小説『ハイスクールD×D改』
作者:ダーク・シリウス()

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『番外編』三大勢力との運動会(3)




○玉入れ競技



次は玉入れ競技だ。背の高い棒の先端に籠が設置されており、そこに陣営カラーの玉を入れていく。

そのまんま日本式の玉入れだな。各選手たちはポジションにつき、スタートを待つ


『それでは天使、堕天使、悪魔、幽幻龍騎士団、全員参加の玉入れ競技のスタートです!』


アナウンスの掛け声と共に地面の玉を大量に拾い、籠に向けて放って行く!今ので玉の過半数が籠の中に

入った!


『これでラストォォォォォォォ!』


ドサドサドサドサッ!


立った数分で俺たちの玉は全て籠の中に入った


「意外とすんなり終わったっスね」


「他のところは―――何でかお互い攻撃し合っているしな」


トーレの言葉に俺は嘆息した


一誠 「本当にこの運動会は親睦を深めるためのイベントなのか?」


「でも、楽しそうですよ?」


ディードの言葉を聞いて悪魔と天使、堕天使の様子を見る。・・・・・そう、なのか?アザゼルとミカエルに

してはお互い・・・・・というかアザゼルがミカエルに何か言いながら玉を投げつけてミカエルも微笑みな

がらアザゼルに投げつけているんだけど・・・・・?いいのかよ。玉を入れずに投げ合ってさぁ―――あっ、

バラキエルが悪魔軍団の玉を大量に入れた


「この競技も我等の勝利だな」


「勝ち」


ガイアとオーフィスがアザゼルたちを見て不敵の笑みを浮かべながら呟いた。



○騎馬戦



次の競技も団体戦の騎馬戦だ。各勢力の選手は馬を組み、上に騎手を乗せる。三大勢力の奴等はさっきの玉

入れでテンションが可笑しいことになっていて、殺気と敵意が充満した戦場と化としていた


『幽幻龍騎士団のみなさーん!馬を組んで騎手を乗せて指定された場所に集まってくださーい!』


未だに騎馬を組んでいない俺たちにアナウンス係りの人が促してきた


一誠 「ちょっと待っててくれ!」


空間を歪ませ、大きな穴を生じると暗闇の穴から幾恵の赤い眼光が煌いた!


ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!ザッ!


「同志よ!よく来てくれた!」


「急に呼び出してごめんねぇ?」


卑弥呼と貂蝉が穴から出てきた存在たちに話かけた。卑弥呼たちが話かけたのは


「気にしない出くださぁい」


「私たちローズフェアリーは卑弥呼さまと貂蝉さまのご指示とあれば直ぐにでも駈けつけますわあん」


「うふふ、可愛い男の子がいっぱいいるわ!」


「た・べ・た・い☆」


卑弥呼と貂蝉の同類の奴らだった!


『ぎゃあああああああああああああああああああああ!?』


『いやあああああああああああああああああああああ!!!』


殺気と敵意で充満していた筈のグラウンドが一瞬にして恐怖と絶望に陥ってしまう


「それでは行くとしましょう!」


「ダーリンはわし等の騎手と成ってくれ!」


一誠 「心強くていいな!」


俺は卑弥呼と貂蝉、もう一人の漢女の騎手となった。この騎馬戦に出るのはガイアとオーフィス、和樹、龍牙

に紫天の書メンバーとナンバーズ、リインフォース、シグナム、ザフィーラ、ヴィータ、シャマル、

アリシア、さくら、ギンガ、スバル、フリード、カテレア、クルゼレイのみんなだ。みんな騎馬となった漢女

に乗り、指定された場所に移動した


一誠 「準備は良いか?」


『OK!』


確認すると問題はなさそうだ。


『それでは騎馬戦スタートです!』


アナウンスの掛け声と同時に各勢力の騎馬が気を取り直したのか、戦意満々で飛び出していく!


