「……あの、クリームヒルデさん、なんでしょうか?」
まだこちらをガン見しているクリーム殿に恐る恐る話しかける……きっと今朝の事を根に持ってるんだ、絶対そうだ、間違いない。
しかしクリームヒルデは何も言わず、まだこちらをガン見……あぁぁあああなんか頭おかしくなりそうだ。
と、その時テオが俺に耳打ちした。
「あんたまた何かしたのか?」
「まぁちょっと……」
さすがに真実は話せない。
俺がクリームを押し倒していちゃいちゃなんて皆に知れたらクリームの親衛隊共が全力で俺を殺しに来るからな……
まぁ悪いのは全部俺なんだけれども。
ふーん、と深くは詮索しないながらも何かを察したテオ。
「隊長!今日のまっ白パンツ似合ってますよ!」
刹那、テオの頭がクリームの手に捕捉されてメキョメキョと軋む。
うわぁこれあかんやつだ、ゴッドフィンガーだよこれ。
「なぜ貴様が知っている」
ゴミを見る目で頭を破壊されていくテオを見つめる。
これだよ、この冷酷な女の子が俺達の思い描くクリームヒルデさんなんや!
デレ期なんてなかったんや!
「いいいいいやさっきシャワー浴びてる時ちょっと拝借してぎえぇぇぇええええええ!!!!!!??????」
なんだこいつも変態なのか、ちょっと安心した。
「どいつもこいつも……」
おっとミカは安心どころじゃないみたいだ。