「いやいやすまんなぁ貴公、彼女の頼みとはいえ痛かったであろう!」
「え?あ、はぁ」
一分前までぶっ殺そうとしていたのにめちゃくちゃフレンドリーに話しかけてくれる紳士なおじいさん。
いやなんか俺も色々すみませんでした、ハイ。
いやちょっとまて。
なんだこの感じ。
どう言う事だ。
と、一人庭で混乱している所にミカがパタパタと翼をはばたかせて舞い降りてくる。
これは素直に可愛いと思うがそれどころじゃない。
さあ説明してもらおうかこの幼女め。
「いやぁ団長さん良かったですよ!おかげさまでこの薄汚いロリコンを覚醒することができました!」
「おい誰が薄汚いって?ていうかこれはなんだ!?What the hell is going on?!! Fill me in!!! (一体なんだってんだ!!?教えろ!!!)」
本格的英語にもミカはめんどくさそうに対応してくれる。
そしてめんどくさそうな顔すんのやめろおい。
「Calm down, man. ちょっとしたドッキリですよ、ねぇ?」
「その通りだぞ少年」
「ようし分かったから一からちゃんと説明してくれ、な」