小説『ハイスクールD×D改』
作者:ダーク・シリウス()

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英雄派の襲撃



華佗の店に訪問して翌日の朝、ソーナとヴァーリは成神家に向かい、俺と和樹、龍牙はシーグヴァイラ姫と

レイヴェルと共に学校に行き授業を受けている


「(今頃ソーナさんたちの方は進んでいますかね?)」


「(そうだろうね。まあ、僕たちは作戦なんて必要性ないほど力があるから敵を倒せるけど)」


「(今までの修行の賜物ですね)」


一誠 「(だからと言って作戦は大事だぞ?)」


「(イッセーさんの言う通りです。二人とも、帰ったら少し戦術と戦略の事について

語りましょうか・・・・・)」


と、授業を受けている裏腹に俺たちは念話で会話をしている。


『(は、ははは・・・・・。お、お手柔らかにお願いします)』


「(ふふふ、さあ?それはどうしましょうかね?)」


あーあー、俺、知らないぞ・・・・・。そんな時だった。俺たちの頭の中に新たな声が入って来た


「(イッセーさま!)」


一誠 「(どうした、レイヴェル。問題が解らないところでもあったか?)」


レイヴェルだった。何やら慌てているようだ


「(え、えっと・・・・・確かに解らない問題が幾つかありますが・・・・・って、違います!校庭の方を

見てください!)」


彼女の言葉に俺たちは顔を見合わせ怪訝になった。俺は窓際に座っていたので校庭を見られる位置だったから

校庭の方へ視線を向けると―――堂々と同じ制服を着た数十人のも男女の姿がこの学校を見上げていた。その

周りには人型の黒い異形の存在がグラウンドを埋め尽くすほどの数がいた


一誠 「(―――おいおいおい、まさか白昼堂々と、しかもこの駒王学園にかよ・・・・・)」


「(一誠、何が見えたの?僕たちからじゃあ見えないから解らないんだ)」


和樹の質問に俺は皆を真っ直ぐ見て答えた


一誠 「(この学校、襲撃されようとしている―――多分、英雄派の構成員に)」


『(―――なっ!?)』


「ん・・・・?あいつ等、誰だ・・・・・?」


「あっ、本当だ。どこの学校のだ?あの制服・・・・・って何だ。あの黒いのは」


「何だろう・・・・・怖いわ。見ているだけでも怖い」


すると同じ窓際にいた俺の前のクラスメートも校庭にいる英雄派の構成員に気づくとそれが呼び水如く、他の

クラスメートたちも気づき校庭に視線を向けたり、廊下側のクラスメートも気になったのか自分も見ようと

こっちに集まり始めた


「(イッセーさま!こちらのクラスメートさんたちが気づき始めました!)」


「(ああ、こっちのクラスメートたちも気づき始めた。きっと他の教室の生徒も同じだろう)」


さて、どう動く?俺たちは目立った行動ができない。グレモリー先輩たちも気づいていなさそうだしな。特殊な結界でも張っているのか?―――刹那、一人の男が両手を真っ直ぐ突き出した瞬間、大きな火炎球を生みだし


ドガアアアアアアアアアアアアアアンッッ!!!


学校を破壊し始めやがった!


