小説『転生先はナルトの世界』
作者:しゅー()

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「時には残酷に、時には非情に。」



「万華鏡って最も親しい友を殺すことだっけ?でもカカシは開発したとか言ってたしなぁ…」

俺は万華鏡を手に入れるためにあれこれ考えていた。
んー。
わからん。俺友達いないし。
親でもいいのか?
とかなんとか考えていたら思わぬ助言が入った。

(万華鏡?あぁ親でいいよ。お前友達いないだろ?wwwww)

ほう、親でもいいのか。
でも親を殺すってなぁ…

「どう思う?」

(いいんじゃね?www俺尾獣だしwww関わりない人間が死んでもどうとも思わないwwwww)

まぁ、俺ももともとここの人間じゃないし、万華鏡ないと死ぬしな。
どうせ俺の親も殺されるしな。
とか言い訳しながら親を殺すことに決めた。

…その晩俺は永遠の目を手に入れた。
俺はまず父に幻術をかけ、共に母を殺した。
その結果2人とも万華鏡を得た。
そのまま父も殺し、俺は永遠の目になった。

なんていう手際の良さ。
なんとも思わない俺も俺だな。

(シンwwもっと強くなったなwwww)

「ん、これがないとな…」

(これがないと…?)

テンは俺が転生者だってことを知らない。
別に喋ってもいいんだけど、うざいしな。

「あぁ、俺がアカデミー入学してから少し経った時にうちは虐殺が起こるんだけどな・・・」

俺は転生者である点も含めて全容をテンに話した。

(転生者とかwwwwだからそんなに強くなれんのかwww普通3歳でここまでの修行はしないぞwww)

うん、まずはうちは虐殺に備えよう。
イタチさんは悪いと思わないし、ダンゾウも悪いとは思わない。
でもこのことには加担するつもりもない。
だが生き残る。

-5-
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