小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side銀臥

銀臥「カートリッジロード!」

リスティ『了解!』

銀臥「ヴァンレイ!」

巨大なカブトムシのような生物に魔法陣を向ける

カッ!

銀臥「な!?」

ズガァァァァン!

凄まじい雷がカブトムシに向かって直撃する

グォォォォォォ………

カブトムシのような巨体が沈む

銀臥「しまった、殺したか!?」

リスティ『いえ、生命反応感知。生きています』

銀臥「そうか」

いかんな、カートリッジを使っての攻撃にまだ慣れていないようだ

とりあえず今は

銀臥「蒐集」

リンカーコアを抜き取り闇の書に取り込む

リスティ『マイマスター、シャントウロンなどで抜いたほうが確実なのではないのですか?』

銀臥「まぁそうかもしれんが気絶させた方が安全かと思ってな」

リスティ『確かに、技の硬直時に攻撃されたらどうすることもできませんね』

さて帰る………?

煙?火事か?

銀臥「あそこに行くぞ」

リスティ『煙…火事または何らかの襲撃のどちらかですかね?』

銀臥「それを確かめるためにもだ」

リスティ『了解です』




銀臥「これは」

リスティ『盗賊の襲撃ですね』

銀臥「助けるぞ」

リスティ『ここは魔法文化が無いようなので一応魔法は使わないように』

銀臥「了解した」

side銀臥end

side???

盗賊1「ヒッヒッヒ、ほらこのババァみてぇに死にたくなかったらさっさと金目のもんよこせ!」

いくつかの家に火を放った盗賊が脅してくる

村人1「こ、こちらに」

金目のものを渡すおじいさん

村人2「くぅっ!」

隣にいたおじさんが悔しがっている

盗賊2「兄貴!こんだけありゃしばらく遊んで暮らせますぜ!」

盗賊頭「ああ、後は女を貰っていこうか」

村人達「なっ!」

盗賊4「ほら!美人な女全員出てこい!ブスとガキとババァはいらねぇ!」

村長「それだけはどうかお許しを!」

盗賊頭「だめだ」

村長「そんな!」

村人達が連れて行かれる

そこに

銀臥「おい」

盗賊3「あん?」

銀臥「目障りだ、寝てろ」

バキィ!

盗賊3「かふっ」

男の子が振るった剣で盗賊の一人の意識が刈り取られる

盗賊2「このガキ!」

後ろから男の子を襲う

男の子は相手を確認せずに回し蹴りを放つ

その蹴りが盗賊の顎に当たり意識を奪う

???(姉)「すごい」

???(妹)「あの人一撃で大人の人を倒してる…」

盗賊1「っく、くそ」

銀臥「次はどいつだ?」

盗賊頭「どけ、俺がやる」

盗賊4「兄貴!」

大きな槌を持って男の子に近づいていく

盗賊頭「調子に乗ってんじゃねえぞクソガキィィ!」

槌を力強く振り下ろした

ドガァァン!

???(姉)「っく!」

土煙で周りが見えなくなっていゆく

???(妹)「ど、どうなったの?」

煙が晴れていくと立っている二人が見えてくる

盗賊1「兄貴の勝ちだ!」

ふらっ

盗賊4「え?」

ドシャ!

盗賊頭が倒れる

銀臥「俺の勝ちだ」

盗賊1「う、嘘だろ?」

盗賊4「あ、兄貴に勝った?」

盗賊達の顔が引き攣る

盗賊1&4「「う、うわぁぁあぁぁぁ」」

必死になって逃げ出した

銀臥「情けない」

???(姉)&(妹)「「………凄い」」

これが私たちと彼の出会いだった

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