――第1話 ロリコン一匹ご招待――
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「そうだ、幼女を見に行こう」
ふと、この俺河原 郁葉(かはらいくは)は誰もいない自室で少女マンガ(○ゃお)を読みながらそう呟いた。
どうしてこんな事を言ってるんだとかもっと他にやる事無いのかとかそもそもお前誰だとかお巡りさんこっちですとか、いろいろ言いたい事はあるだろう。
だがな、一つ大事な事を言わせてくれ、マイフレンド。
俺はロリコンなんだ、それも素晴らしいくらい変態的な。
だから今日もこうやって近所の小学校へ散歩と称して幼女を観察しに行くために某熱帯雨林サイトで買った双眼鏡をメッセンジャーバッグに詰めてる。
「さーてと、双眼鏡も持った事だし、そろそろ眺めに行きますかな。ちょうど三時で下校時刻だし……ふふ」
気持ち悪い笑みを浮かべて俺は部屋を出る。
のんびりしている暇は無い、だって早くしないとPTAの怖い大人たちが俺らロリコンを抹殺しようと巡回し始めるからな。
鉄は熱いうちに打て、幼女は早いうちに見ろとは昔の人はよく言ったもんだな。
いってきますと掛け声をかけていざ出陣、俺は自転車にまたがりギアをフルスロットルにして超スピードでペダルを漕ぐ。
「ypaaaaaa!!!!!!同志よ、今俺がその純潔な姿をじっくり眺めてやるッ!」
今日はどんな幼女が拝めるだろうか、確か今は夏休みのプール期間だから、もしかしたらプールサイドで泳いでる天使が見られるかもしれない。
いや待てよ、もしかしたらスク水+学生帽+ランドセルという大変ロマンあふれる姿が……!!!
……いや流石にそんな夢満載ハイスペック女児はねぇか。