sideプレシア
彼から渡された瓶の薬を飲みながら考えていた
彼はアリシアを蘇生させるといった
できる訳が無い
私が何年も掛けて方法を探して見つからなかったのだから
そう考えているとき突然体に異変が起きた
プレシア「………え!?」
フェイト「どうかした母さん?」
フェイトが不思議そうな顔で聞いてくる
プレシア「体が軽く、それに病の苦しさも感じないなんて」
銀臥「当然だ、そういう代物を渡したんだ」
この子一体何者なの?
sideプレシア end
side銀臥
クロノ「おい銀臥、蘇生させるって正気か」
銀臥「そこは「本気か」ではないのか?」
クロノ「君がやると言っている以上本気だからそう聞いたんだ」
銀臥「そうか、なら答えよう。正気だ、それに蘇生する術を持っている」
クロノ「何だと!?」
銀臥「見てろ」
俺は魔法陣を展開する
銀臥「亡き者の魂よ、再度命を授かり今ここに蘇れ!ソウルリターナー!」
ポッドの中のアリシアの体が消え俺達の前にアリシアが現れた
銀臥「成功した、しばらく目を覚まさないが大丈夫だ」
プレシア「凄い。あ、ありがとう」
銀臥「これに関しても礼はいらん」
ゴゴゴゴゴゴゴッ!
銀臥「これは!」
エイミィ「みんな脱出して!庭園が崩壊する!」
クロノ「了解した!みんな引くぞ、僕とアルフがプレシアを運ぶ、フェイトはアリシアを!」
フェイト「わかった」
銀臥「急げ………………ッ!」
突然俺の足元が崩れ去り俺は虚数空間へ落ちてゆく
フェイト「銀臥!」
クロノ「!!」
銀臥「フェイト!親子仲良く暮らせよ!」
フェイト「銀臥ぁぁぁぁぁ!」
銀臥「さよなら、フェイト」