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「・・・大丈夫か?」
泣きやんだ一誠を心配そうに尋ねる
一誠 「うん・・・ごめんね」
目を真っ赤にしながら謝る。
「・・・気にするな」
照れながら言う
一誠 「ねぇ」
「何だ?」
一誠 「お父さん達を殺した人達って・・・」
「聞いてどうする」
一誠 「えっ?」
「もう一度言う。聞いてどうする」
一誠 「・・・・・」
「よもや、復讐したいと言うのではないだろうな?」
一誠 「!?」
核心を突かれ驚く
「(やはりか・・・)やめておけ、今のお前では返り討ちに遭い殺されるのが火を見るより
明らかだ」
一誠を止めようと説得したが一誠は諦めず
一誠 「だけど!」
「甘ったれるな!」
吠える様に大きく怒声を上げ
「貴様が復讐などとしてだれが喜ぶ!?ましてや貴様は、奴等に護られた様な命だぞ!」
一誠 「護られた・・・?」
「お前の中にある神器(セイクリッド・ギア)の名は神愛護珠」
一誠 「神愛護珠?」
「この神器は本来、護りの能力だ。その他にも能力が有り、その発動条件が特殊なのだ』
一誠 「どんな条件なの?」
「それは愛だ」
一誠 「あ・・・い?」
「愛する想いが強ければ強い程、神愛護珠の能力が高まり強くなり」
一誠 「・・・・・」
「逆に愛する想いの力が弱い程【神愛護珠】の能力も弱まり効果が無くなる・・・・・分かるか?奴
等は死んでも尚!貴様の身を!幸福を!案じた結果!貴様の神愛護珠が発揮して、もう一つの神器
(セイクリッド・ギア)が今の貴様では来られるような処ではない我が支配するこの次元の狭間まで
送られて来た!」
一誠 「――――っ」
一誠は両親が死んでも尚も一誠の事を案じていた事が理解した瞬間、静かに涙が流れ出る
「今でもその力が続いている。後ろを見ろ」
一誠 「えっ・・・・・!?」
言われて後ろを振り向いたそこに
誠・一香
一誠 「お父さん・・・お母さん・・・・・?」
二度と会うことの無いはずの両親がいて一誠は驚愕そして唖然となる。
「その姿で会うのが残念だが、久しいなお前等」
誠・一香
一誠 「お父さん・・・?お母さん・・・?どう・・・して・・・?」
一香
一誠 「もう一つの能力?」
誠・一香
誠
一香
一香
一誠 「どうして、お父さん達は何で殺されちゃったの?悪い事したの?」
誠
一誠 「どうして?」
誠
誠達は自分達の事を話す
誠
そんな事が遭ったんだ
誠
『あの時は驚いたぞ』
其の時の事を思い出したのか遠い目をした
誠
一香
誠
-3-
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