小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side銀臥

俺がはやての運ばれた病院についたのは夕方頃だった

銀臥「はやて!!」

はやての病室の扉を勢いよく開ける

銀臥「無事か!?」

はやて「びっくりしたぁ〜!!銀臥くん、扉はもう少しゆっくり開けような?」

銀臥「………お前、大丈夫なのか?」

そこにはいつもと変わらぬ、笑顔のはやての姿があった

はやて「銀臥くんも大げさなんよ…ただめまいとかしただけやで?」

銀臥「お前の言葉は信じられん」

はやて「………ひどない?」

シグナム「極めて正当な評価かと」

ヴィータ「はやては我慢するから」

シャマル「心配する側の気持ちになって欲しいです」

シャイナ「こいつのこれは治らんだろう」

ファノ「治す気…皆無」

ルキアス「治すなら人格矯正しないといけないでしょうね」

はやて「あの…味方がおらんとか………泣くよ私?」

銀臥「自業自得だ、諦めろ」

ちなみにザフィーラは家で留守番してます

銀臥「にしても、特に異常無いみたいでよかった」

シャマル「………」

シグナム「………」

ヴィータ「………」

ヴォルケンリッターの三人が揃って暗い顔をする

シグナム「主、少しお話が…」

銀臥「?」

シグナムについていき病室を出る







銀臥「そう…か」

シグナムからはやての状態について説明を受け、言葉が詰まる

シグナム「ですので主はやては入院することになります」

銀臥「どうやら、もう時間が無いみたいだな」

シグナム「はい」

はやてを蝕む闇の書の呪い、その進行速度に"蒐集が間に合わない"そんな考えがまた頭の中で渦巻く

シグナム「ですがあと数十ページ、それだけ集めれば闇の書は覚醒させることができます」

銀臥「もう少し蒐集のペースを上げよう、万が一を考えて行動すべきだ」

シグナム「了解しました」

死なせるかよ、はやても、リインフォースも救うんだ。皆が笑える終わり方以外認めるものか!

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