小説『ハイスクールD×D改』
作者:ダーク・シリウス()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

成神達が学園に向かう同時刻、


一誠 「さてと」


コカビエルの根城で負傷した紫藤を抱え癒しながら仮の家で和樹、ゼノヴィア、木場を招き入れ俺の家の

ベッドに寝かせてから数時間が経過した。今では傷が無くなり目を覚めた紫藤を含め木場とゼノヴィアにリビ

ングで軽いものを作り三人に食べさせているのだが


イリナ 「・・・・・」


紫藤がかなり落ち込んでいる。聖剣を奪還する為にこの国に来たのに逆に聖剣を奪われてしまうと言う失態を

して彼女は暗い表情に成りながら無言でハムハムモグモグと食べている。和樹はエクスカリバーの具合を調べ

ている(序でに色を変えて貰っている)


一誠 「・・・・・」


最後の料理を置いて居間にいる和樹の前に座り学園にあらかじめばら撒いたジェイルとダンタリオンが作成し

た盗聴と盗撮を搭載した小型の機械から今でも受信しているであろう小型の機械を懐から取り出し起動させる

と立体映像が浮かび今の学園の状況が映し出された。和樹もエクスカリバーの具合を粗方調べ終わったのだろ

うテーブルに置いて俺と学校の状況を見始めた


和樹 「どうやら、既に戦っている様だね」


一誠 「ああ」


グレモリー先輩とその眷属達が三つの首をもつ大きな犬―――ケルベロスと奮戦していた


ゼノヴィア 「そうか、では私も加勢をしに行こう」


俺達の声を聞いて立ち上がり聖剣を腰に帯剣しながらゼノヴィアはそう言った。


和樹 「解った。此処からじゃあ遠いから学園に直接転移するね」


腕をゼノヴィアに突きだした途端、身体が光輝き始めたと思えば一瞬で俺達の視界から消えてしまった。再び

映像に視界を入れるとゼノヴィアがグレモリー先輩達の背後から現れ、ケルベロスの首の一つを両断した。


木場 「僕も部長達の許へ転移させてくれるかな?」


和樹 「いいよ。でも、今回の戦いが終わったらちゃんとグレモリー先輩達に謝りなよ?」


ゼノヴィアと同じく腕を突き出した途端、木場の体が光輝いた。木場はその言葉を聞いて苦笑しながら

「勿論だよ」と言い残しこの場から消えた。―――さて


一誠 「紫藤はどうする?学園に転移をしてもらうか?」


未だに席に座ってテーブルに突っ伏している紫藤へ問うが返って来たのは無言だった


和樹 「ショックが大きいんだろうねぇ・・・・・」


一誠 「・・・・・はぁ、『コカビエルとの戦いで深い傷をして戦線離脱するしかなかった』と、そう言う事

    にしてゼノヴィアと木場にも話をして話を合わせてもらうか」


未だに落ち込んでいる紫藤を見て戦線離脱した理由の設定を決めながら呆れる俺を和樹は「そうだね」と苦笑

した


一誠 「紫藤、留守番を頼んだ」


和樹 「僕達も学園に向かうからよろしくね?」


エクスカリバーを帯剣しながら紫藤に留守番を頼んだ


一誠 「和樹、俺は一度(ルシファー達の所に戻って)準備してくるから遅れて来る」


和樹 「(解ったよ)早く来てね?じゃないとコカビエルを先に倒すから」


俺の念話と話を聞いた和樹は先に駒王学園へ転移した。んじゃ、俺も行くとしますか!きっとルシファー達も

観ているだろうし


――――――――――――――――――――――――――――


和樹side


僕が学園の屋上に現れた頃は


木場 「―――見ていてくれたかい?僕等の力は、エクスカリバーを越えたよ」


聖剣エクスカリバーを砕きフリードの肩口から横腹を斬り払った所だった。どうやら目標の一つを叶った様だ


「せ、聖魔剣だと・・・・・?有り得ない・・・・・。反発し合う二つの要素が混じり合うなんて事は有る筈

がないのだ・・・・・」


バルパー・ガリレイが表情を強張らせながら狼狽の声をあげた聖剣を研究している者として信じられないのだ

ろうね


木場 「バルパー・ガリレイ。覚悟を決めてもらう」


神々しい輝きと禍々しいオーラを放つ木場の手に有る剣をバルパーに向けた。あれは何だろう?バルパーが言

っていた聖魔剣と言うのかな?


