「尾獣との出会い」
あれは1年前だったか、修行を終え、帰る時にあいつにあった。
雨の日だった。
そいつは木の下で寒そうにしていた。
見た目が北海道犬のような白さで、なぜか少し威圧感があり、それでもなにか寂しそうで。
俺はそんなあいつに声をかけた。
「おっす、家に来るか?」
俺はそんな言葉をかけそいつの出方を伺った。
そいつは、目を丸くしてこう言った。
確かに言ったんだ。
「おぉ!俺が見えるのか!俺が見えるなんて六道仙人のじじい以来だ!」
俺は何のことかさっぱりだった。
目の前で犬は喋ってるし、六道仙人の名前は出てくるし、喋ってることが意味不明だし。
「え?詳しく説明求む」
「あぁ、俺は11尾のテンだ11尾なのにテンっておもしれぇだろwwww10尾よりつえーんだぜwwwあ、今は1尾から9尾かwww束になっても俺には勝てないwww」
「お、おう」
「まぁ契約だ、契約したら周りにも認識され、見えるようになる。っても基本的にはお前の腹の中にいるんだけどなwwww」
あぁ、理解した。原作には出てこなかったが、うちはシンという人物がイレギュラーとして入ったせいでこうなってしまったのかもしれない。ただ、コイツうざい。と思った。
「じゃあ契約終わり!」
やつはそう言って、腹の中へ消えてしまった。
「はあ!?ちょ、おま、えぇ!?」
俺は心底驚いた。だって勝手に契約してんだもん。びっくりだよ。
(まぁ、俺と契約したことでチャクラ11倍とか、いろいろついてくんだからいいだろwwww)
「なんだよ頭に直接話しかけんなよ。尾獣のチャクラを使えるってことか?」
この感覚は初めてで少し驚いた。
(あー悪いwwwwいや、お前自身のブーストだwww俺のチャクラはお前の11の11条倍だwwww名前は10だけどwwwww)
「あーおまえすごいな、ウザイけど。じゃあよろしくな」
こうして俺は晴れて人柱力になった。
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あとがき
なるとの二次が書きたかったんです。
よろしくお願いします!
コメントしてくれたら嬉しいです。
あ、誤字脱字を言ってくれると直しますし助かります。
ここ違うんじゃねーの?
的なのでも構いません