『うわあああああああああああああああああっ!?』


『きゃああああああああああああああああああああっ!!!』


「み、皆さん!体育館に避難してください!慌てずに、慌てずに体育館に避難してください!」


数学の担当の先生が促すが突然の出来事にクラスメートたちは悲鳴を上げ恐怖とパニックに陥った!校内

放送にも体育館に避難するようにと何度も告げられる。クラスメートたちは構わず我先にと体育館に

向かって行く


一誠 「やってくれる・・・・・っ!」


「現在、対処できると言ったら僕たちしかおりません。グレモリー先輩たちが気づくまで皆と体育館に避難し

ますか?この場所はグレモリー先輩の根城でもあります。此処はグレモリー先輩たちに任せます?」


「・・・・・いや、多分気付かないと思うよ」


和樹が目を細め学校の上空を見上げながら言った。俺たちも上空を見上げると何やら膜のようなものがこの学

校全体に張られていることが解った


「結界の中に閉じ込められたみたいだ。仮にグレモリー先輩たちが気付いたとしても外からじゃあ中に入れな

い上に移動用魔方陣ですらも来れないと思うよ・・・・・」


「彼等の狙いは私たち・・・・・?」


「もしくは三大勢力の重要拠点でもあるこの学校の破壊かですね」


一誠 「しかもご丁寧に。機器を使えないようにしてある」


携帯を取り出して皆に見せると電波のところが圏外になっていた


「連絡手段を断たれましたか・・・・・。」


「日本の警察や特殊部隊を呼んでもどの道、歯が立たないだろうしね」


「あの結界を壊せばあいつ等は退却するかな?」


今でもこの学校に攻撃して破壊し続けている英雄派の構成員を見詰めながら言う


「イッセーさま!」


俺たちの教室にレイヴェルが入って来た。今、この教室にいるのは俺と和樹、龍牙にシーグヴァイラ姫、

レイヴェルのみだ。他の皆は体育館に向かっているみたいだな


一誠 「それじゃあ、学校の平和を乱すテロリストを追い返すとしますか!レイヴェルたちは

    避難・・・・・って言っても聞かないよな?」


『当然です!』


「仮に見られたりでもしたら忘却の魔法を掛けるから大丈夫だよ」


「思いっきり動くとします!」


窓に足を乗せて外に飛び降りろうとしたその時だった。俺たちに叫ぶように呼んだ声が聞こえた。後ろに振り

返ると俺たちのクラスメートたちがいた。・・・・・戻って来たのか?


「兵藤!なにしているんだよ!?お前等も早く体育館に避難しに行くぞ!」


「今、先生たちが警察を呼んでいるわ!私たちは警察の人たちが来るまで体育館に避難しなきゃ!」


「早く非難しないとテロリストに殺されてしまう!」


こいつら・・・・・俺たちがいないことに気づき慌てて探しに来てくれたのか?


一誠 「いや、警察を呼んでも無理だ。携帯を見ろ、圏外になっている。きっと電話でも使えないと思うぞ。

仮に呼べたとしてもあいつ等をみて見ろよ。炎やら雷、氷、他にも魔法みたいなものでこの学校を壊して

いるんだ。警察おろか特殊部隊でも歯が立たない」


そう言うとクラスメートたちは自分の携帯を見て目を大きく開き驚愕したと同時に絶望の表情をした


「大丈夫。僕たちが倒しに行ってくる」


「た、倒すってあいつ等をかよ!?無理に決まっている!」


「そうよ!逆に殺されちゃうわ!」


一誠 「―――俺たちを信じろ」


目に力を込めて発するとクラスメートたちは声を呑み静かになった。


一誠 「大丈夫だ。皆を死なせないし傷つけやしない。―――行ってくる」


今度こそ俺たちは教室の窓から飛び出して地面に着地し、シーグヴァイラ姫とレイヴェルは魔力で戦闘用の

服に変えた


一誠 「相手は英雄派の構成員に間違いないと思った方が良い。当然、神器の所有者だらけだろう・・・・・

    気をつけろよ」


「神器の所有者ならこっちだっています!」


「英雄派に魔法、魔術の力を見せてあげるよ」


「足手纏いにならないよう頑張ります!」


「久々の戦闘だから私の実力を知るのにはうってつけの相手ね」


そう言う皆に「出来る限り殺さないように」と付け加える


一誠 「前衛は俺。中衛は龍牙。後衛は和樹、シーグヴァイラ姫、レイヴェルだ。俺が突撃した後は龍牙、

    お前は『バブルルート』で牽制してくれ。シーグヴァイラ姫とレイヴェルは後方から俺と龍牙の

   サポートを頼む。和樹は二人と学校を守りながら戦ってくれ・・・・・できるか?」


背後から皆が自信満々の声音で了承してくれた。お互い顔を見合わせ頷いたと同時に一気に動き出した!