「おりゃああああっ!カタストロフィだっ!死ね、天使どもぉぉっ!」


「天使を舐めるなぁぁぁっ!最後の審判だっ!」


「天使も堕天使も共に滅べぇぇぇっ!」


皆、光力、魔力を絶大に放ちながら総力戦してる!?これじゃああの時の戦争じゃないか!この競技は相手の

騎手の帽子を取れば勝ちなんだぞ!?


「転生天使は陣形を組め!我等は札が揃えれば力を発揮するのだから!フォーメーション、フルハウスッ!」


「そうはさせるかぁぁぁっ!転生悪魔と転生天使の全面戦争じゃいっ!」


「転生、転生ってそんな方法で頭数増やしやがって!ちったぁ天使どもは俺たちのところに

堕ちてこいやぁぁぁっ!」



・・・・・・うわぁ、マジで戦争っぽくなってきやがったよ。光の玉、光の槍、そして魔力の炎や雷が無数に

飛び交ってる!―――でも、俺たちには関係ないことだ


一誠 「さあ、狩りの始まりだぁ!フォーメーションOだ!」


俺はカテレアとクルゼレイを傍にいさせ皆に指示を送る。三大勢力たちを囲むようにグルリと漢女たちは走り

駆け回る。


一誠 「フォーメーションF!」


囲むように走り回っていた漢女たちはそれぞれ10人単位で離れ三大勢力たちを再び囲むように走り続けるのを

視界に捉える


一誠 「狩れ!フォーメーションD!」


『了解っ!!!』


ババババババババッ!!!


今まで囲むように回っていた漢女たちにガイアたちが指示して全員が一気に敵の騎手に突貫した!擦れ違い

際にみんなは赤と白と黒の帽子を複数奪う!


「イッセー!とったよー!」


「これ、楽しい!」


「それっ!もう一枚!」


「俺は三枚だ!」


うん、みんな、楽しそうにしているな


『みなさーん!ここであの時の戦争の続きを始めないでくださーい!再現されてますよ!あの戦争が見事な

ぐらいに再現されてますからね!幽幻龍騎士団たちを見習ってください!―――やめろって言ってんだろうぉ

ぉぉっ!ひゃっは―――っ!』


アナウンスも絶叫を張り上げながら実はノリノリの様子だった!


一誠 「さて、敵は大分混乱しているようだな」


「馬があれじゃあしょうがないだろう」


「近寄られた馬は逃げる他ないわよ」


視線をとある場所に移すと


『待ちなさあああああああああああい!』


『ひぃぃぃいいいいいいいいっ!?』


『私としーましょーう☆』


『絶対に嫌だあああああああああああああああっ!!!』


『ミカエルさま!お助け下さああああああい!地獄に落とされてしまいますぅぅぅぅぅぅぅっ!』


『大丈夫よ。私たちが天国に連れて行ってあげるから!』


悪魔、天使、堕天使を追いかけ回している漢女たち。うーん、騎馬戦には成っているから別にいいか?


「はぎ取りゴメ―――――ンッ!」


戦場と化と成っている最中、成神の声が聞こえた。成神の方へ視線を向けると


「―――洋服崩壊!」


ババババババッ!


あいつの周囲の女性騎手たちのジャージが弾け飛び、裸体を曝け出した!


