷属の誰もが貫いたと思うだろう。完全な不意打ちだ。俺たちの勝ちだとグレモリー

眷属の表情にそう浮かんでいた。


「甘いな」


空高く上空に跳ぶ俺がいた場所には聖魔剣の刃が生えていた。串刺しの刑は勘弁だ


「雷光よっ!」


ピカッ!ガガガガガがッ!


跳んだ俺に光と雷が混じった雷光が俺に直撃した!瞬時で気を体中に覆う


「あらあら、うふふふっ、私の雷光の威力はどうでしょうか?人間の貴方にはちょっときついほうかしら?」


「―――ドS振りは噂通りのようだな。ド変態の成神と同じぐらいみたいだし・・・・・。此処には変態とか

可笑しな連中しかいないのか・・・・・?いや、俺も人のこと言えないな」


雷光に包まれている最中に俺は家族のことを思い浮かんでいた。


「―――もっと、出力を上げないといけないようですわね。それと・・・・・イッセーくんをバカに

しないでッ!」


「そうか、・・・・・なら、もっと馬鹿にしてやるよ。弱い成神、バカな成神、ド変態の成神、歴代最弱の

赤龍帝と呼ばれた赤龍帝―――」


「バカにしないでって言っているでしょう!食らいなさいっ!」


激昂し更に雷光の威力が上がった。悪魔なら既に消滅している威力だ


「悪いな。さっきから敢えて受けているんだけどこの威力じゃあ俺をまだ倒せないみたいだ」


大剣で雷光を振り払う。俺の体は傷一つ付いていなかった。そして、地上に着地した途端



「ギャスパーッ!」


「は、はいっ!」


グレモリー先輩がギャスパーに向かって言った。するとギャスパーの眼光が一瞬、きらめいたのが視界に

捉えた。同時に俺の体は停止した。


「今よ!一斉攻撃!」


『了解ッ!』


「―――やっぱ、ギャスパーから倒したほうが良いな・・・・・」


ボソリと呟く。瞑目して内側に気を集束して高める


「これで終わりだ!ドラゴンショット!」


「僕たちの力を舐めないでね!聖魔剣よ!」


「全力の雷光を味わいなさい!」


「全属性、全精霊、全神霊、北欧式フルバーストッ!」


「エクス・デュランダルッ!」


「滅しなさい!」


グレモリー眷属の攻撃が俺に向かってきた。皆の攻撃が一つに集束して相乗効果が生じたのが瞑目していても

解った。―――目を一気に開く。集束していた気を一気に外側に放出した。気はバトルフィールド全体に

広がりグレモリー眷属の攻撃を消し飛ばしグレモリー眷属も吹っ飛ばした


「まずはお前だ」


ドスッ!


