小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side銀臥

銀臥「あぁそうだよ、お前の知り合いの、紅月くんだよ!」

若干不満そうに言った

なのは「紅月くんも魔導師だったんだね!」

高町よ何故そんなに嬉しそうなんだ?

陣夜「………」

睨んでくるあいつが鬱陶しい事この上ない

リンディ「で、自己紹介はしてもらえるのかしら?」

銀臥「………紅月 銀臥」

リンディ「そう、じゃあ銀臥君、貴方の目的を改めて教えてくれない?」

銀臥「断る」

リンディ「やっぱりダメなのね。まぁいいわ」

手でパン!と鳴らし

リンディ「これからロストロギアがどういうものか説明させてもらいます」

俺と高町達は黙って説明を聞いた

リンディ「で、本題なのだけれど」

急に真剣な雰囲気になった

リンディ「これよりロストロギア(ジュエルシード)の回収については時空管理局が全権を持ちます」

なのは&ユーノ「「えっ………」」

クロノ「君達は今回の事を忘れてそれぞれの世界に戻って元通りに暮らすといい」

なのは「でも、そんな………」

クロノ「次元干渉に関わる事件だ、民間人に介入してもらうレベルの話じゃない」

なのは「でも!」

リンディ「まあ、急に言われても気持ちの整理もつかないでしょ。今夜一晩、ゆっくり考えて二人で話し合っ     て、それから改めてお話しましょう」

おい、今何て言った?

銀臥「待てリンディ・ハラオウン」

周りの全員に半分くらいの殺気をぶつける

リンディ「ッ!!…な、何かしら?」

銀臥「クロノ・ハラオウン」

クロノ「は、はい!」

怯えながら答える

銀臥「この事件、俺達は関わるべきじゃない、お前はそう言ったな?」

クロノ「あ、ああ」

銀臥「なら問おう、改めて話し合うべき事などあるか?」

クロノ「え?」

クロノは不思議そうな顔をする

銀臥「俺達が介入するべきじゃ無い事なのにもう一度話し合うことはあるか?」

クロノ「!!………無い、な」

銀臥「リンディ・ハラオウン、貴様は何を考え………いや何を企んでいる」

side銀臥 end

sideリンディ

まさかこんな子供がそんなとこまで考えてるなんて

銀臥「言えないなら代わりに言ってやろう」

………

銀臥「協力させるつもりなのだろう、管理局は人手不足らしいからな」

否定できない

銀臥「沈黙は肯定と取らせてもらう」

クロノ「………艦長?」

リンディ「………」

銀臥「汚らしい大人が考える事だ、予想するなど容易い」

リンディ「申し訳ありません」

銀臥「何?」

リンディ「ここからは本音を言わせてもらいます」

包み隠さず話そうと決心した

リンディ「確かに管理局は人手不足です、このロストロギアもクロノだけでは回収できないかもしれない
     なのでどうか、協力してくれませんか?」

銀臥「………」

なのは「あ、あの!」

リンディ「なのはさん…」

なのは「わたしに手伝わせてください!」

ユーノ「これは元々僕がやろうとしてた事です。途中でやめようとは思いません」

陣夜「なのはが手伝うなら俺も」

リンディ「ありがとう!」

銀臥「………」

クロノ「君はどうなんだい」

sideリンディ end

side銀臥

俺に視線が集中する

銀臥「俺は協力しない」

なのは「え」

なのはが驚いている

銀臥「俺はフェイトと協力すると約束している」

リンディ「そう、ですか」

銀臥「では帰らせてもらう」

なのは「ま、待って」

銀臥「なんだ?」

なのは「あ、あの」

どうしたんだ高町の奴

銀臥「言いたい事があるなら言え」

なのは「ギンガくんって、呼んでいい?」

銀臥「好きにしろ、高ま「なのは」ち?」

なのは「なのはって呼んでギンガくん」

銀臥「………じゃあな、なのは」

なのは「うん!」

俺はアースラから転移する

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