「きゃああああああああああっ!」


「いやぁぁぁぁぁぁぁっ!」


『おおっ!』


其れを見て、悪魔と堕天使の男性陣が歓喜し、鼻血を噴き出した。一方で―――。


「うおおおおっ!じょ、女性の裸・・・・・!いかん!いかがわしいことを考えてしまったら・・・・・

堕ちる!堕ちてしまうぅぅぅぅッ!」


「乳・・・・・尻・・・・・太もも・・・・・うぅ!堕天してしまうぅぅっ!でも、白い肌がとっても

まぶしいぃっ!」


天使の男性陣は女性の裸を見て悩み苦しみ、白い翼が点滅していた!あれが天使が堕天になりかける現象

なのか・・・・・。初めて見たな。ていうか、女性の裸体を見ただけで堕天使になりかけるって危機に陥るの

かよとそんなことを思っていたら俺と少し離れていたアザゼルが高笑いする


「天使どもは堕とせ堕とせ!ふははははっ!女の裸を見ただけで堕天しかけるなんて普段から溜まっている

証拠だぜ!」


どうやらアザゼルが原因のようだな。成神を何て煽ったのか想像がつく


「俺ら堕天使は堕ちることが無ければ光が怖いわけでもない!頭数は三大勢力の中で一番少ないが、こういう

場面じゃ天使や悪魔に比べたら優れてんのさ!ふははははっ!さて、イッセー!次はあれだ!」


アザゼルがとある女性に指さす。―――セラフのガブリエルだった


「天界一の美女の裸、見たくないか?」


アザゼルが成神を煽る!おい、まさか―――


「見たいですぅぅぅっ!」


成神は欲望に忠実な獣と化し、騎馬を向かわせガブリエルへと突貫していった!


「そうはさせるか!阻止してやるよ!お前の欲望を!全員、成神とアザゼルを囲め!お灸を据えてやるんだ!

和樹、龍牙、ザフィーラは成神を!クルゼレイとカテレア、フリードはアザゼルを!ガイアたちもだ!」


『当然!』


『了解!』


全員は悪の総督と変態の権化を倒すべく向かって行った


「な、何だ!お前たちは!?」


「ド変態!此処でくたばるんだ!」


「女性の敵め!」


「存在自体でも許し難い!」


「アザゼル!あの時は負けましたが今回は勝たせてもらいます!」


「やあやあやあ!お久しぶりですねぇ!クソ総督さん!ここでアンタを殴っても咎められないっすよね!?

やっちゃいます!殴っちゃう!殴ってやる!殴らせてもらいますっ!よくも俺さまをリストラしやがった

なぁぁぁぁぁ!!!」


「覚悟しろ!堕天使の総督アザゼル!」


「カ、カテレア!?それにクルゼレイとフリード!?」


『死ね!死んでしまえ!女の敵たち!』


『いただきまーす!』


『うわああああああああああああああっ!?』


こうしてみんなの力で悪の総督と女性の敵を滅ぼしたのであった








「・・・・・ナイスです。兵藤先輩」





○決戦!バトンリレー



三大勢力の権藤運動会もついに最終決戦と成っていた。バトンリレーだ。―――あっ、またサイラオーグと戦

えなかったな。サイラオーグも俺を見つけることが出来なかったようだしお互いしょうがないことになったな


『各チーム、選び抜かれたリレー選手が各ポジションに待機しております!さあ、長らく競い合ってきた

運動会もついに最後と成りました!』


俺のチームはスピードが速いメンバーにした。これなら負けることはないだろう。序でに言えば俺は

アンカーだ


「ふふふ、俺の相手はお前らか、兵藤、イッセー」


「お、お手柔らかに・・・・・」


悪魔側のアンカーは『赤龍帝の鎧』を纏った成神、堕天使側のアンカーはアザゼル


「がんばりましょうねー」


天使側のアンカーはガブリエルだった


『さあ、最終決戦スタートです!』


バンッ!


リレーのピストルが撃ち鳴らされ、軽快なBCMと共に各勢力、最初の選手が飛び出していった。最初の

選手にはトーレを配置した


「スピードならだれにも負けんぞ!」


「は、速い!?」


あっという間に最初に選手たちを置いて次の選手―――セッテにバトンを渡した。セッテも人間とは思えない

ほどのスピードでグランドを走る!