「・・・・・そうか!解ったぞ!聖と魔、それらを司る存在のバランスが大きく崩れているとするならば説明

はつく!つまり魔王だけではなく、神も―――」


僕は何かに思考が達したバルパーから宙に浮かぶコカビエルを視界に入れた瞬間、光の槍手にバルパーに向け

て放とうとしたところだった!殺すつもりか!?


和樹 「そうはさせない!」


腕を突き出し手の平を向けコカビエルに攻撃しようとしたが既に光の槍を放たれてしまい僕はコカビエルから

標準を変えて光の槍に変更して―――


和樹 「ダーク・レイザー!」


手の平から黒い球体が現れたと同時に極太の黒い光線がバルパーを襲う光の槍を呑みこみ消滅した。


『!?』


「・・・・・誰だ?」


そう言いながら屋上に居る僕に巨大な光の槍が放たれた。光の槍・・・・・なら


和樹 「ダークネス・ランス」


漆黒の槍を光の槍にめがけて放った最中に一瞬で光の槍と同じぐらいの大きさに成って光の槍と衝突した。そ

のまま光のやりと相殺仕合せさせて僕はグレモリー先輩達の許へ転移した。


和樹 「こんばんは、グレモリー先輩」


リアス 「貴方・・・・・。あの黒い槍は貴方が?」


和樹 「そうですよ。これでも僕は神魔導師ですから、あれぐらいは当然できます」


「俺達の根城まで来た奴か?どうやら俺の槍を相殺する程の力があるようだな」


和樹 「『相殺』するぐらいに力を抑えたんです。じゃないと―――この日本が地図から無くなっちゃいます

から」


グレモリー先輩から後ろに振り返り僕に話しかけたコカビエルにそう言うと狂喜の笑みを浮かべた


和樹 「そう言えば名乗っていませんでしたね。僕は式森和樹世界一の魔術師で有り神魔導師と自称している

魔術師です」


「ふっはっはっは!笑わせてくれる!世界一の魔術師?神魔導?一介の魔術師が大きく出たな!」


ツボでも入ったのか腹を押さえながら爆笑をした。・・・・・ムカつくね


和樹 「封魔、解放」


そう呟くと僕の身体がドクンと脈が打ったその刹那だった


ドオオオオオオオオオオッッ!!!


無限に近い魔力が僕の身体から奔流と化として上空に伸びていった。途中、風船が破裂した様な大きな音が聞

こえた。学園に結界を張っていたのかな?