一誠 「まずは初手だ」


瞬時で英雄派の構成員のど真ん中に移動して拳の膨大な量の気を纏い始めると俺の周囲の構成員がギョッと

目を見開かせた


「―――幽幻龍騎士団の兵藤一誠!?」


「何時の間に現れた!」


一誠 「吹っ飛べ!」


ドッパアアアアアアアアアアアアアアアアアアン


『うわあああああああああああああっ!!!』


アッパーのように拳を突き上げた瞬間に気が爆発を起こし英雄派の構成員を上空に吹っ飛ばす!黒い異形も

一緒に上空に打ち上げられた!


「はっ!」


大量の指輪が龍牙に投げられたあと、意志を持っているかのように上空に打ち上げられた奴等に向かって

着弾した。


「お行きなさい!」


レイヴェルが炎の翼を展開して其処から複数の火球を生みだし周りに浮遊させると火球が形を変え小さな鳥に

なった。小さな火の鳥は炎を纏いながら複数の黒い異形を次々と貫くと同時に身体が燃え上がり

最後は塵になった


「ふふふ・・・・・。」


シーグヴァイラ姫は魔力でできた剣を振るうと連結刃と呼ばれる刃を備えた鞭になって英雄派の構成員と黒い

異形たちを切り刻んでいった。って、アレはシグナムの『レヴァンティン』の攻撃の一つだよな。

其れを真似たのか?


「これ以上、学校を壊させないよ!」


ババババババババッ!


学校に巨大な魔方陣を展開させながら和樹の周りの空間が歪みを生じて其処から無限と思われるほどの魔弾が

発射されていった。―――だが、英雄派の一人が叫びながら両手を広げると神器の能力なのか自分の仲間ごと

大きな盾をドーム状にして守りに入った。そこで和樹と他のみんなが攻撃を中断した


「これって禁手?」


「多分そうですね」


「籠城しちゃいましたね」


「ええ、ですが・・・・・」


八つの目が俺に向けられた。俺は『幻想殺しの籠手』を手に装着して盾を触れる。―――刹那、触れた

個所から罅が生じ段々と罅がドーム状の盾全体に広がった。最後にデコピンをするとガラガラと音を立て

ながら崩壊していった。しかし、あれだけいた筈の構成員と黒い異形の姿は無く代わりにいたのが―――


「やあ、久しぶりだな。兵藤一誠」


「また会えて嬉しいよ」


一誠 「・・・・・げ」


英雄派のトップ、曹操とジークフリードだった!


「一誠さん・・・・・あの方たちは誰ですか?」


「イッセーさまのことを知っているようですが・・・・・?」


龍牙とレイヴェルが訪ねてくる。俺は嘆息して二人に答える


一誠 「あいつは三国志の英雄、曹操の子孫、名前は曹操。あそこにいるのは英雄シグルドの末裔、

    ジークフリートだ。しかも曹操は英雄派を仕切っている。つまり英雄派のトップだ」


『―――っ!?』


「おっと、僕の本来の名前は『ジーク』だ。まあ、その呼び方でも良いけどね」


名前を訂正するジークフリートだが。どうでもいいことだ


一誠 「今回の襲撃は何の為なんだ?」


「三大勢力の重要拠点でもあるこの学園の破壊、と言っておこうかな」


一誠 「質問を変える。どうしてトップのお前がわざわざ出てくるんだ?」


再び質問すると曹操は槍の柄を肩にトントンとしながら答える


「キミたちと戦ったお陰で俺たちの仲間の大半が禁手に至ったり至りそうだったりしたのでね。そのお礼を言いに来たのさ」


げ、英雄派を強化しちまったのかよ・・・・・。迂闊だった


「それじゃあ、俺たちはこの辺で退散しよう。今回の重要拠点の破壊は失敗に終わったからね。

―――ゲオルグ」


曹操が誰かを呼んだ途端、あいつの隣に霧が現れた。霧が晴れる頃には制服にローブを羽織った魔法使い風の

青年―――ゲオルグとやらがいた。すると和樹の方へ視線を向けた


「世界一の魔術師の家系。式森家の次期当主、神魔導師の式森和樹・・・・・。」


「・・・・・キミも同じ魔法使いのようだね。それも高位の魔法使いだ」


「俺は必ずあなたを倒す」


その呟きは宣戦布告だった。すると和樹が突然笑い始めた!


