小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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sideリンディ

何なのこの子!?

クロノと同年代なのに、何故これほどの殺気を出せるの!?

クロノ「あ、…あ…ぁ」

彼の隣に居たクロノがあまりの殺気に怯えている

なのは「銀臥……くん?」

なのはさんはどうやらさっきまで居た知り合いと認識出来てないみたい

リンディ「銀臥くん、殺気を抑えてもらえないかしら?」

銀臥「でてますか?」

リンディ「え、えぇその殺気を浴びたせいで何人か局員が気絶してるもの」

そう言って周りを確認するよう促す

銀臥「………すいません、殺気を無意識の内に出してたみたいです」

どうやら彼も怒ってるようね

リンディ「それと【邪者】だったかしら?説明してもらえない?」

銀臥「後ででいいですか?今からプレシアの所に行くので」

リンディ「えぇ構わないわ」

sideリンディ end

side銀臥

さっきリンディさんに注意されて初めて殺気を出している事に気づいた

どうやら俺はキレてるみたいだな

あんな胸糞悪い存在早いとこ原子レベルですら残らないように消し飛ばしたい

銀臥「じゃ、行ってきます」

フェイト「待って!」

フェイトが俺に向かって叫ぶ

フェイト「私もついて行く」

正気か?

銀臥「あれがプレシアの本心なのか邪者の戯言なのかがはっきりしてしまうかもしれないんだぞ?」

本気でプレシアがそう思っている可能性もあるのだ

フェイト「でも、だからこそ行くべきだと思う」

銀臥「そうか」

覚悟を決めているようだな、だから俺はお前に言おう

銀臥「………お前は人形じゃない」

フェイト「え?」

銀臥「アリシア・テスタロッサのクローンとして生まれたとしてもお前はお前だ」

フェイト「うん」

銀臥「プレシアがお前を認めなくても、世界がお前を殺そうとしても」

銀臥「俺が………お前を護ってやる、命が尽きるまで、な」

フェイト「う、うん//」

陣夜「(か、カッケー!)」

クロノ「待て」

銀臥「止めても行くぞ」

クロノ「間違えるな、僕も行く」

そういうことか

銀臥「他にも居るのか」

なのは「私も行くよ!」

ユーノ「ここまで関わったのに途中で抜けるなんてできないよ」

アルフ「フェイトが行くならあたしだって!」

陣夜「俺も行くぜ!」

多いな

銀臥「だ、そうです」

リンディ「わかってるわ、エイミィ!」

エイミィ「了解です!みんな転送してあげるから、ちゃんと帰ってきてよ!」

銀臥「当然だ」

陣夜「こんなとこで死なねぇよ!」

クロノ「わかってる」

ユーノ「もちろん」

なのは「うん」

フェイト「了解」

アルフ「ああ!」

エイミィ「行ってらっしゃい!」

俺たちは時の庭園へ転送される

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