「―――っ!!!」


ギャスパーに赴き腹部に突き刺す。次にアルジェントに大剣を投げ放った。アルジェントは体を起こし成神の

方へ駈け寄ろうとしていた


「アーシア、危な―――」


成神がアーシアに向かっていく大剣に気づきアルジェントに危機を知らせるが既にアルジェントの体に

刺さっていた


「イ、イッセー・・・・・さん」


二人の体は光に包まれて、二人はこの場からいなくなった


『リアス・グレモリーさまの「僧侶」二名、リタイヤ』


「まずは回復系とサポート系の奴を排除だ」


グレモリー眷属に向かって発した。―――刹那、成神たちから怒りのオーラを迸らせる


「おっと、どうやら怒らせたようだな。だけどその方が良いかもしれない。怒りは攻撃と成るからな」


「よくも、よくも。アーシアとギャスパーを!」


グレモリー先輩が瞳に涙で濡らし憤怒の形相をした


「さて・・・・次は『戦車』だな」


小猫とロスヴァイセを視界に入れる


「・・・・・いきます」


小猫がこっちに駈け走って来た。拳には淡い光を纏った拳


「なら、こっちも格闘をしよう!」


大剣をグラウンドに突き刺し、拳に仙術を纏い小猫へ一気に詰める。


『はっ!』


全ての体を使って相手と戦う俺と小猫の攻防が始まった。腕と腕、脚と脚が交差し、離れたり詰め寄ったりした。


「小猫ッ!そこから離れなさい!」


「部長!朱乃さん!譲渡します!」


『Transfer!!』


成神が最大に上げた力をグレモリー先輩と姫島先輩に譲渡した。二人の力とオーラが急激に跳ね上がった


『はあっ!』


滅びの力と雷光が混じり合って俺たち・・・・・小猫がその場から離れ俺のみに成った。


「受け止めてやるよ!二人の攻撃を!」


全身に仙術を纏い、消滅と雷光を真正面から受け止める!徐々に勢いが無くなりカタチも崩れていく


「ゼノヴィア、今だ!デュランダル砲だ!」


俺の背後にいたゼノヴィアがエクス・デュランダルを砲撃の態勢に入っていた


「すまない」


ゼノヴィアが俺に短く謝罪した途端にエクス・デュランダルから魔力が発射された。更にロスヴァイセも

北欧魔法を放って来た


「創造神!」


『ああ』


大剣が勝手に俺の許へ飛んできた。そして不思議なオーラを周囲に放ち始めた。同時にデュランダル砲と北欧

魔法がオーラに衝突した。―――そして跳ね返ってゼノヴィアとロスヴァイセに向かっていった。その光景を

驚くが気を取り直して回避の動作を見せる


『無駄だ』


が、攻撃はゼノヴィアとロスヴァイセを追撃する。追撃をする魔力と魔法が急激に膨張してスピードも一気に

跳ね上がって二人を飲み込んでいった


『リアス・グレモリーさまの「騎士」一名。「戦車」一名、リタイヤ』


「これで五人となったな。グレモリー先輩、姫島先輩、木場、小猫、ド変態」


五人となったグレモリー眷属、その表情は険しかった


「んー、ちまちまと倒していくのはもう面倒くさくなってきたな」


『ではどうする、一気に屠るか?』


ガキンッ!


俺が「そうしよう」と口を開いた瞬間、木場が神速の速度で斬り掛かって来た


「木場、人が考えているのに邪魔するなよ」


「それはごめんね。でも、京都の時のリベンジをしたくてね」


「フリードに負けたお前が俺に敵う訳無いじゃないか」


木場と剣戟を繰り返しながら俺は嘆息する


「そのいえば、ジークフリートにも負けていたな?テロリストに負けてどうするんだよ」


「そのテロリストに属していたキミに言われたくないねっ!」


「一時的だがな」


聖魔剣を破壊し木場に一撃を入れようとした


「木場ぁ!」


「・・・・・『龍剛の戦車』か」


ぶ厚い両腕の籠手をクロスして受け止め木場を庇う成神


「またお前の攻撃を受け止めてやったぜ?」


「・・・・・そうだな」


「あの時と同じようにまた聖剣を折ってやるよ!」


「だれが聖剣だって言った?それにお前がこれを受け止めることができたのは力を入れていないからだ」


グッと柄を握る力を強くして成神の両腕を両断した


「がっああああああああ!?」


「これは聖剣じゃない。神の剣と書いて神剣だ」


「イッセーくん!」


木場が成神の両腕と成神を抱えグレモリー先輩の許に赴いた。グレモリー先輩が懐から小瓶―――フェニッ

クスの涙を出し成神の両腕と断面をくっつけ振りかけた。


「まだやるか?」


「当然よ!まだ負けたわけではないわ!」


「なら、こうしようか」


「封龍剣『神滅龍一門』」上空に翳したその時だった。バトルフィールド全体の上空に空間が歪みだす。

そこから巨大な砲門のようなものが浮かんでキュィィンと鳴りだしと同時に光り始め魔力を集束していった


「なにをするつもりなの!?」


「今から一分後にこのバトルフィールド全体に砲撃をする」


「―――そんなことしたら貴方も攻撃が食らうじゃない!」


「ああ、そうだな」


彼女の問いに俺は頷く


「あれを止めるのには俺を倒す他ない」


「だったら砲撃される前に貴方を倒すわ!」


滅びの魔力を放ってくる。俺は首を動かす動作しただけで回避する


「モードチェンジッ!『龍星の騎士』ッ!」


最低限の鎧だけ残して通常の人間じゃあ目が見えないほどの速度で俺に飛来して来た


「お前の『龍剛の戦車』、『龍星の騎士』、『龍牙の僧侶』の特性と弱点は既に把握している。今のお前の

弱点は防御力が軟弱化に成った事だ」


ドンッ!