「―――はははッ!僕に挑んでくる魔法使いは始めてだ!僕と同じ魔法使いのみんなは、僕の実力と才能に

畏怖して誰も挑もうとしてこないからそんなこと言われるのは初めてだよ!うん、いいよ。キミの挑戦を

受けて立つよ!」


子供のようにはしゃぐ和樹。あんな笑い方をするんだな・・・・・。


「それでは兵藤一誠、さようなら」


「次に会った時は必ずキミが持つ聖剣を掛けた戦いをしよう」


「式森和樹、その言葉を忘れるな」


曹操たちはゲオルグから発生された霧に包まれ三人は学園から消えた



「ふう、生きた心地がしませんでした」


シーグヴァイラ姫の一言に俺たちは頷いた


一誠 「まさかあいつ等も出てくるとは思わなかった」


「結界も解かれたようだね」


「あとは学校の修復と学校の皆の記憶を消去するだけですね」


「そうですねぇ・・・・・。イッセーさま、後ろをご覧ください」


レイヴェルが後ろを向いた途端、俺にそう促す。俺と和樹たちは背後に振り返ると


『わああああああああああああああああああああああああああっ!!!』


駒王学園の全生徒たちが教室から歓声の声を上げていた


『お前等ぁー!ありがとう!』


『恰好良かったわぁー!』


『テロリストを追っ払ってくれてありがとう!』


と、俺たちに感謝される


「・・・・・ねぇ、あんなみんなの笑顔と涙を見ると記憶を消すのは気が引けるんだけど・・・・・どうすればいい?」


「と言うより、私たちの戦いを見ていたようですが、私たちのことを迎い入れられているみたいですね」


「それはそれで嬉しい限りなんですが・・・・・」


「一誠さん、どうします?」


学校の玄関から次々と出てくる駒王学園の生徒と教師を見て俺は


一誠 「まあ、いいんじゃないか?これはこれで何とかなると思うし」


「誰一人も死んでいなさそうだし学校だけが壊されたようだからな」と加えて言いながら壊れた学校を元に戻

した。そのあと、俺は学校のみんな(校長、教師を含む)に約束と言う名の脅しをして、今回の事件を口外し

ないようにしてもらった。数十分後、校長が「急遽、学校は休みにする」と体育館で俺たちを含めた全校生徒

に言い伝えられた。まあ、あんなことが遭ったしと、思いつつ校長の話を聞いていたら「この事は理事長にも

教え改めてキミたちに感謝の言葉と賞状を」と言いわれた。俺たちは短く返事をして頷くと校長の話は

終わり、全校集会が終了した


一誠 「それじゃあ、マッハで帰るぞ。囲まれたら終わりだと思え」


『了解!』


瞬時で体育館から離れ自分の教室に戻り帰る支度をしてレイヴェルの許へ移動し合流すると一気に玄関に

向かい靴を履き替え駒王学園から離れた。その時間、僅か十秒だった


一誠 「一応、アザゼルたちに伝えておくか」


「そうですね、まさか駒王学園に襲撃するとは思わないでしょうし」


と龍牙が頷くとみんなも肯定した。―――歩を進めて十数分で成神家に到着した。インタンホーンを押して

数秒、玄関のドアが開いた。中から出来てきたのはロスヴァイセだった


「兵藤くん?確か、この時間は学校の筈ではないのですか?」


「とある理由で急遽、休みになったんですよ。そのことでアザゼルさんたちに伝えたくて」


「そうですか・・・・・。中に入りますか?」


一誠 「いや、どうせ『出ていきなさい!』って我が儘姫に言われるだけだしな。此処で待っている。

   悪いけどアザゼルとソーナを呼んで来てくれないか?」


俺の頼みの言葉に苦笑しながらも了承してくれてロスヴァイセは踵を返して呼びに行って数分後、二人と引き

連れてロスヴァイセが戻って来た


「お前等、学校に行っていたんじゃないのかよ?」


