「決意」
どうも、シンです。
さぁ、明日は波の国までの護衛任務。
俺は、まだやりたいことが決まってなかった。
そう、この世界へ来たときは、あのうちは虐殺をどう生き残るかで精いっぱいだった。
それを乗り越えた後はサスケの強化に興味を持った。
そこで俺は人を育てることに達成感というか、喜びというか、そういうものを感じた。
いつか、いつかでいいから仲間に囲まれて、最強で敵無しで一国とも渡り合えるような里を作りたいと思うようになった。
(なぁ、テン)
(なに?)
(里を作ろうと思った。協力してくれ。)
(急だなwwwまぁ、いいけどwwサスケは来るだろうし、あとは木の葉でめぼしい人物の説得とかどうだ?)
(うん、そうするわ)
サスケにも相談してみよう。
サスケの部屋まで行き、ノックをした。
「なぁ、話したいことがあるんだけど入っていいか?」
「いいぜシン」
そう返事をもらい俺はドアを開け、部屋に入った。
「で、話って?」
と聞くサスケに俺は座りながらこう答えた。
「あぁ、里を作ろうかと思っている。ついてきてくれるか?」
「え?ちょ、まぁ、ついていくけどさ」
サスケは驚きながらもついてきてくれるといった。
サスケはもうイタチを恨んではいないようだった。
俺がサスケに真相を教え、うまい具合に誘導したからだ。
それと、サスケはイタチに俺について何か言われたようだった。
そして俺はまずは人材確保に走ろうかと考えた俺は演習場へと向かった。
そうしたところ、日向ネジがいた。
俺はネジをスカウトすることにした。
「よう、ネジ、もっと強くなりたいか?」
俺はネジと顔見知りのため比較的簡単に話すことができた。
「ん、シンか、あぁ、なりたいがなぜそういうことを聞く?」
「あぁ、新しい里を作る。そこでネジには新日向家として迎えたいと思う。おれは、白眼を抜きにしてもお前の才能は、俺の里になくてはならないものだと考えている。一緒に来てくれないか?」
「………あぁ、俺は…」
ネジは深く考え込んでいるようだった。
「宗家、分家など関係ない日向も関係ないなんだったら家名を変更してくれても構わない」
「…わかった、俺は日向家としてではなく自分の意志で、行く!」
そうネジは言い放ち修行を再開した。
「ありがとな」
俺はそういい演習場を後にした。
現在の里人数3
_________________________________________________
新しい小説始めました。