小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side銀臥

あれからしばらく、俺は執務官試験に全試験内容満点に近い点数をはじき出し合格した

ジェイル「執務官試験合格おめでとう!」

銀臥「ああ、ありがとう」

俺はジェイルのアジトに来ていた

ウーノ「紅茶です、どうぞ」

ウーノが淹れた紅茶を出してくれる

銀臥「ありがとう。いつも通り美味いな」

一口飲み、感想を言う

ウーノ「どういたしまして」

笑顔で返してくれる

ジェイル「で、だ。そちらで何か奴らの情報は掴めたのかい?」

同じように紅茶を飲んでいたジェイルが聞く

銀臥「全くない、わかった事なんて殺傷設定じゃないとダメージが与えられない事と、神出鬼没な事だけだ」

ジェイル「そうか、こちらも何もなかったよ」

とお互いの情報を出し合っていると

ウェンディ「助けてください〜〜〜〜」

と半泣き状態のウェンディがこっちへ走ってきた

銀臥「またか」

ジェイル「ああ、まただよ」

ウェンディ「はぁはぁ、ゲホッ!」

全力で走り続けたからか咳き込んでいる

銀臥「諦めて訓練受けろよ………」

呆れた風にウェンディに言うと

ウェンディ「あれは訓練じゃないっすよ!あんなの拷問でしかないっす〜〜!」

フラフラしながら逆ギレされた

ゼスト「ウェンディ!」

ウェンディ「ひぃっ!来た〜〜〜〜〜!」

さっきまでのフラフラっぷりはどこへ行ったのかチーターもびっくりの速度で走って逃げるウェンディ

ゼスト「っち!逃げられたか」

悔しそうにするゼストさん

ゼスト「ジェイル、あいつのあの訓練から逃げるのをどうにかしろ!」

ジェイル「無理言わないでくれないかい?彼女のアレは筋金どころか列車砲ですら傷一つ付かない合金製だよ?」

銀臥「確かに」

ジェイルの言葉に思わず同意する

ゼスト「む?銀臥、来ていたのか」

銀臥「お久しぶりです、ゼストさん」

こっちに気づいたゼストさんに挨拶する

ゼスト「お前も暇じゃないだろうによく来たな」

銀臥「報告することがあったので」

と言ってまずはゼストさんの方を見る

銀臥「ゼスト隊の皆さんは管理局に戻ってきてもらいます。一応、捜査中に襲撃され、隊員ほぼ全員重体、現地での療養施設にて療養中という事にしてあったのですがそろそろ怪しまれるかと思うので退院にしてもいいぐらいの頃合かと」

ゼスト「なるほど、了解した。他の物には俺から伝えておこう」

銀臥「お願いします」

ジェイルの方に視線を向ける

銀臥「お前は保護観察処分と管理局への従事でどうにかなりそうになってきた」

ジェイル「やっと日の下を歩けるのか、ありがとう銀臥」

ニヤリと笑ってジェイルを見る

銀臥「お前は新設される部隊に入ることになる、俺の部隊にな。しっかりこき使わせてもらうぞ?」

ジェイル「………お手やわらかに頼むよ?(なんだか今のままの方が楽な気がするのだが………)」

銀臥「報告はそれだけだ、今日はもう帰らせてもらうよ」

ジェイル「いつでも来てくれ、待っているよ」

銀臥「ああ、じゃあな」

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