小説『 ONE PIECE 〜青天の大嵐〜 』
作者:じの字()

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“伝説との遭遇 〜無垢な子羊の群れの前に解き放たれた狼達〜”





あ〜たいへんなことになっててまんな〜

ああ、どうもどうも最近いろいろ萎え気味のグンジョー君だよー。

前回の話

伝説の海賊の皆さんに会った。

以上!!

説明苦手なんだよ俺・・・。

で、今酒場から出てきたんだが、海兵が軽く100人以上はいるな・・・。

この島や他の島に駐在している海兵ありったけかき集めたのだろう。

無駄な努力を。


「とりあえず俺が掃除してくるわ〜。」


と言って掃除を始めようとしたんだけど、

「オイ待てテメエ!!」

「おい、グンジョーおれにもやらせろ!!」

「俺も“辻斬り”とエドワード・ニューゲートの実力に興味がある。」

「おいさけがたりねぇーぞ!!」


即席海賊パーティが編成されました。

というか、うるせえ戦闘狂軍団。

いや、1人関係ないの混じってたな。

酒場を出ると右からロジャー、レイリー、シキ、白ひげ、俺の順番で並ぶ。

ちなみにこの順番はじゃんけんで決めるぞ!!というシキ発案の元こうなった。

どこのアイドルグループだ。


「貴様達5人には逮捕状が出ている!!大人しく海兵を解放しろ!!そしてインペルダウンでその罪を悔いるがいい!!総員構え!!」


階級が一番高いと思われる海兵はそれを無視して怒鳴り散らすと同時に、ガチャチャ!!と、海兵たちが一斉に銃を構える。

嘘つくなし。その仲間の海兵がバスターコールとか言ってたぞ。殺す気ではないか。

殺る気マンマングローブということですか?

ま、こちらとしてもこのまま死ぬ気はないんで。


「抵抗させてもらおう。」


虎丸を抜き放つ。

数では負けてるけど、この面子で負ける気がしねえ。


「ところでシキ、“辻斬り”、エドワード・ニューゲート。」


レイリーが口を開いた。


「すまんが、この戦いが終わったら俺から1つ話しがあるのだが、いいかね?」

「別に構わないけど?何の話?」

「ああ、それは」


ドン!!という音がして足元に銃弾が撃ち込まれる。


「・・・後でにしようか。」

「そうだな。」


俺たちはそれぞれ戦闘態勢に入る。


「あ、何だ?」

「ふう、酒を飲んだ後はあまり運動をしなくないのだがね。」

「ジハハハハハ!!海兵ども俺にひれ伏せ!!」

「ハナッタレ共が・・・。」

「とりあえずO☆HA☆NA☆SIしようや。」


状況がよく分かっていないのも1人いたが、構わず海兵の群れに躍りかかった。


「総員迎え討て!!」


海兵達は一斉に銃を発砲してきた!!


「ジハハハハハ無駄だ!!」


シキは剣を抜きながらフワリと空中に浮き上がる。


「気をつけろアイツ能力者だ!!」

「そうだな。上ばかり見てはいかんな。」

「え?」


叫んだ海兵がいつの間にか近寄っていたレイリーに斬られる。


「貴様!!」

「よくも仲間を!!」


今度はレイリーに複数の海兵が接近してくるが


「オラア!」

酔っ払ってたはずのロジャーが海兵を殴り飛ばしていく。何だこいつらいいコンビネーションじゃん。


「ロジャー!!お前はまだ酔ってんだからおとなしくしてろ!!」

「うるせえレイリー!!俺の相手は俺が倒す!!お前の相手も俺が倒す!!」


あれで仲いいのか?

と、


「エドワード・ニューゲート!!観念しろ!!」


白ひげは海軍に包囲されていた。

俺も海軍の相手をしていたが、助けたほうがいいかな?

しかし、白ひげは何を考えたのか地震エネルギーを溜めるとそれを一気に地面にたたきつける!!


「ウェアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」


ビシビシ、という音がして白ひげを中心にひび割れができ、そして地面が崩れ出した。


「逃げろ!!」

「巻き込まれる!!」


そうこうしている間に白ひげの周りにいた海兵は地面の穴に巻き込まれて全滅してしまった。

恐るべきグラグラの実ェ・・・。


「死ねえ!!」

「うおっと」


考え事してたら海兵に斬られそうになった。

もう、何するザマス!?


「“辻斬り”グンジョー!!大人しく逮捕されろ!!


そう言って、今度は俺を囲む。チョコザイナ。

ま、実験にはちょうどいいか。

というわけで剣をふりぬき


斬撃を飛ばしました。


「ゴオッ!?」

剣撃にあたった海兵は他の海兵を巻き込みながら家屋まで吹っ飛ぶ。

そう、これが今の俺の実力。

あれから毎日鍛錬をし続けるうちに通常攻撃に斬撃飛ばしが付加され、ついでに他の技の威力も上がっていた。

努力する人は成功するっていうけどこれは・・・。

「とりあえず一気に決めるか・・・。いくぞ!!“暴風ウォークダウン”!!」

「!!!!!!ギャアアアアアアアアアアア!!!!!」×たくさん

「え、ちょ、まっ、アアアアアアアアアアアアア!!」←シキ


高速で剣を振り切った箇所から巨大な空気の渦が生まれ海兵たちを飲み込む。何か巻き込んだが気にしない。

いや、この技もなんつー“チート技”になっちまったんだよ・・・。


「テメエ!!何しやがんだ!!」


チッ、生きてたか。


「お前今舌打ちしなかったか?」

「気のせい気のせい。」

「そうか、・・ってそんなわけねえだろ!!危うく死ぬところだったぞ!!あんな技使うんだったら一言言ってからやれ!!」

「おいグンジョー俺の獲物まで持ってくんじゃねえよ。」

「いやはや、驚いたな。これが“辻斬り”の実力か・・・。」


今の一撃で他の奴が相手していた海兵を掃討するどころか、近くにあった建物を半壊させてしまった。正直やりすぎたな。


「さて。」


気を取り直して、とレイリーが話し始める。


「おそらくこの島は、あの海兵が言った通りバスターコールのようなものがおこなわれるだろう。」

「ああ。早く逃げなきゃヤベエな。」

「待て。まだ続きがあるんだろ?」

「さて諸君突然だが、




我々ロジャー海賊団と同盟を組むつもりはないかね?」




「「「「何で?」」」」


いや、ロジャーお前まで言うなよ。

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次回!!


レイリーの策とは?

せまるバスターコールの影!!

海賊たちはどうするのか!?

つづきますわよ!!

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技解説

暴風ウォークダウン

修行により、竜巻並みの威力を誇るようになった。これでもまだは覇気は纏っていないというトンデモ仕様。グンジョーとしては本気を出せば国家非常事態宣言レベルまでもっていきたいと思っている。この後もいろいろ出てきます。

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