小説『ショート・ショートストーリー。』
作者:buburo()

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?6月6日?

たまには、シブヤとかもぶらぶらするのいいな?。

「あの?、いいですか?。」

ん・・・・。女の人が俺に声をかけてきてくれた。

「な、何ですか?。」

ど、どうしたんだろ・・・・。で、でも、かわいい人だな?。         

「理屈高校21期生の、 吉沢 弥勒さんですよね?。わ、私、22期生の、斉藤 好実<よしみ>って

言います!。後輩なんですけど・・・・知らないですよね・・・・?。」

好実ちゃん・・・・?。知らないなー。でも、何か用かなー。

「ご、ごめん。知らないや。そ、それにしても、何か用事でも?。」

うわ・・・・、俺緊張して声震えてる。

「あ、あの・・・・ずっと好きでした!。い、いきなりで、すいません!。友達からお願いします!。」

え・・・・えー!!!。お、俺の事好きな人なんていたの!?。しかも、こんなかわいい娘・・・・。

「う、うん。喜んで!。」

ふー。ここはちゃんと言えた・・・・。

「じゃ、じゃあ、ケータイの電話番号、赤外線で交換してもらっていいですか?。」

「うん。いいよ。」

赤外線か・・・・。そういや、友人も恋人もいなかったから、実家の番号しか入ってなかったな・・・・。

って・・・・思ってる間に電話番号の交換終わってた!。

「じゃ、じゃあ、ありがとうございました!。」

「うん!。じゃあね!。」

ふう・・・・。俺に、恋人・・・・か・・・・。何か、不幸ばっかだったのに、うれしいな・・・・。

?幸せ・・・・幸せ・・・・おしまい!。という風に、続く・・・・。?

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