小説『ハイスクールD×D改』
作者:ダーク・シリウス()

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天界


天使陣営


ミカエル 「私は・・・どうしたら・・・」


神が不在となってしまった事実を伏せたが『神のシステム』が動かなくなり


神の加護を受けなくなった人が増大になり、その為これからどうすればと


悩んでいた。


ミカエル 「・・・・・」


じっと夜になり星空が浮かぶ夜空を見上げ『私はいつまでも空から見守り続けています』と、


あの時メイビスが言った言葉を思い出しミカエルは夜空に向かって叫び誓いを立てた


ミカエル 「メイビス様!貴女の代わりに私達が!悲しみの無い世界にしてみせます!」



冥界


堕天使陣営


アザゼル 「もう戦争はしない何度も言わせるな、コカビエル。これは決定だ」


コカビエル 「何故!今さら振り上げた手を収める真似をする!アザゼル!あのまま戦い続けていたら、

       我等、堕天使が勝っていたのかもしれないというものの!何故だ!」


アザゼル 「だから!もう二度と戦争なんぞしないって何度言ったらわかる!?コカビエル!」


彼は今、堕天使の幹部コカビエルと猛抗議していた。


アザゼル 「悪魔側は四大魔王を失い上級も含め悪魔も大半失った。天使側では神を失って二度と純粋な

      天使が増えなくなった様だ。そして、俺達もそうだ部下も幹部も殆ど失った。この状態で

      戦争なんぞしたら、今度こそ滅ぶぞ!それでもまだ戦い続けると言うのか!?」


コカビエル 「ああ!そうだ!今からでも遅くはないぞ!確かに戦力が少ないが渡り合えるはずだ!

       アザゼル、倒しに行こう!我々堕天使が強いと!証明する為に悪魔を!天使を!倒そう!」


アザゼル 「―――っ!もういい!今のお前とは話にならん!出ていけ!」


コカビエル 「・・・・・俺は諦めないぞ。戦えるなら、戦争ができればそれでいいからな。」


彼にそう言いコカビエルは部屋から出ていく


アザゼル 「はぁ〜困ったものだ。あいつには・・・」


「そうだな、先の戦争でこちらも不味い状況だというのにな」


そこに一人の堕天使が入ってきた。


アザゼル 「よぉ、パラキエル。嫁さんと娘はどうだ?元気か?」


片手を上げ家に帰った感想はどうだ?と聞く


パラキエル 「お前のお陰だ。妻と娘は元気で幸せだったよ。ありがとう」


アザゼル 「良いって、気にするな。お前にはこれから色々と手伝って貰うんだからな」


パラキエル 「これから荒れるぞ、悪魔達も天使達も俺達堕天使もな・・・」


アザゼル 「ハァ〜・・・そうだな。一番荒れそうな所は何処だろうな?」


「さてと、俺は【神器】の研究でもしようか」と、他人事の様に言うアザゼル



冥界


悪魔陣営


とある部屋で上層部のみ入れる部屋で会議が始まっていた。


上層部A 「困ったことになったな?」


上層部B 「あの二天龍のお陰で大半の上級悪魔を失った。」


上層部C 「魔王も失い我等の勢力も天使や堕天使より少なくなってしまった」


上層部D 「新しい魔王を急いで決めねれば!」


上層部E 「魔王の輩出はあの四人に引き継がせればいいだろう・・・それよりどう悪魔を増やすか考えねば」


上層部C 「・・・!良い考えが思い浮かんだ。」


上層部B 「ほう、話を聞こう」


上層部C 「LG(レーティングゲーム)のルールにチェスを取り入れ利用し、悪魔同士の戦いは

     成人した(上級)悪魔とその眷属のみ参加させる。そして、実績を積んだ者達に

     爵位を与えればいい」


上層部A 「チェスだと?どんな手段で悪魔を増やすのだ。」


上層部D 「もしや、他の種族を転生悪魔にすると?」


上層部C 「ああ、その通りだ。そこでチェスの特性でLG(レーティングゲーム)を行い転生により強力な

     眷属を増やす。」


上層部B 「チェスの特性・・・『王×1』『女王×1』『僧侶×2』『戦車×2』『騎士×2』

     『兵士×8』の少数精鋭で相手の駒と戦い『王』を倒す事で勝利するルールだったな」


上層部D 「だが、チェスでどうやって他の種族を悪魔に転生させようとする?」


上層部C 「術式プログラムの構築が得意とするアジュカ・アスタロトに任せればいい。

     無論。LG(レーティングゲーム)の基礎理論もそうだ」


上層部A 「成程」


上層部E 「様々な種族を転生悪魔にさせ本来の能力(力)も術式プログラムで併せ持つ事も可能になる。」


上層部B 「純血の悪魔で無いのが残念だが」


上層部D 「これで悪魔が増えて回復するこれはいいな。さっそく手配して行おう」


こうして、上層部の計らいにより、レーティングゲームのルールが変わり、上級悪魔達が自信を【王】として

下僕を駒として相手の駒と戦うゲームとなった。アジュカ・アスタロトの術式プログラムで

悪魔の駒【イーヴィル・ピース】・変異の駒【ミューテーション・ピース】を完成する。これにより

実力主義な冥界は悪魔の駒【イーヴィル・ピース】と変異の駒【ミューテーション・ピース】の

プログラムで他の種族を悪魔に転生させ強力な眷属として増やし、尚且つ仲間を減らす事無く

実戦経験を積める事ができる様になった。

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