和樹 「この魔力を見ても笑っていられる?」


腰に下げている鞘からエクスカリバーを抜き取りコカビエルに突き向ける。エクスカリバーも僕の魔力に呼応

して金色の輝きを放ち始めた。それを見て尚コカビエルは狂喜の笑みを浮かべ続けていた


「くくく、本当に面白いな。戦争をする前の余興にするのが勿体ないぐらいだ!」


巨大な光の槍を僕達に放った!僕もさっきと同じ黒い槍を放った。今度は相殺せず光の槍を打ち砕きそのまま

コカビエルの方へ飛来していったが易々と避けられてしまった


「どうした!これで終わりか!?」


和樹 「その訳無い!」


黒い槍が宙に留まり矛先がコカビエルに向いた瞬間、黒い電気が迸る


和樹 「黒雷槍」


巨大な黒い槍から雷がコカビエルに降り注いだ。コカビエルは黒い翼で雷を羽ばたきで消失させていく


和樹 「おっと、結界を張らないと」


指パッチンをして、結界を張った。これからする魔術=魔法はかなりうるさいからね


「何をするつもりだ?」


和樹 「見てからのお楽しみと言う事で」


腕を上空に翳して手の平に魔力を纏わせる。すると、上空に黒い球体が現れて膨張し続けるとバチッ!バチ

ィ!と電気が放電し始めた


リアス 「雷を帯びた球体?」


和樹 「まあ、そんなところです」


成神 「一体何するつもりだ?」


「見てれば解る」と言い、腕をコカビエルに振り下ろした。


和樹 「くらえ!コカビエル!受け止めれるんなら受け止めて見ろ!雷轟!」


膨張し続けた黒い球体はこの学園を潰すほどの大きさに成ってコカビエルに落ちていった


「おもしろい!おもしろいぞ、魔術師!受け止めてきってやる!」


自分から雷轟の許へ飛来して両手に堕天使のオーラの源である光力が集まっていく。


ドオオオオォォォォォォンッッ!


コカビエルは雷轟を真正面から受け止めた。その表情は常識を逸した鬼気のあるものだった


「ぬぅぅぅぅううううううううんッッ!」


うわぁ、あれを受け止めれるなんて流石だなぁ・・・・・でも、触れたのが間違いだね


和樹 「はっ!」


「なっ!?」


コカビエルが両手で受け止めていた球体の表面が突如、口の様に大きく開いてコカビエルを呑みこんだ。僕は

すかさず拳をギュッ!と握ったと同時に雷轟は一気に小さくなって


和樹 「天を貫き大地を砕き吹き飛ばせ!」


巨大な黒い雷が轟音を立てながら天と地上を貫いた途端に大爆発が起きて駒王学園を吹き飛んで跡形もなくなった!あらかじめ、グレモリー先輩達とバルパーには結界を張っていたから巻き込まれずに済んでいる。


リアス 「わ、私の根城が・・・・・」


―――失敗だったかな?まあ、この町から助けるにはしょうがない犠牲だと思って欲しいね


成神 「お、おい!何も学校まで吹き飛ばすほどの攻撃をしなくてもいいじゃないか!?」


和樹 「うん、失敗したよ。ごめんね?でも、コカビエルを倒すにはこれぐらい必要だと僕は思うけど?」


成神 「だからってこれはやり過ぎだ!会長が悲しむぞ!?もっと他にもやり方が―――」


和樹 「だったら、君一人でコカビエルと戦って勝ってよ。キミは赤龍帝なんでしょ?」


人差し指で結界から成神を出して僕の許へ来させてそう問う


和樹 「ほら、僕は手出ししないから倒してきて、コカビエルはまだ健在だから」


黒く蠢く物体を見て言った。しぶといね、流石は堕天使の幹部ってところか・・・・・


「くっ・・・・・!」


成神 「い、いや、俺はサポートを徹する様に部長に言われたんだけど・・・・・」


和樹 「・・・・・使えない上に弱小の赤龍帝だね。」


侮蔑の言葉を言い再び成神を結界の中に放り込んだ。まだ弱いのは解るけど、成神、今の自分を見て気付きな

よ。キミはグレモリー先輩達に守られているって事を


和樹 「コカビエル、まだ戦えるでしょ?相手をしてあげるよ」


エクスカリバーを突き向けながら挑発するような言葉を掛けると「くくく」と、何か可笑しそうに笑い声を発

しながら立ち上がった


和樹 「何が可笑しいの?」


「いやなに、使えるべき主を亡くしてまで、おまえたち人間と神の信者と悪魔はよく戦うって思って笑っただけだ」


和樹 「・・・・・」


突然、コカビエルは謎の言動を発し始める。何を語るつもりだ?


