小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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sideリンディ

リンディ「じゃあ、話をしましょうか。でもその前に」

私は仮面の少年を見て

リンディ「その仮面、外してもらえないかしら?」

そう言った

すると

仮面の少年「断る」

リンディ「なぜ?」

仮面の少年「今の所あんたらは信用するに値しない」

物凄く警戒されているわね

リンディ「ならデバイスは「断る」……」

これもダメらしい

仮面の少年「条件として提示した危害を加えないというものを守らないかもしれない相手の陣地の中で
      武器を置くなどできないな」

リンディ「ならそのままで構いません。では話を始めましょうか」

そして私はなのはさんとユーノ君の出会いと、藍桐君とのジュエルシードの回収作業について聞いた

だが

壁にもたれている仮面を付けた彼は自分の事を話してくれない

リンディ「貴方の話も聞かせてもらいたいのだけど?」

仮面の少年「話すことなど無い」

クロノ「さっきから黙っていれば貴様は!」

仮面の少年「何だ?」

クロノ「協力する気があるのか!?」

仮面の少年「有ると思うか?」

クロノ「協力する気はないと?」

仮面の少年「ああ」

クロノ「っく!」

悔しそうな顔をするクロノ、私でも友好的に話してもらえないのにあなたじゃ無理よ

なのは「??」

なのはさんが不思議そうな顔をしている

リンディ「どうかしたのかしらなのはさん?」

なのは「その人の声どこかで聞いたような気が………」

仮面の少年「!?」

あら?今動揺したかのような反応をしたように見えたけど?

なのは「う〜ん?」

仮面の少年「………用がすんだのなら帰らせてもらう」

そう言ってドアの方へ向かって行く

焦ってるようね

なのは「あーー!」

仮面の少年「!」

なのは「紅月くんだ!紅月くんの声だ!」

なのはさんが仮面の少年の行き先をふさいだ

仮面の少年「………」

なのは「紅月くんでしょ?」

仮面の少年「………違う」

なのは「ちがわないよ。わたし友達の声間違えないもん!」

仮面の少年「………人違いだ」

なのは「む〜ちがわないもん」

仮面の少年が動揺してる………ここだけ見ればほんとに子供ね

仮面の少年「ジロジロ見るな」

ユーノ「スキあり!」

仮面の少年「!!」

密かに後ろに回っていたユーノ君が仮面を取る

なのは「やっぱり紅月くんだ!!」

紅月くん「チッ」

なのは「舌打ちした!?」

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