「ロスヴァイセさんから『話がある』と聞きましたが一体どんな話なんですか?」


アザゼルとソーナが不思議そうに尋ねてくるそんな二人に一拍して言った


一誠 「今日、駒王学園が英雄派に襲撃された。その上、学校に人がいるのにも拘らずに」


『―――なっ!?』


二人は大層驚いた表情を俺たちに見せてくれた。それでも俺は話し続ける


一誠 「襲撃の理由は三大勢力の重要拠点でもある駒王学園の破壊と英雄派の構成員の強化だった」


「ま、学舎は!学校の人たちは無事ですか!?」


嘆息した俺にソーナが問い詰めてきた。そんなソーナに頭を撫でながら「大丈夫」と安心させる


一誠 「俺たちが此処にいるってことは学校も全校のみんなも誰一人も死んではいない。まあ、複数の

    負傷者がでたけど死人はいない」


「よ、良かったです・・・・・。」


ソーナは安心してその場に座り込んだ対照的にアザゼルは舌打ちして憎々しげに口を開いた


「っち!やられたな・・・・・っ!もう、あそこに襲撃してこないと踏んでいたが裏目に出ちまったか。

こりゃあ大問題だ。それもかなりのな」


一誠 「それと英雄派のトップも現れた」


「マジかよ!?」


「どんな奴らだった!」と問い詰められ俺は曹操たちのことを話す


「曹操、ジーク、ゲオルグか・・・・・。そいつら三人がお前たちの前に現れたってことは本気で破壊しよう

としていたようだな」


「いえ、仲間が禁手に至ったり、至りそうになったことに感謝しに来ただけのようでした」


「どっちみち、重要拠点を俺たちに気づかれずに襲撃し学園の破壊を許しちまった。だけど同時にお前等がい

たことでそれが阻止できた。―――ありがとう、感謝する」


「ありがとうございます。私たちのいない間に学舎を守ってくれて・・・・・っ」


二人に頭を下げられ感謝される。そして俺たちは伝え終わったので家に戻った。数時間後、ソーナも帰って

きた際に「学校に襲撃された事はリアスにも伝えました」と俺に言った。グレモリー先輩は自分たちがいない

間に根城でもある学園を襲撃された事にご立腹になっているんだろうなぁ・・・・・。





―――――――――――――――――――――――――――――



オマケ



翌日、俺と和樹、龍牙、シーグヴァイラ姫、レイヴェルが『テロリストから学園を守った救世主たち!』と

堂々と俺たちが戦っている写真と記事が学校中に張られている事を知るのは学校に登校して初めて知った


一誠 「げ!?」


「うわぁ・・・・・。」


「これはちょっとヤバいんじゃないですか?」


「は、恥ずかしいです・・・・・」


「そうですね・・・・・」



記事を見て俺たちは驚愕と不安と羞恥心の感情で一杯になった。しかも


『兵藤くん!』


『式森くん!』


『神城くん!』


何時の間にか現れた駒王学園の全女子から『好きです!私と付き合って!』と告白された!更に


『アガレスさん!付き合って下さい!』


『レイヴェルさん!お願いです!付き合って下さい!』


と、レイヴェルたちも男子たちから告白されていた。―――って!


一誠 「その二人は俺の婚約者だ!告白するんじゃねぇぇぇぇぇぇぇ!!!」


ドガアアアアアアアアアアアアアアンッッ!!!


『ぎゃあああああああああああああああああああああっ!!!』


気を纏った拳で告白した男子生徒たちを吹っ飛ばす!そしてこれは余談だが学校中、俺たちは有名人に

なっているようで、付き合いたいランキングでは俺たちがランキング上位だった





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