第二話 ギルド
カレンたちは無事フィオーレ王国・マグノリアに本拠地を置くギルド・フェアリーテイルに着く。
「大きいなー！」
「ここがフェアリーテイルなのねー！！」
二人がギルドを正面から見上げる。
「ただいまー！！」
「「「「「おかえり！！」」」」」
ナツが勢いよく扉を開け中に入る。
その後ろに続いて二人が入る。
「あら！後ろの二人は？」
カウンターにいた女性はグラビアモデルをもやっている、ミラ・ジェーンである。
「こっちがルーシィでそっちがカレン、新しい仲間だ！」
「あんなかわいい子たちが入ってくれるなんて最高じゃねえか！」「歓迎会しなきゃ！！」「やったねみんな、友達増えるよ！」
「おいやめろ！」
ギルドの中がより一層盛り上がる。
「フェアリーテイルのマーク付けるけど二人ともどこがいい？」
「私は右の手の甲でお願いします。」
「じゃあ私は左手の甲で」
「分かったわ」
カレンはマークを付けた後フェアリーテイルのグレイやカナ、レヴィなどともカレンはすぐに打ち解けることができた。
「そういえばカレンお前の魔法ってどんなの？」
「それ私も知りたい」
「（これから協力するし教えてもいいかな。）」
「私の魔法は樹も滅竜魔法・・・つまりナツと一緒。」
「「「「「「ええええええええええええ！？」」」」」」
話を聞いていた者が驚く。
「なんで隠してたの？」
「隠すつもりはなかったんだけど、タイミングが合わなくて」
ナツは血相変えてカレンの両肩を掴むと
「お前イグニールのことなんか知らないか？」
「ごめん知らない・・・もしかしてそれってこの前言ってたドラゴン？」
「ああそうだ！ひょっとしてカレンもドラゴンに育てられたのか？」
「えっ！？ナツも？」
「えええええええ！？ドラゴンに育てられたー！？」
「ああ、でも七年前の七月七日にイグニールは俺の前から消えた。」
ナツはうつむき悲しそうな顔をしていた。
「私もまったく同じ日にカローラは姿を消したわ。」
「「でも絶対見つけ出す。」」
二人は声をそろえて同じ決意を言葉にした。
「とりあえず「「「「「「ようこそ！！フェアリーテイルへ！！」」」」」」
翌日〜
昨夜カレンは近くの森で野宿をしていた。基本寝れるならどこでもいいらしい
「お腹減ったなー」
そういうとすぐ側に歩きにかぶりつく。五分足らずで五〜六メートルの木を食べてしまった。」
「満腹満腹ー、さーて今日は初仕事頑張ろう！！」
ギルドに向かって歩きだした。
ギルドに到着するとなんだかいつもよりざわついている。
カレンはミラに理由を尋ねると
「それはたぶ「今帰った。」おかえりエルザ。」
「ああ、ただいま。ん！そこの彼女はもしや」
「こちらはカレン新しく入ったのよ。」
「お久しぶり、エルザ」
「やはりカレンか！久しいな。」
「えっ！？知り合いなのカレン？」
「一年前ほどに知り合って仲良くなったの」
「へーそうなんだ。」
「フェアリーテイルに入ってくれたのか！」
「うん、話すと少し長いけど・・・」
カレンはエルザにフェアリーテイルに入るまでの流れを説明した。
「なるほど、そんなことが。いきなりで申し訳ないがカレン、仕事を一つ手伝ってくれるか？」
「いいよ。」
「それからナツとグレイお前たちもだ。」
「俺たちも！？」
「つべこべ言わず手伝え。」
「は、はい」「アイ」
「ナツがハッピーみたいになった！？」
「１０時にギルド前集合だ遅れるなよ。」
そして出発の時...
「あれ？ルーシィなんでいるの？」
「ミラさんに頼まれたの、ナツたちの事。」
「そうなんだ、まあよろしくルーシィ。」
「うん！」
少し後からエルザがやって来た。
「またせたな」
「荷物多っ！？」
「相変わらずだね」
エルザの荷物は３メートル以上あった。
「さて行きますか！」
「あい」
そしてカレンは初仕事に向かった。
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どうももっちーです。
このような駄文を読んでいただき感謝しています。
感想・意見等があればコメントお願いします。<m(__)m>
次回「ララバイ」で会いましょう。