小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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sideフェイト

気がつくと私達は山の中に転移していた

アルフ「で?」

???「なんだ」

アルフ「いい加減答えとくれ、あんたは誰何だい?」

私も気になっていた事をアルフが聞いてくれた

???「ふむ……そうだな」

そう言うと男の子は仮面に手をかけ、仮面を外した

フェイト&アルフ「「え!?」」

そこには今日会った男の子が居た

sideフェイト end

side銀臥

銀臥「よう」

アルフ「あんただったのかい……」

銀臥「ああ」

フェイト「また助けられましたね、ありがとうございました」

銀臥「………」

俺は何も言わない

フェイト「……あ、あの…」

銀臥「言ったよな」

少しキレ気味に

銀臥「無茶すんな、そう言ったよな俺は」

フェイトに向かってそう言った

フェイト「あ……」

銀臥「………」

フェイト「ご、ごめんなさい」

アルフ「フェイトもこう言ってるし許してやってくれないかい?」

銀臥「………はぁ」

フェイト「………」

銀臥「今度からは……」

フェイト「え?」

銀臥「今度からは……俺にも言え、手伝ってやる」

フェイト「で、でも」

銀臥「どうせお前は何度注意しようが無茶するだろう?」

フェイト「う」

アルフ「ちょ、ちょっと」

銀臥「どこぞの使い魔は主の無茶を止められないし」

アルフ「うぐ」

銀臥「お前らに無茶されてると寝覚めが悪い、ただそれだけだ」

フェイト&アルフ「「………」」

アルフ「あんたって」

銀臥「なんだよ」

アルフ「ツンデレだね」

銀臥「死ね!フェイトに捨てられて野垂れ死ね!!」

アルフ「照れるなよぅ(ニヤニヤ)」

銀臥「クソッ!」

フェイト「あ、あの」

銀臥「あん!?」

フェイト「う」

銀臥「……悪い」

フェイト「い、いえ」

二人して黙り込む

フェイト「手伝ってもらっていいんですか」

銀臥「ああ」

フェイト「犯罪者になってしまうかもしれませんよ?」

銀臥「かまわねぇよ、お前みたいな可愛い女の子が傷つくよりはマシだろ」

フェイト「か、可愛い//」

う、口が滑った

フェイト「じゃ、じゃあよろしくお願いします//」

銀臥「あ、ああ//それと、敬語は使わなくていい。同年代だろ?」

フェイト「う、うん」

アルフ「じゃ、これからよろしく頼むよ」

銀臥「ああ」

俺たちは別れた




はぁ

リスティ『マイマスター、22回目の溜め息です』

銀臥「数えてんのかよ」

リスティ『リアの忠告にもっと耳を傾けるべきでしたね』

銀臥「ああ、今更ながらに後悔してる」

リスティ『今後は忠告はしっかり聞きましょう』

銀臥「ああ、フェイトに言ったばっかなのにな」

そう言い、原作介入する覚悟を決めた俺であった

-10-
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魔法少女リリカルなのはtype (タイプ) 2012 AUTUMN 2012年 10月号 [雑誌]
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