小説『ハイスクールD×D改』
作者:ダーク・シリウス()

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最強対決!幽幻龍騎士団VSバアル眷属!(2)




ルシファーの圧倒的な力により初戦、俺達は勝利を収めた。


『初戦を制したのは幽幻龍騎士団!さあ、次の試合はどうなるのでしょうか!』


俺とサイラオーグは次の試合に出す選手を決める為にダイスを振った。出た目は―――俺が6、

サイラオーグが4、合計10、今度は大きいな


『おおっと!今度の合計数字は10!両陣営、10までの選手を出せる事になります!勿論、複数での選手も

OKな数字です!』


俺は皆の所に戻りながらそれを聞いて俺は悩む、ヴァーリたち『兵士』を出しても良いが、サイラオーグは

複数の眷属を出すかも知れない・・・・・此処は―――


「メイビス、レヴィアタン。いいか?」


「良いですよ、悪魔は光が苦手ですからね」


「私も!ルシファーと同じように宣言をしよ!」


『戦車』のメイビスとレヴィアタンを出す事にした。


「ねぇねぇ!イッセーくん!私にも勝利のキスが欲しいなぁ〜!」


「私もですっ!必ず勝ってきますから私もキスして下さい!」


「おっ、おう。解ったから少し離れてくれ。じゃないと出来ないぞ」


二人は少し離れてそのあと、二人にキスをした。そしてレヴィアタンとメイビスは移動式の魔方陣の上に

立ち戦場のフィールドへ転送された


――――――――――――――――――――――


メイビスside


『第二試合出場選手がフィールドに現れましたっ!幽幻龍騎士団の選手は―――前四大魔王の一人、

レヴィアタンさまと聖書に記されし神!メイビスさまだぁっ!』


『『『『『『『レヴィアタン!レヴィアタン!レヴィアタン!レヴィアタン!レヴィアタン!レヴィアタン!

レヴィアタン!レヴィアタン!レヴィアタン!』』』』』』』


『『『『『『『メイビス!メイビス!メイビス!メイビス!メイビス!メイビス!メイビス!メイビス!

メイビス!メイビス!』』』』』』』


旧魔王たちはルシファーと同様に大声でレヴィアタンのコールをした。同時にこの会場に居る天使たちが

私へのコールを送る


「良かったですね、あんなに声援されて」


「でも、私だけじゃないみたいだよ?」


「そうですね。私もみんなに見られていますから無様な姿を見せるわけにはいきませんね」


『時間です!第二試合、開始してください!』


審判がそう告げる。臨戦態勢になり、相手を見据える


 「イッセーくんに一杯甘えたいから早めに終わらすよ!メイビス!」


「解りました。私も甘えたいですしね」


6対12枚の金色の羽を展開させる、レヴィアタンは全身に冷気を纏うと


「『氷の大地』」


パキィィィィィンッ!


フィールド全体を氷の世界にする。相手は・・・・・


『凄いですっ!一瞬でバトルフィールドが氷の世界となったぁ!サイラオーグ・バアルの眷属は・・・・・。

無事です!無傷で立っています!』


「これが前四大魔王の力・・・・・。凄い魔力だ、・・・・・俺はサイラオーグさまの『騎士』の一人、

リーバン・クロセル。此方のデカいのは『戦車』のガンドマ・バラム。この二人でお相手をさせて貰います」


「・・・・・」


私は直ぐに腕を突き出して光のオーラを放出した。


「むっ!アレはヤバイ!」


「逃がさないよ!」


「ぬぅぅぅぅぅぅんっ!」


ビュオンッ!


「うわっ!?」


私の光のオーラから逃げるクロセルを捕らえようと氷の魔力を展開したレヴィアタンでしたが、バラムに

巨大な氷の柱を投げつけられ失敗してしまいました


「隙あり!」


『―――!?』


レヴィアタンと私ごとその周囲が突然ブレだした。そして私たちはその場で膝をついてしまった!


「ふふふっ、隙ありですよ?」


双眸を光らせながら彼―――クロセルはそう言う


「・・・・・重力?」


「俺は元二十七柱。断絶したクロセル家の末裔と魔法使い、人間の血も宿す混血でね!ついでに剣術も

得意だ!もうひとつ、重力のほうは神器さ!―――『真眼の生む枷』!」


「成程、発動条件は視界に移した場所に重力を発生させるものですね?・・・・・ですが、この程度の重力で

停められると思わないでください」


「そうだねぇ。私たちはこれよりもっと強い重力を体験しているからこんなの、余裕過ぎるよ?」


私たちは立ち上がり彼等の視界から消した


「ど、どこだ!?」


「ここですよ?」


クロセルの上に飛んでいる私は既に光のオーラを集束し終わった。金色の翼を大きく広げ


「神の力、その身をもって知れ」


金色の極太のレーザー状を放出した。彼は魔法攻撃で迎撃しますが私の攻撃により無力化にされながら

飲み込まれました


「レヴィアタン、そちらは?」


「いま、終ったところー!」


彼女の方を見ると氷によって中に閉じ込められたバラムの姿が・・・・・。あっ、消えました


「呆気なかったですね」


「しょうがないよ。私たちって魔王と神だよ?」


「ふふっ、そうでしたね」


『サイラオーグ・バアル選手の「騎士」、「戦車」各一名、リタイアです』


審判がそう告げた私たちはお互い顔を見て頷いた


「メイビス。やろっか!」


「ええ」



『・・・・・私たちは此処に宣言をする』


私たち二人はルシファーと同じく目を閉じ言葉を一泊した。―――そして


「前四大魔王の一人!レヴィアタン!今此処に!復活を宣言する!」


「聖書に記されし神!メイビス!今此処に!復活を宣言する!」


『『『『『『『『わぁぁぁぁぁっ!』』』』』』』


天使と旧魔王派たちが


『『『『『『『『メイビス!メイビス!メイビス!メイビス!メイビス!メイビス!メイビス!メイビス!

メイビス!メイビス!メイビス!メイビス!』』』』』』』』


私たち二人の勝利に


『『『『『『『レヴィアタン!レヴィアタン!レヴィアタン!レヴィアタン!レヴィアタン!レヴィアタン!

レヴィアタン!レヴィアタン!レヴィアタン!レヴィアタン!』』』』』』』


大歓声を上げる

-115-
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