小説『ロリコン勇者のファンタジー』
作者:Ciel(Eエブリスタ、ふらん(Ciel)のページ)

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もしかしたら死ぬかもしれないという考えが頭の中で、俺にブレーキをかけているのだ。

「……、情けねぇなおい」

ため息交じりに自分を嘲笑う。


あの人たちを助けたいはずなのに、俺は自分可愛さに動けないでいる。

どうすればいい?俺はどうすればいい?
迷った、俺は迷った。


迷った挙句、俺は息を荒らげながらガリルの銃口にサプレッサーを装着してマウントレールに4倍率のACOGスコープを取り付けた。

ちくしょう、俺は何のために来たんだ、救いに来たんだろ、ならやってやる、クソ、クソ!


やるなら徹底的に。

一人残らずあのクソ共を殺してやる。




今度は奴らが虐殺される番だ、クソッタレ。

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