小説『ロリコン勇者のファンタジー』
作者:Ciel(Eエブリスタ、ふらん(Ciel)のページ)

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「……あの、クリームヒルデさん、なんでしょうか?」


まだこちらをガン見しているクリーム殿に恐る恐る話しかける……きっと今朝の事を根に持ってるんだ、絶対そうだ、間違いない。
しかしクリームヒルデは何も言わず、まだこちらをガン見……あぁぁあああなんか頭おかしくなりそうだ。

と、その時テオが俺に耳打ちした。

「あんたまた何かしたのか?」

「まぁちょっと……」


さすがに真実は話せない。
俺がクリームを押し倒していちゃいちゃなんて皆に知れたらクリームの親衛隊共が全力で俺を殺しに来るからな……
まぁ悪いのは全部俺なんだけれども。

ふーん、と深くは詮索しないながらも何かを察したテオ。


「隊長!今日のまっ白パンツ似合ってますよ!」


刹那、テオの頭がクリームの手に捕捉されてメキョメキョと軋む。
うわぁこれあかんやつだ、ゴッドフィンガーだよこれ。


「なぜ貴様が知っている」

ゴミを見る目で頭を破壊されていくテオを見つめる。
これだよ、この冷酷な女の子が俺達の思い描くクリームヒルデさんなんや!
デレ期なんてなかったんや!


「いいいいいやさっきシャワー浴びてる時ちょっと拝借してぎえぇぇぇええええええ!!!!!!??????」


なんだこいつも変態なのか、ちょっと安心した。


「どいつもこいつも……」

おっとミカは安心どころじゃないみたいだ。

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