「がはあっ!?」


成神の速度に合わせて腹部に拳を突き刺す。さらに拳と腕に力を入れて吹っ飛ばす


「ぐっ!モードチェンジッ!『龍剛の戦車』!ッ」


吹っ飛ばされながら薄い装甲をぶ厚い装甲にした


「『龍剛の戦車』の弱点は速さが全くなくなることだ」


ズバンッ!


再び成神の両腕を両断する


「ああああああああっ!モードチェンジッ!『龍牙の僧侶』ッ!」


両断された激痛に声を上げながらも両肩に大口径のキャノンを装着する。すると赤龍帝のパワーがキャノンの

砲口に集まっていった


「『龍牙の僧侶』の弱点はパワーチャージの時間と無防備になることだ」


ボボンッ!


「ぐおおおおっ!?」


瞬時で移動してキャノンを切断する。チャージしていた魔力が暴発して成神に牙をむく


「兵藤くん!」


「まだ来るか。―――瞬光」


光の速さで木場と通り過ぎた。背後から悲鳴が上がったが俺は小猫に赴き小柄な体に拳を突き刺す


「悪いな」


「がっ!?」


小猫から離れ今度は姫島先輩に向かった


「くっ!」


「上空から雷光を放とうなんて俺が許すと思うか?」


悪魔の翼を展開して上空へ飛ぼうとする姫島先輩。そんなこと俺が許すわけでもなく悪魔の翼を切断する


「残りはお前だ、グレモリー先輩」


『兵藤一誠、時間だ』


創造神が発した。上空を見れば砲門に光が溜まっていた


「それじゃあ砲撃開始だ。―――終焉の散弾」


一瞬の閃光が砲門から放った。そして無限と思うほどの魔力弾がバトルフィールド場に襲う


ドドドドドドドドドッ!


『―――っ!』


「はっ、ほっ、っと」


無限の魔力弾が落ちてくる。落下してくる魔力弾を移動しながら難なく回避する


「くっ!なんだよ、この数の魔力弾は!?」


「数が多い上に速い!」


成神がモード『龍星の騎士』となって木場と必死で回避するが


「だ、だめ・・・・・っ、防きれない・・・・・!」


「くっ・・・・・!」


グレモリー先輩と姫島先輩が防御式魔方陣を展開して防ぐ態勢をしているが魔力弾の数と攻撃力に圧倒され

ている。そして小猫はというと


「・・・・・っ」


降り続ける魔力弾を避けながら俺に向かってきた。しかも、かすりもせずに


「凄い、凄いぞ、小猫!お前だけこの攻撃の中でも俺に向かってくるなんてお前は凄い!」


俺は嬉々として小猫に褒める


「・・・・・玉砕覚悟です」


「ははっ!黒歌もきっとお前を応援しているぞ!『白音、頑張れ!』ってさ!」


魔力弾の雨を避けながら小猫に攻撃を仕掛けながらそう話と


『リアス・グレモリーさまの「女王」一名、リタイヤ』


アナウンスが流れた。となるとグレモリー先輩も撃破されるな


「よし!今度はこの倍以上だ!」


上空から津波が押し寄せてきたかと思うような魔力弾の光が降って来た


「がっ、あああああっ!」


「ぐあああああっ!」


木場と成神は回避しきれなくなり無限の魔力弾に当り続けた


『リアス・グレモリーさまの「騎士」一名、「兵士」一名、リタイヤ』


再びアナウンスが流れた。その中でもグレモリー先輩は全魔力を防御式魔方陣に注ぎ防いでいるがもう持ち

そうにないな


「・・・・・っ!」


小猫も被弾しながらも諦めずに俺に拳を突き出す。俺も拳を突き出し小猫の拳と衝突し合うこと数分


「もう少しお前と戦いたかったけど」


「・・・・・?」


「俺の勝ちだ」


『リアス・グレモリーさまのリタイヤを確認しました。このゲームは兵藤一誠さまの勝利です』


俺の視界にグレモリー先輩が光となって消えていく姿を捉えた




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