小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side銀臥

なのは「ここって……」

アリサ「どこから………」

フェイト「どう見ても………」

すずか「前に誘拐された所と………」

はやて「全く同じ倉庫やないか………」

そう連れてこられたのは……前と全く同じ倉庫だった

銀臥「またあいつらか………?」

前の奴らは記憶を消しただけで警察には連れて行かなかった

連れて行っても記憶が無いので無罪の人を犯罪者扱いするのと同じだからだ

なのであいつらがまた同じようにやってきたのかと思ったが

また、面倒なので誘拐の実行犯は雑魚で済ませよう

雑魚1「旦那、連れてきましたぜ」

旦那「おや?余分なのもいるようですね?」

某兄さん兄さん五月蝿い主人公を殺そうとする氷使いがいる格ゲーの緑の髪のキャラみたいな格好の奴が現れた

旦那「いや〜すいませんね?関係ないのに巻き込んじゃって」

と下衆な笑いを浮かべながらよってくる

旦那「まぁ?関係ないけど人質として使えそうじゃん?てな訳で諦めてくれや」

と俺達に告げ、アリサの方に近寄っていく

旦那「アリサ・バニングス、テメェの親に用があんだよ…」

アリサ「身代金でも要求するつもり?」

強気に言うアリサ

旦那「当然だろ?テメェみたいなクソガキそれ以外に使い道なんざねぇよ………いや、もう一つあったか」

と言ってアリサを品定めするように見る

旦那「肉奴隷的な物で売れば少しは金になるだろうなァ!ひゃははっはっは!」

その発言になのは達も顔を青くする

旦那「まぁ、テメェの親父さんが身代金払ってくれることを祈るんだな!」

銀臥「お前らを潰して逃げるってのもアリだろ?」

ピクリと眉を動かす旦那

旦那「何?そんな事できると思ってんの?囲まれて銃を向けられて、そんな状況で俺様達を潰して逃げる?頭沸いてるだろひゃははっはは!」

できないと決めつけ雑魚どもも一緒に笑う

銀臥「そうでもない」

一番近くにいた雑魚の顎を蹴り上げ意識を刈り取り、そのまますぐ横に居た奴の顎を蹴り抜く

まず二人、残りは雑魚四人とハ〇マ

………違う、旦那だ

逆方向に居た一人がこちらに銃を向けてきたので高速で移動し背後に回る

そのまま首を絞め落とし意識を奪って残り三人とハ〇マ

………だから違う!!

殴りかかってきた奴を背負投のモーションで突っ立ってる他二人に投げつける

旦那の近くに三人纏めてきりもみ状態で吹っ飛び意識を失う

銀臥「何か言う事は?」

旦那「………人間技じゃねえだろ………」

ジリジリと後ろへ下がっていた

銀臥「悪いが、アリサを利用するなんて真似は俺が断じてさせん。」

拳を腰のあたりで構え

銀臥「やるなら、俺を倒してからやって見せろ」

旦那の鳩尾に思い切り突き出す

旦那「がふっ!………チク…ショウ…が」

どさりと音を立てて倒れる旦那

すずか(いいなぁ、ああいうこと言ってもらえて)

フェイト(アリサ、羨ましい)

銀臥「さ、帰ろうか」

皆の方へ向いて言う

ついでに通報しておいたが

side銀臥 end

sideアリサ

家のベッドの上で寝ながら今日あった事を考える

やるなら、俺を倒してからやって見せろ………か

アリサ「やっぱりカッコイイわね…」

やっぱり?

やっぱりってまるで私が元々あいつのこと意識してたみたいじゃない

意識………

ああ………

すずかやフェイトがあいつにあんな接し方してるのを見てイライラするのも

それと同じ事ができない自分に嫌悪感を抱くのも

あいつの、銀臥の事が好きだからなんだ………

……好き

うん、私、アリサ・バニングスは銀臥・A・クローベルが好き!

………そういえばあいつの親になった人ってどんな人なんだろう?

いつかは挨拶に行かなきゃね

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