小説『転生先はナルトの世界』
作者:しゅー()

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      「うちはの終わり」





外が阿鼻叫喚の嵐だ。
外の景色はまるで地獄で、昨日までのうちはの雰囲気はなく戦闘音も聞こえる。
だが俺にはそんなことはどうでもいい。
俺は戦闘準備をし、家を出た。

そしてちょうどうちはの者を殺したとこへ出くわした。

「イタチさん・・・生き残らせてもらいます」

そういう俺にイタチはクナイで斬りかかってきた。
イタチは既に写輪眼だったので俺も写輪眼を展開し、チャクラ刀でつばぜり合いの感じになった。
イタチと目を合わせるとイタチは少し驚いた様子だった。

「写輪眼・・・か」

そう言うとイタチは距離をとり、火遁・豪火球の術を放ってきた。
目の前まで迫り来るでかい炎の球を俺は同じ術で迎え撃った。
イタチの術と俺の術がぶつかる。
爆発音が聞こえ、相殺される中、次は俺から仕掛けることにした。

「火遁・龍炎放歌の術!風遁・神颪!」

素早く印を組み2連続で術を放った。
口から龍を象った炎を複数かつ高速で放ち、それを両手から猛烈な突風を発生させ、強大なものにした。

イタチは目を見開いていたが素早く印を組み、水遁・水陣壁を展開、水牢の術で自身を包み込んだ。
俺の術は水の壁に激突した。
激しい水蒸気が上がり、イタチへすべての炎の龍が飛んでいった。
しかしイタチのダメージは少ないものだった。

「今のは驚いた。全力で相手をしよう」

イタチはそう言って、万華鏡写輪眼を展開。
それを見た俺も万華鏡写輪眼を展開した。

「お前っ!その目は!?・・・やはりな」

イタチは驚いた様子だったがすぐに切り替え、スサノオを展開した。
そしてそのまま天照を放った。

天照の黒炎は俺が死ぬまで俺の体を焼き尽くした。

「こいつを生かしておくと危険だったな」

イタチはそう言い残し次へと向かっていった。

その様子を霊体的な何かで確認した俺は生き返った。
そういえば11回死ねるんだったなとか思い出しながら。

(あーwww俺空気だったwwwお前俺の能力使えば勝てたのになwww)

お前の能力ってなんだよ尾獣化か?
(それ以外にも、1尾から10尾までの特殊能力を使えるんだぜwwww)
そういうのは早くいって欲しかった。

-6-
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