小説『ロリコン勇者のファンタジー』
作者:Ciel(Eエブリスタ、ふらん(Ciel)のページ)

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「おいおい、模擬戦っていうかタダのいじめじゃないか。いじめダメ、絶対」

弱い者いじめは感心しません。


「貴公はもちろんその鉄砲を使ってもいいぞい」

なんかデデデでプププな王様思い出した。
え、いやいやそれじゃタダの実戦ですよ? 弱い者いじめじゃ無くなりますよ? 7.62mmですよ? 死にますよ?


「それじゃ死人が出るぞ。俺はそこまで射撃は得意じゃないし、なにより実弾だから腕撃たれてもショック死するかもしれないんだけど?」

頭パーンになるよ?

「それについては心配いらん。訓練用の結界を張るから死人はでんよ」

すっごい御都合主義だな……これから毎日人を殺ろうぜ?
元ネタ知らない人はそのまま知らなくていいからね。 検索するなよ、絶対だぞ!?


だがそれなら気兼ねなくぶっ殺せそうだな。


「拒否権は無いんだろうな……クソ。いいだろう、Let’s do this !!!」


ガチャッとコッキングレバーを引く。
いいじゃねえか、捕まってた分の恨みをブチ込んでやる。


「よろしい!!!ならば戦いだぁッ!!!」


そう言ってウルフィアスが指を鳴らす。

すると突然、赤い結界が空を囲んだ。

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