リアス 「・・・・・どういうこと?」


グレモリー先輩が怪訝そうな口調で訊くに対してコカビエルは心底おかしそうに大笑いした。まるで無知な者

を笑うかのように。


「フハハ、フハハハハハハハハハ!そうだったな!そうだった!おまえたち下々まであれの真相は語られてい

なかったな!なら、ついでだ。教えてやるよ。先の三つどもえ戦争で四大魔王じゃなく、神も死んだのさ!」


・・・・・何だ。そう言うことか、僕はそれを聞いて溜息を吐きグレモリー先輩達を見ると信じられないとそ

んな表情をしていた。そっか、先輩達は知らないんだっけ―――

四大魔王と神が生きているって事を


「知らなくて当然だ。神が死んだなどと、誰が言える?人間は神が居なくては心の均衡と定めた法も機能しな

い不完全な物の集まりだぞ?我ら堕天使、悪魔さえ下々にそれらを教える訳にはいかなかった。どこから神が

死んだと漏れるかわかったもんじゃないからな。三大勢力でもこの真相を知っているのはトップと一部の者達

だけだ。先ほどバルパーも気づいた様だ。そうだろう?」


コカビエルはバルパーを見て問うとバルパーは肯定の頷きをした。


「戦後残されたのは、神を失った天使、魔王全員と上級悪魔の大半を失った悪魔、幹部以外のほとんどを失っ

た堕天使。もはや、疲弊状態じゃなかった。どこの勢力も人間に頼らねば種の存続が出来ないほどに落ちぶれ

たのだ。特に天使と堕天使は人間と交わらねば種を残せない。堕天使は天使が墜ちれば数が増えるが、純粋な

天使は神を失ったいまでは増えることなどできない。悪魔も純血種が希少だろう?」


「・・・・・ウソだ。・・・・・ウソだ」


少し離れたところで、力が抜けうなだれるゼノヴィアの姿があった。その表情は狼狽に包まれている。現役の

信仰者。神の下僕。神に仕える事を使命として、生きてきた存在―――。今ここで神の存在を否定されれば、

生き甲斐を失えば、そうなるのは当然だよね。御愁傷様


「正直言えば、もう大きな戦争など故意にでも起こさない限り、再び起きない。それだけ、何処の勢力も先の

戦争で泣きを見た。お互い争い合う大元である魔王と神が死んだ以上、戦争継続は無意味だと判断しやがっ

た。アザゼルの野郎も戦争で部下を大半亡くしちまったせいか。『二度目の戦争は無い』と宣言する始末だ!

堪え難い!堪え難いんだよ!一度振り上げた拳を収めるだと!?ふざけるな。ふざけるなッ!あのまま継続す

れば俺達が勝っていたかもしれないのだ!それを奴はッ!人間の神器所持者を招き入れねば生きていけぬ堕天

使どもなぞ何の価値がある!」


強く持論を語るコカビエル。憤怒の形相と成っていた。僕は一誠やルシファーさん達から教えてもらったから

別に驚きはしないけど・・・・・


アーシア 「・・・・・主が居ないのですか?主は・・・・・死んでいる?では、私達に与えられる

      愛は・・・・・」


アルジェントさんが口元を手で押さえ、目を大きく開いて、全身を震わせながら呟いた。その疑問にコカビエ

ルはおかしそうに答える


「そうだ。神の守護、愛が無くて当然なんだよ。神は既にいないのだからな。ミカエルはよくやっている。神

の代わりをして天使と人間を纏めているのだからな。まあ、神が使用していた『システム』が機能して

いれば、神の祈りも祝福も悪霊祓いもある程度動作する。――――。ただ、神が居る頃に比べ、斬られる信徒

の数が格段に増えたがね。そこの聖魔剣の小僧が聖魔剣を作りだせたのも神と魔王のバランスが崩れているか

らだ。本来なら、聖と魔は混じり合わない。聖と魔のパワーバランスを司る神と魔王が居なくなれば、様々な

ところで特異な現象も起こる」


ん〜、矛盾しているなぁ、魔王のルシファーさん達と神のメイビスさんが生きているのに聖と魔のパワーバラ

ンスが崩れるんだ?


