小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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sideスバル

スバル「はぁ!」

拳や足の素振りをしていると

ティアナ「スバル、あんまり暴れてるとそのオンボロローラーが逝っちゃうわよ」

と冷たく突っ込んでくる相方のティアナ

スバル「うぇ、ティア〜やなこと言わないで!ちゃんと油もさしてきた」

と文句を言いながら準備運動をする

しばらくするとモニターが現れ女性が映る

女性「おはようございます。さて魔導師試験の受験者さん二名、揃ってますか?」

スバル&ティアナ「「はい」」

女性「確認しますね、時空管理局陸士386部隊に所属のスバル・ナカジマ二等陸士と」

スバル「はい!」

元気よく答えてみる

女性「ティアナ・ランスター二等陸士」

ティアナ「はい」

女性「所有している魔導師ランクは陸戦Cランク、本日受験するのは陸戦魔導師Bランクへの昇格試験で間違いないですね?」

スバル「はい!」

ティアナ「間違いありません」

リイン?「はい、本日の試験管を努めますのは私リインフォース?空曹長です、よろしくですよ!」

敬礼され、私たちも敬礼し

スバル&ティアナ「「よろしくお願いします」」

リイン?「二人はここからスタートして各所に設置されたポイントターゲットを破壊、あ!もちろん破壊しちゃ駄目なダミーターゲットもありますからね?」

とモニターに次々表示していく試験管さん

リイン?「妨害攻撃に気を付けて制限時間内にゴールを目指してくださいです。何か質問は?」

スバル「え〜と」

ティアに視線を向ける

ティアナ「ありません」

と言ったので

スバル「ありません」

私もそう言った

リイン?「では、スタートまであと少し、ゴール地点で会いましょう、ですよ」

カウントが始まる

一つ目が消え

二つ目が消える

ティアナ「レディ…」

三つ目が消え、STARTという表示に変わる

スバル&ティアナ「「ゴォ!」」

二人同時に走り出し最初のターゲットが居るビルの正面で止まる

ティアがアンカーを発射しビルの壁面につける

ティアナ「スバル」

スバル「うん」

抱き寄せ、ティアがアンカーを巻き取る

スバル「中のターゲットは私が潰してくる」

ティアナ「手早くね」

スバル「オッケー!」

窓を割り突入すると射撃が私を襲う

壁を走り、近くにいた敵を殴り潰しそのままの勢いですぐそばの敵を蹴りで壊す

遠くから撃ってくる敵を確認し

スバル「ロードカートリッジ!」

カートリッジを使い

スバル「リボルバー…シュート!」

魔力弾を放つ

直撃し破壊できた



しばらくし中のターゲットを全部潰した私は他のターゲットを破壊したティアナと合流した

スバル「いいタイム!」

ティアナ「当然!」



それからも試験を順調にすすめ

ティアナ「クロスファイヤァ………」

スバル「リボルバァー………」

スバル&ティアナ「「シュート!」」

道路にいるスフィアを全て破壊する

スバル「イェーイ!ナイスだよティア!一発で決まったね」

近くのターゲットを殴り壊す

ティアナ「ま、あんだけ時間があればね」

スバル「普段はマルチショットの命中率あんま高くないのに、ティアはやっぱ本番に強いなぁ」

ティアナ「うっさいわよ、さっさと片付けて次に………ッ!」

スバル「?」

ティアが走って寄ってくる

ティアナ「スバル、防御!」

後ろを見るとまだ残っていたスフィアが攻撃しようとしていた

ティアと反対方向へ移動していると

ティアナ「あ!」

ティアが同時に急にこけた

スバル「ティア!」

ティアは転がって移動しスフィアを撃墜した

スバル「ティア!」

寄っていくと

ティアナ「騒がないで、何でもないから」

スバル「嘘だ、グキっていったよ。捻挫したでしょ」

ティアナ「だから何でもない、ッ!」

痛いのか立ち上がってすぐにまたしゃがみこむ

スバル「ティア、ごめん油断してた」

ティアナ「あたしの不注意よ、あんたに謝られるとかえってムカツクわ」

とすぐに言い返すティア

ティアナ「走るのは無理そうね、最終関門は抜けられない」

スバル「ティア?」

ティアナ「あたしが離れた位置からサポートするわ、そしたらあんた一人くらいはゴールできる」

スバル「やだ」

ティアナ「わがまま言うな!」

怒鳴るティア

スバル「二人でゴールできる、方法あるよ」

ティアナ「はぁ?」

何言ってんのという顔を向けてくるティア

スバル「反則取られるかもしれないし、ちゃんとできるかも解らないけどできたら二人でゴールできる」

ティアナ「…本当?」

真面目な顔になり聞いてくる

スバル「えと、ちょっと難しいかもなんだけど、ティアにもちょっと無理してもらう事になるし、よく考えると無茶っぽくはあるし、なんていうかティアがもしよければていうかあの」

ティアナ「出来るの?出来ないの?はっきり言いなさい!」

胸ぐら掴んで聞いてくる、ちょっと怖いよ?

スバル「二人でやれば、きっとできる。信じてティア」

決意を込めてティアを見る

ティアナ「残り時間3分40秒、プランは?」

スバル「うん!」

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