小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side銀臥

六課のすぐ近くの海に接する道

銀臥「ここで訓練をするのか………何もないがいいのか?」

はやて「それは後のお楽しみや、ちょうどフォワード陣とシャーリーも来たみたいやしな」

スバル「銀臥さん?それに隊長達やVES隊の人も」

俺の存在にいち早く気づいたスバルが声に出して呼ぶ

銀臥「お前たちの訓練見させてもらう」

フォワード陣「はい!」

なのは「さ、皆には頑張ってもらうよ、っとその前に。シャーリー、自己紹介してね」

シャリオ「はい、皆さん初めましてメカニックデザイナー兼機動六課通信主任のシャリオ・フィニーノ一等陸士です。皆はシャーリーって呼ぶので良かったらそう呼んでね」

銀臥「よろしく頼む、俺も銀臥でいい」

シャリオ「あ、よろしくお願いします銀臥さん!」

やはり敬語か…何故だ?

フェイト「デバイスについての相談は彼女にね」

とシャーリーを見ながら言うフェイト

なのはがフォワード陣をみて

なのは「じゃ、早速訓練にはいろうか」

スバル「は、はい?」

ティアナ「でも、ここでですか?」

なのは「シャーリー」

やっちゃってと言うような視線をシャーリーに向ける

シャーリー「機動六課自慢の訓練スペース、なのはさん完全監修の陸戦用空間シミュレーター。ステージセット!」

とモニターを押すと何もなかった場所が廃墟に変わる

すごい設備だな

俺となのは、シャーリーは場所を移動し、フォワード陣は戦闘開始位置につく

なのは「みんな聞こえる?」

フォワード「はい」

なのは「早速ターゲットを出すよ」

なのはが俺の方を見て

なのは「六体くらいでいいかな?」

銀臥「まぁ、動作レベルなどを低くすればそれでもいいと思うぞ」

なのは「じゃ、シャーリー」

シャリオ「動作レベルはC、攻撃精度はD、連携精度はCくらいですか?」

倒せる範囲なのか俺に聞いてくる

銀臥「ああ、それなら倒せるだろう」

なのは「敵は【虚の民】の新兵器"キラーズ"、銀臥くんの情報で限りなく本物に近い精度になってるよ」

シャリオ「キラーズの特徴として殺傷目的で放ってくる攻撃と多数による連携、それに加えてAMFを使えるようになってる。一応非殺傷設定で攻撃してくると仮定してのシミュレーションだけど相当手強いよ、頑張ってね」

とフォワード陣に伝えるシャーリー

なのは「第一回模擬戦訓練、敵兵器の全破壊。十五分以内にね」

フォワード「はい」

シャリオ「それでは」

なのは「ミッション」

なのは&シャリオ「「スタート!」」



連携しながらフォワードに向かってゆくキラーズ

なのは「へえ、初めて対処するのにいい動きだね」

フェイト「私たちが初めてやったときは結構しんどかったもんね」

はやて「でもしんどくはあったけど倒すのは難しく無かったな」

それはそうだろ

銀臥「その時の映像、見させてもらったがあれは勝てて当然だ」

なのは「え?」

フェイト「どういう事?」

VES隊のメンバー以外がこちらに視線を向ける

銀臥「なのは達の戦闘は一対三くらいだったか?あれの本領は一対三十の戦闘だ、物量差と連携による多方位攻撃で隙も与えず攻撃し、それによる殲滅を基本とした兵器、それがキラーズだ」

シグナム「一対………」

ヴィータ「三十って………」

あまりの物量差に驚く面々

銀臥「まぁ、弱点としては少しでも射線上に味方機が居ると攻撃できないところと個々の戦闘能力が高くないこと、それとちょっとした攻撃でも落ちるような耐久力だな」

っと

銀臥「早速一機撃破か」

スバルが殴りつけ破壊する

スバル「何これ、試験の時のターゲットと同じくらい脆いんじゃない?」

と言う

銀臥「確かにあれくらい脆いな」

木材で殴っても凹むし、爆発に巻き込まれれば木っ端微塵という言葉がお似合いな程バラバラになる

伊達に脆さは天下一と言われていない

最初の訓練は十分もたたずに終わった

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