成神 「アーシア!アーシアしっかりしろ!」


結界の中で成神がアルジェントさんを抱え、呼びかける。本当に信仰者の人達は御愁傷様と言うしかない

ね・・・・・生きているけど


「俺は戦争を始める、これを機に!お前達の首を土産に!俺だけでもあの時の続きをしてやる!我ら堕天使

こそが最強だとサーゼクスにも、ミカエルにも見せつけやる!」


「なら、俺の首も手土産にしたらどうだ?」


『っ!?』


学園に響き渡る謎の声が聞こえた。そして空間が歪みが生じて中から一誠が現れた。漸く来たんだね


一誠 「俺の首も手土産にしたら戦争が起きる可能性が大きくなると思うぞコカビエル」


「くくく、やっと来たか!兵藤の子供よ!」


コカビエルは一誠が現れた途端に表情が狂喜と嬉々が混じった笑みを浮かべた



――――――――――――――――――――――――――――――



一誠side


おいおい、学園が無くなっているじゃんか。和樹の仕業だな?全く・・・・・


一誠 「和樹!やり過ぎだろう?学校を消滅させてどうするんだ。明日、俺達は学校に行かないと行けないん

    だぞ」


和樹 「あははは・・・・・ごめん、張り切っちゃった」


頭をポリポリと掻き苦笑の笑みを浮かべながら謝った


一誠 「まあ、いいや。後で直すとして今は」


「俺を楽しませて見ろ!兵藤の子供よ!」


光の槍を手に俺に向かって高速で向かってきたコカビエルを捉え高速で向かい


一誠 「三十六連衝撃拳」


「がはあっ!?」



アイツの腹部に拳を貫くと打撃音が連続で聞こえた。その数は三十六回


「フハハハハハハッ!魔術師と同じで凄まじい力を持っているなッッ!」

空に数多の巨大な光の槍を現わして俺に投げてきた。腕を突き出しこっちに向かってくる巨大な光の槍に対し

て空間に歪みを生じて穴を開きそれらを吸収した


「ほう、その能力は兵藤誠の力だな?あの家族の神器を受け継いだようで俺は嬉しいぞ!」


一誠 「じゃあ、攻撃パターンも読まれている訳だ」


コカビエルの周囲に穴を開き背後、眼前、上空、真下から吸収した巨大な光の槍を放出すると「当然だ!」

と、自分の周囲の穴を見ずにどこから来るか解っていたのか易々と避けた。


一誠 「熾烈業火弾!」


背中にフェニックスの翼を展開して炎の翼から膨大な質量の激しい炎の弾が発射された。大地に着弾すると天

に向かっていく火柱が生じた。


「・・・・・何処を狙っている?」


一誠 「―――いや、狙い通りだ。和樹!」


コカビエルを囲むように火柱が完成した。和樹は腕を突き出して手に魔法陣を展開した。すると火柱が蠢いて

形が変わっていく、それは体が細長い龍になった


和樹 「火龍乱舞!」


意思を持っているかのように火龍となった火柱が体をうねりながらコカビエルに向かった


「うおおおおおおおおっ!?」


流石にこれはやばいと思ったのかコカビエルは火龍から逃げる様にかわし続けた。俺はかわし続けるコカビエ

ルに火の鳥の如く炎の翼を大きく羽ばたかせ向かった


一誠 「コカビエルゥゥゥゥ!」


「!?」


拳に膨大な質量の炎を纏わせ


一誠 「はああああああああっ!」


「ぬおおおおおおおおおおっ!」


俺とコカビエルはお互い高速で接近して


ドゴンッッ!


互いの腹部に拳を突き刺した。


-35-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




ハイスクールD×D 15 限定版 陽だまりのダークナイト
新品 \4725
中古 \
(参考価格:\4725)