小説『超基本的な小説の書き方』
作者:運協()

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等と偉そうな題名ですが、本当は最近スランプ気味で文章が書けないので、自分を見直すつもりで小説の書き方等を書いてみようかと思い立った今日。
こんばんは、運協です。
まあ、書き方と言うより、【上手に見える書き方】とでも言うか、そういったものを徒然と述べてみます。
みんなの参考になればいいかなと。

ではまず【基本的な小説の書き方、ルール】について。

1 改行時は文頭は一マス空ける。(但し、文頭が【「」】等で始まる場合は除く)
2 【―】や【…】は【――】【……】の様に二つ重ねる。
3 ?や!の後は一マス空ける。
4 句読点(。)(、)は必ず打つ。(例外 会話文「」の文章の最後には【。】はいらない)
5 基本的に数字は漢数字で表示。

いくつか抜けているかもしれませんが、パッと思いつくのはこの五つです。
上記の内、1、5番は【日本語で紙媒体で縦書きの文章を書く場合の常識】なので、僕はネット媒体で文章を読む場合にはあまり気にしません。
そして2、3番は【出版社の都合】である理由が多々あります。
が、4番は【日本語で文章を書く場合の常識】です。これは絶対守るべきだと思います。

僕の個人的な意見になりますが、例えネット上の作品だと、改行を句読点の代用としている方が多数いますが、それは誤りであると思っています。
改行、空白その他を含めて、出来上がった作品を文章では無く、映像として捉えているのではないでしょうか。

改行は筆者のセンスであり、空白はテクニックです。

ではどこでそのセンスを磨くかというと、もう読書をするしかないのです。圧倒的な読書量だけがセンスを養います。

そしてもう一つ、僕が改行、空白部の多用を否定するのは、【文章が軽く見える】からです。
誤解しないで欲しいのですが、改行がダメだと言っている訳ではありません。ファンタジー等の戦闘シーンでは短文中心に構成をして、緊迫感、スピード感を表すテクニックも当然ありますが、作品全体の地の文が短文のみで構成されていると、文章が安っぽく見えてしまうのです。

あ、話しが逸脱しだした。
最初に述べた五つのルールはあくまでも基本的な小説の書き方、ルールです。
が、これを守っているだけでも、「お、結構書ける人だな」と思われるので守っても損は無いと思います。

では次章からは、もう少し具体的な小説の書き方について述べてみようと思っています。
興味のある方は次もよろしくです

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