小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side銀臥

銀臥「ん…」

カーテン越しに照らしてくる朝日に、刺激され目を覚ます

銀臥「ここは…」

広がるのは、見覚えがあるが見たのはここ最近では無い部屋

あぁ、転生前の俺の部屋か…

俺は直前まであった事を思い出す

確か闇の書の主として、はやてじゃなく俺が覚醒させられたんだよな

じゃあこれはフェイトが見たような夢か…

銀臥「………………ダメだろ!?」

そうだよ、何で俺がこれを見てんだよ!原作のはやては見てないのに!

そう思い、つい叫んでしまった

銀臥(もしかして原作よりも、まずい状況か?)

紀伊那「おはよう☆ナツ兄♪」

いきなりドアが蹴破られ、テンションが"無駄に"高い妹が突入してきた

銀臥(やっぱり、こいつ病気ではなくなってるか)

妹の紀伊那は昔から治療不能の病を発症していて、20まで生きることは出来ない、と医者に言われていた

そんな妹が元気に過ごしている

銀臥(確かに、悪くない夢だ…)

ただ………

紀伊那「ナツ兄!今日は帰ってきたら勇〇王ガ〇ガ〇ガー、FINALも全話ぶっ通しで見ようね!」

ここも、ついでに治して欲しかったorz

妹の紀伊那はアニメ、漫画、ラノベ、ゲーム、エロゲの&amp;quot;超&amp;quot;オタクである

俺はアニメ等には興味がない、そう妹にも言った。そのセリフを聞いた紀伊那が

『アニメ等を知らず生きているとは何事かぁぁぁぁぁあぁぁあぁぁあぁぁっ!!!』

と馬鹿みたいな大声で叫び

『君に二次元と言う未知を見せようか!』

と強制的に一緒に、それらを見たりプレイしたりさせられる

その為、技や武器、能力等の知識が豊富になった

銀臥「相変わらずの愚妹っぷり、感服する」

紀伊那「照れるぜぃ(/ω\*)」

銀臥「一応言っておく、褒めてはいない」

紀伊那「朝ごはんできてるから呼んでこいって」

銀臥「わかった、着替えてから行くって言ってくれ」

紀伊那「おっけー♪」

もう少しくらい、見ててもいいよな…………

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