小説『ロリコン勇者のファンタジー』
作者:Ciel(Eエブリスタ、ふらん(Ciel)のページ)

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

そんなどうしようも無いくらいに終わっている想像というか妄想をしている内に小学校の正門から約50メートル離れた坂の上に辿り着いた。

この坂からだと下校してくるショタとロリがよく見える、そして俺のロリータ成分も回復するって戦法よ……いやまぁショタの趣味は無いんだけども。
おまけにほとんどここには人が来ない誰得道路。

だが注意しなきゃならん事もある……それは言わずもがな、PTAの処刑人達である。

奴らはロリコンを激しく嫌う傾向があり、まぁ俺達ロリコンを発見したら最期、警察という核よりも威力のある最終兵器を連れてくる……おぉ怖い怖い。


とにかく自転車を降りて双眼鏡を取り出す。

今の俺は2キロ先のコインすら貫くスナイパーと同じくらい危険でクールだ。


俺はアンチマテリアルスナイパーでテロリストを狙うが宜しく伏せて双眼鏡を覗く。


「ステンバーイ……ステンバーイ……うふふ」

ゲームみたいなセリフでちょうど下校の幼女達を観察する。


「ビューティフォー……夏という事もあってなかなか薄着だな、けしからん」

短パンにタンクトップにランドセル……うーむこれは大変だ、危険すぎるぜ。
この映像はM1エイブラムスに匹敵する破壊力、素晴らしい。
しかしもうちょっと厚着の楽しさも味わいたい、という事でもう少し観察する事にしよう。

-3-
Copyright ©Ciel All Rights Reserved 
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える