「……ろ、お………ろ………起きろっ!」
ドゴッ!
「ーっ!?」
痛ってぇー!
誰だ俺の睡眠邪魔しやがったの!
タンコブ出来てねぇか!?
イラつきながら顔をあげるとドヤ顔のバニングスが目の前にいた
「やっと起きたわね、あんたに聞きたいことがあんのよ!」
顔を更に近づけ鬼のような顔で睨んでくる
「何だよ、離れろ暑苦しいな、……よし、そうだな、お前のことを今度からバーニングと読んでやろう、ありがたく思えよ、お前は今日からアリサ・バーニングだ!」
暑苦しいお前にピッタリの名前だろう!
「なっ!?ふざけるな!その名前で呼んだら殴るわよ!」
お〜怖怖っ、こいつの腹パンは尋常じゃねぇほど痛てぇからな
からかうのはよそう、殺される
「あ〜はいはいわかったわかった、で用件ってなんだ?」
改めて俺の睡眠を邪魔しやがった理由を聞こうか
「もしつまらない理由だったらO☆HA☆NA☆SHIなの♪」
ついでにちょっとばかしの恐怖心をあたえておこう
ビクッ「うおぅ!なにこの寒気!ちょっと恐いんだけど!?」
「早く理由をいってなの♪」
「そのなのはの物真似止めて!無茶苦茶恐いから!」
ああ、あのアリサ・バーニングが半泣きだ
さすが、魔砲少女
威力が半端じゃない
「ちょっと私そんなことしたことないの!?」
弁解しようったって無駄だぞ高町、お前は将来誰かは知らないが動けない奴にSRBやDBぶっぱなすらしいからな
原作知識は今の所無印しかないが
某SNSサイトに乗ってたからな
高町の魔王っぷりが
てかそろそろ俺を起こした理由言ってくれんかね?
「ああゴメン、アンタ転校初日の挨拶と言ってることが矛盾してるじゃない」
「心読まれた!?」
あの技人間にも出来るのか!?
「顔に書いてあったわよ、アンタ分かりやすいにも程があるでしょって!ちがう、取り敢えずさっきの質問に答えなさい」
なん………だと……!
そんなに簡単に読まれてしまっていいのか俺!
軽くorz状態になってると
「な、なによ、私が悪いの?いい加減質問に答えてよ」
「ああすまんすまん、あれか?成績は中の下ってやつか?」
「それよ、言ってることが全然矛盾してるじゃないの」
なるほどね、そう言うこと
「あ〜あれね、あれは某大学の医学部のなかでは成績中の下ってことさ」
「なっ……!」
当たり前だ、前世そこにいたんだから
「アンタ無茶苦茶ね」
「うるせ、自覚済だっつーの」
「はぁもういいわ、それにしても彼奴が3位って言うのが気に食わないわ」
「彼奴?」
「鳳凰院凶真、あいつの名前なんか喋りたくないわ全く」
「あぁ、あの中二ネームのそいつも嫌いなの?」
「そいつもって学校で嫌いなのはそいつしか居ないわよ」
「つーことはあの銀髪オッドナルシストか!」
何で気づかなかったんだ、俺!
「い、今頃気付いたの?」
「ああ、何て言うかあんな髪で目で中二病であの名前で、色々可愛そうな奴だな」
ホントにその名前語るなら銀髪オッド直してこいってんだ
キーンコーンカーンコーン
「お、SHL始まるぞ、さ、席付いた付いた」
そう言ってバーニングの背中を推す
「おっとっと、解ってるわよ全く、じゃあまた後で」
「また後でなの」
「また後でね、梓君」
実は喋って無かっただけで月村ずっと居ましたよ?
「実は昨日、六組の鳳凰院くんが森の中で倒れててそのまま入院になりました、森の中は危険ですので気お付けてくださいね」
(「「「「ざまぁ(なの)wwwwwwwwwww」」」」)