「アリシア!」


「任せて!」


セッテにバトンを渡されたアリシアは体に雷を纏わせるとバチバチッ!と雷の如くの速度で次の選手に

バトンを回す


「ウーノさん!」


「ええ!―――IS、ラインドインパルスッ!」


予め『ダウンロード』をしていたのだろう。トーレの速さを自分のものにしてアリシアから手渡された

バトンを持ち走り駈けだす


「レヴィ!」


「うん!」


待機していたレヴィにバトンが渡された。レヴィもアリシアと同じ様に雷を纏った。レヴィが次に渡すのは

アンカーの俺だ


一誠 「念の為に―――禁手化」


神器、神愛護珠の禁手、聖なる神の守護天使を発動して大天使に成る


「久々に見ましたわー」


ガブリエルはそう言って俺の翼を触りだした。天使軍団の方からもざわめきが聞こえたのが解った


「イッセー!」


パシッ!


一誠 「ああ、って、放してくれないか?走れないんだけど」


「もう少し触らして下さーい。・・・・・すぅー、すぅー」


一誠 「はっ?おい、寝るな!寝たら走りづらいだろうが!」


「・・・・・温かいですぅ」


だぁー!完璧に寝てやがるよ!この天使!


「イッセーくん頼む!」


「はい!」


「あっ!?」


何時の間にかサーゼクスが来ていて成神にバトンを渡した!背中のブーストを最大にまで吹かして飛び

出していった!


「先に行かせて貰うぜ!兵藤!―――とりゃぁぁあああっ!こんな時の為に完成させた秘密兵器じゃい!」


堕天使の選手からバトンを受け取り何処からか出した光と闇が入り交じった剣を持って走り出す!


「ガブリエルさま!起きてください!」


一人の天使の選手が俺の翼にしがみ付いて寝ているガブリエルに声を掛けるが完全に寝ている為に起きは

しなかった。――−しょうがない!


一誠 「其れを渡せ!」


「えっ?は、はい・・・・・」


一誠 「コイツごとゴールしてやる!」


幸いゴール付近で成神とアザゼルが対決している!瞬時で成神とアザゼルのところまで近づき


一誠 「吹っ飛べ!相乗効果!聖炎の嵐!」


ブワッ!ドオオオオオオオオオオオオオオオッ!


『どわあああああああああああああ!?』


白い炎の嵐に吹っ飛ばされた成神とアザゼル!その隙に俺はガブリエルを抱えながらゴールの

テープを切った!


『ゴ―――ルッ!バトンリレーを制止したのは天使し―ムでしたーっ!』


・・・・・・はっ?


『はああああああああああああああああああああああああっ!?』


流れたアナウンスを聞いて俺と応援席にいたガイアたちの驚愕の声音がグラウンドに響いた!


「どう言う事だよ!ゴールしたのは幽幻龍騎士団だぞ!?」


『へっ?ですが、今の貴方の姿は天使で天使の選手からバトンを受け取りゴールしましたよね?』


「・・・・・」


今の俺の姿は誰がどう見ても天使であり、俺の手には白いバトンが握られている


一誠 「う、迂闊だった・・・・・・」


その事実通りに俺は四つ這いに成りショックを受ける。というか、禁手をしないでゴールすれば

よかったんだ!


「ふあ・・・・・。あら、もう終わりましたか?」


今の今まで俺の翼で寝ていたガブリエルがようやく起きやがった!


一誠 「俺がこの姿で寝ていたお前の代わりにバトンを受け取りゴールしたらバトンリレーは天使側の勝利で

    終わったよ。・・・・・コンチクショウ!」


「そうですかー。それはありがとうございます」


ようやく俺の翼から離れて真っ直ぐと穢れの無さそうな純粋な瞳で俺の瞳を据えながら感謝の言葉を言った


「では、代わりにやってくれたお礼をしませんとね」


そう言って俺の顔を両手で挟み込み、俺の頬にキスを送った!


『ああああああああああああああああああっ!!!』


悪魔、天使たちが悲鳴じみた声を上げた。もしかして、キスしたと勘違いしているのか?


