小説『ロリコン勇者のファンタジー』
作者:Ciel(Eエブリスタ、ふらん(Ciel)のページ)

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と、そんな葛藤を頭の中で繰り返していた時、


「郁葉は……」

「え?」


思わず聞き返す。
なんか言ってたけど聞きとれなかった、なんすか?告白?俺のメイドになりたい?どうぞどうぞ、今なら猫耳スク水メイド(首輪付き)にしてあげますよ?


え、それは通報する?あ、そうっすか。




「……なんでもないです。ほら、さっさと風呂入ってくればいいじゃないですか変態。こっちには心が筒抜けなんですよ、猫耳スク水メイド(首輪付き)なんて死んでもやりませんからね変態」

「うぉおおおおおおおおおおお忘れてたぁああああああ!!!!!!心読まれてるの忘れてたぁぁああああああああああ!!!!!!」


すっごく恥ずかしくて死にたい。
ていうかいつも通りのミカさんですね、ええ。


「ふふ。じゃ、私は中庭にいますから」

するりと、綺麗な手がごつごつした俺の手から滑り去る。

「え、あ、はい」

すたすたと歩んでいくミカ。
一体なんだったんだろうか?ちょっと気になるけどまぁいいや、風呂入ろう。






――まさかこの後、あんな事になるなんて……今の俺には知る由も無かった。









ってミ○カはミ○カはフラグっぽい事言ってみる!




―― The end of this chapter, get ready for the next tale ――

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