小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side銀臥

フェイトに飯を作ってから数日が経つ

何度かジュエルシードの魔力反応を感知したが放置していた

が、今日はそうもいかない

そう、今日はフェイトが手でジュエルシードを封印する話の日だ

リスティ『マイマスター、ジュエルシードの反応を感知しました』

銀臥「ん、そうか」

そう言い出かける準備をする

銀臥「場所は解ってるから徒歩で行く、リアは留守番頼むな」

リア「わかりました、お気を付けて」

若干不満と大半心配という感情を言葉に含めて言ってくる

銀臥「確認だよ、介入はしない……多分」

リスティ『諦めましょうマイマスター』

諦められたらいいのにな

銀臥「じゃ、行ってくる」

リア「行ってらっしゃいませ、ご武運を」

リアの見送りを背に歩いてゆく



銀臥「やってるな」

リスティ『既に戦闘中のようですね』

フェイトとなのは、ユーノ、アルフ

そしてもう一人の転生者、藍桐 陣夜を確認した

銀臥「2対1か」

リスティ『フェイト・テスタロッサは苦戦しているようですね』

銀臥「あぁ、なのはだけなら遅れは取らないだろうが
   あの藍桐が厄介だな」

リスティ『援護しますか?』

銀臥「いや、もうすぐ戦闘が終わって封印に移るんじゃねぇか?」

そう言った直後、なのはとフェイトが封印魔法を放った

銀臥「な?……さてお姫様はいつぞやの忠告を完全に無視して無茶するだろうからその後に割り込むか」

リスティ『了解』

フェイトは地面に着地した直後暴走しかけているジュエルシードに向かって飛び手で無理矢理止めた

銀臥「さ、行くぞ。キュリスティー、セットアップ!!」

リスティ『set up』

俺は黒と白が主色のバリアジャケットを身に纏い顔を隠すような仮面を付けフェイトの援護に向かった

side銀臥 end

sideフェイト

まずい

ジュエルシードの暴走を無理に止めたせいでダメージが

陣夜「フェイトそのジュエルシードを俺達に渡すんだ。そして俺と一緒に来い」

くっ、あの子だけならどうにかなったかもしれないけどこの男が居ては厳しい

アルフ「フェイト!!」

陣夜「アルフお前も一緒に来いよ、俺がお前らを大切にしてやる」

戦ってた時も思ってた事がある、アルフだけじゃなくあの子も同じ事を思っているんだろう

三人「「「(気持ち悪い……)」」」

そう、顔は多分悪くないんだと思う

けど、言ってる事が気持ち悪い、とてもじゃないがお近づきにはなりたくない

陣夜「渡さないのか、なら」

デバイスを構え、攻撃態勢に入る

陣夜「安心していい、気絶してもらうだけだ」

アルフ「フェイト!!」

フェイト「っく!」

攻撃が来る瞬間目を閉じた



あれ?

いつまでたっても痛みが来ない

恐る恐る目を開けてみると

???「………」

男の子に抱きかかえられていた

陣夜「何だ、お前は」

???「名乗る必要性が無いな」

陣夜「何っ!?」

???「アルフ、引くぞ」

アルフ「な!?命令すんじゃないよ!第一あんた誰何だい?」

???「後で教えてやる、今は引くぞ」

そう言い男の子は私を抱きかかえたままアルフの元へ行き

???「空間翔転移!」

アルフも一緒に転移した

-9-
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