「ふふふ」


頬に手を添えて微笑む姿を見せるガブリエルだが、顔に少しだけ朱を浮かばせていた。まさか、ガブリエルが

俺のことを・・・・・?いや、それは自惚れか。そんなことある訳無いもんな。うん、そうに違いない


『兵藤一誠ぃぃぃぃぃぃぃ!』


応援席から血の涙を流した悪魔と天使がこっちに来た!しかも魔力や光力を投げ放ちながらも!


『ガブリエルさまのキスの味はどんな味なんじゃあ―――――!』


嫉妬!?このヒトたちは嫉妬で俺に攻撃してくんのかよ!?


『えー、最後の競技を開始したいと思います。競技は『兵藤一誠選手を捕獲せよ!』です。団体競技なので、

皆さん参加してください。―――俺も参加するぞおおおおおおおおおおおお!』


最悪の競技のアナウンスが流れた!えええっ――――!そんな、ふざけんなよ!って、堕天使の奴等も俺に

向かって来やがったし!


「はっはっはっはっ!兵藤。さっきはよくもやってくれたな?仕返しのついでにお前の力を試してやるよ!」


「手前には数々の恨みがあるから今この場で晴らしてやる!」


アザゼルと成神もこっちに気やがった!


「うむ、捕獲するのは正直言うと無理なことだと思うが、兵藤くんの実力を私自ら知るのもいいかも

しれないな」


「ガブリエルとキスをしてしまいましたか。いや、これはこれで天界に来させる口実ができましたね」


サーゼクスも何故か嫉妬集団と共にこっちに来た!ミカエルに関しては「ふふふ」と不敵な笑みを

浮かべる始末!


『もう一度聞くぞ!ガブリエルさまのキスはどうだったんだんじゃあ――――ッッ!!!』


再び各勢力に問われ俺は正直に言った


一誠 「柔らかった」


ブチッ!と何かがキレた音が聞こえた


『絶対に捕まえてやるッッ!そしてお前の唇でガブリエルさまの唇を味わってやるぅぅぅぅぅぅッッ!!!』


げっ!?其れは嫌だ!男とキスは嫌だ!


「我の一誠の唇を味わうだと・・・・・?」


「それはちょっと許せないねぇ・・・・・?」


「ダメ」


「イッセーの唇は」


「私たちだけの」


「唇っス!」


「ねえ、ギン姉。何か知らないけど胸がムカムカとするんだ。何でだろう?」


「奇遇ね。私もなのよギンガ」


「実を言うと私もよ」


「あらら〜ん?ご主人様のキスをしたいなんていけない子たちねぇ〜?私もして見たいわぁ〜ん」


「ずるいわい!ワシだってダーリンとキスしたいのじゃ!」


「お前等、そんなことしたらガイアたちに殺されてしまうぞ?」


と俺の愛する家族たちが俺を庇うように前に現れた!


「一誠とキスをしたくば、我等を倒してからにして貰おうか!」


『上等じゃあああああああああああああああっ!!!』


・・・・・何か、俺の立場って騎士に守られている姫のような感じするのはなんでだろう?


一誠 「まあ、いいや」


俺は龍化になりメリアの姿になった


一誠 「お前等、覚悟をしろよ?」


巨大な金色の翼を羽ばたかせ


一誠 「俺には愛しき家族、仲間がいる!捕まえられるのなら捕まえて見せろ!」


『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっ!!!』


こうして初の三大勢力VS幽幻龍騎士団の俺の唇を求めたガチンコ対決が始まった。結果?当然、俺たちが

勝ち運動会も優勝を果たした。そして三大勢力の運動会は終わり各陣営の奴等は日頃の鬱憤が吐き出されたの

か、終了際には疲れた表情ながらもどこか満足げな様子だった。それを受けて、既に「来年も開催しようか」

という話になっているそうだ



一誠 「今度は俺たちが何かイベントを開催して三大勢力を参加させようか?」


『賛成!』


俺がそう提案を言うと皆が賛同の言葉を発した。さて、どんなイベントをしようか



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ハイスクールD×D 13【BD付限定版】 イッセーSOS (単行本)
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