小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side銀臥

原作通りに進んでいるならもうすぐの筈だが

リスティ『マイマスター、ジュエルシード反応6つを確認』

銀臥「来たか」

俺は出る準備をし

銀臥「キュリスティー、セットアップ!」

リスティ『set up』

バリアジャケットを身に纏った

銀臥「リア、念のため一緒に来てくれ」

リア「了解です、主」

さあ、行こうか!

side銀臥 end

sideフェイト

フェイト「っく!」

アルフ「フェイト!」

フェイト「大丈夫だよアルフ」

とは言ったもののそろそろ魔力残量が心配になってきた

やっぱりジュエルシード6個同時は無茶だったかな?

――――無茶すんなよ

!!

何で銀臥の言葉を今思い出すの?

もしかして

フェイト(私、銀臥に助けて欲しいって思ってる?)

ダメだ、これ以上銀臥に迷惑はかけられない!

――――今度からは……俺にも言え、手伝ってやる

また!!

私は考え事をしてしまった

致命的な隙を生むほどの

アルフ「フェイト、避けてぇぇぇぇ!!」

フェイト「!」

目の前から魔力が襲ってくる、避けられない!

あ、

私死ぬのかな

ゴメンねアルフ、無茶な事手伝わせて

ゴメンね母さん、母さんの役に立てなくて

ゴメンね銀臥、せっかくの忠告を無視しちゃって もう一度だけ会いたかったな

フェイト「さよなら」

???「さよならなんて言ってんじゃねぇ馬鹿野郎っ!」

sideフェイト end

side銀臥

フェイト「銀………臥?」

銀臥「ああ、そうだよっ!」

フェイト「久し、ぶり?」

銀臥「無茶すんなよっていったよな!!」

フェイト「ご、ごめん」

銀臥「死にたいなら俺の知らない所で一人で死ね!」

フェイト「………ごめん」

銀臥「………手伝ってやるって」

フェイト「え」

銀臥「手伝ってやるって言ったろうが、何で頼らねぇんだ」

フェイト「ごめん」

やべぇ、泣きそうになってきた

銀臥「………頼むから………」

フェイト「…」

銀臥「頼むから俺に大切なものを失う悲しみを教えないでくれ………!」

フェイト「大切………」

銀臥「そうだよ………」

フェイト「//」

なんで、赤く………

銀臥「ああっ!!」

しまった、さっきのセリフまるでお前の事好きだって言ってるみたいじゃねぇか

銀臥「//」

俺の顔も赤くなる

銀臥「あ、あの…だな//」

フェイト「う、うん//」

銀臥&フェイト「「//」」

アルフ「二人ともいい雰囲気出してるほど余裕な状況じゃないって理解しとくれ!」

フェイト「いい雰囲気//」

銀臥「わ、悪い//」

アルフ「さっさと終わらせちまおうよ二人とも!」

銀臥「そうだな。っとフェイト受け取れ」

そう言って魔力が満タンになるように魔力を渡す

フェイト「え、こんなにもらって銀臥は大丈夫なの?」

銀臥「ああ、それだけなくなっても総量からすれば些細なものだからな」

フェイト「規格外すぎるよ」

銀臥「そう言うな」

フェイト「でもこれでちゃんと戦える!」

銀臥「さっさと終わらせるぞじゃないと、頭がダイヤモンド並みの硬さの執務官、アホ毛の直らない通信主任、自分の事を   隠して女湯に入る淫獣、幼女の皮を被った砲台、味覚の狂った母親が絡んでくる」

5人『誰の事かな?(怒)』

銀臥「遅かったか………」

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