小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side銀臥

晩飯時

銀臥「キラーズの注意すべき点は連携行動による包囲殲滅と殺傷目的で放ってくる攻撃です」

ミゼット母さんにキラーズについて聞かれたので説明中

ミゼット「なるほど、殺すため。だからキラーなのね」

銀臥「まぁ、【虚の民】も殺傷目的で攻撃してくるので対処にそれほど差はないですね」

と説明を終えると

ミゼット「ねえ銀臥、機動六課に行かない?」

といつぞやの教導の話と同じほど唐突に切り出された

銀臥「は?」

ミゼット「機動六課よ、貴方やシャイナちゃん達の知り合いも多いでしょう?」

シャイナ「ですがミゼ…」

ミゼット「シャイナちゃん?母さんでしょ?」

シャイナ「うぐ…………母上で許してください」

ミゼット「ええ」

シャイナは母と呼び慣れていないため未だにミゼットの後に階級を付けて呼ぶ事が多い

その度、さっきのようなやり取りをしている

シャイナ「ですが母上、何故我々が機動六課に行くことに?」

とさっき聞こうとしたであろう事を言い直して聞く

ミゼット「貴方達に宣戦布告をしたんでしょう?なら集めておいて損はないと思うわ」

なるほど

銀臥「了解です。機動六課へ出向する人員は俺、リア、ヒナ、サクラ、シャイナ、ルキアス、ファノ、リインフォース、ステラ、ティーダの十人でいいですか?」

ミゼット「ええ、でもティーダくんを連れて行くのは何で?」

銀臥「機動六課にあいつの妹が所属するんですよ」

ミゼット「なるほど、わかったわ。でも敬語はやめてね?」

銀臥「………一応仕事の話なので」

side銀臥 end

sideフェイト

はやて「えーとここに居る人達が基本的な機動六課のメンバーなんですけど」

スピーチの終わりにはやてが何かを言おうとする

はやて「なんと、ミゼット本局統幕議長の話ではVES隊のメンバー十人が機動六課に出向となってます!」

と言った

ええ!?VES隊!?

フェイト「ホントなのはやて?」

はやて「ほんまやで!」

ざわざわ

局員「マジで?」

局員「あの部隊だけでどんなことでも解決できるとまで言われたあのVES隊!?」

局員「鳥肌たってきたんだけど」

と騒がしくなる

スバル「あの!」

スバルが手を上げ何か聞きたそうにしている

はやて「なんや、スバル?」

スバル「VES隊ってなんですか?」

ズコーーーーー

周り全員ずっこけた

ティアナ「………」

顔を赤くして怒りを抑えているティアナ

???「少しは知識を付けておこうな、スバル」

と聞き覚えがある声が入口から聞こえ

そちらを見ると見たことない制服を着た銀臥がいた

sideフェイト

side銀臥

スバル「銀臥さん!?」

ティアナ「兄さんも…」

スバルとティアナが真っ先に反応する

はやて「銀臥くん?何で?それにその制服…」

銀臥「自己紹介していなかったな」

敬礼し

銀臥「時空管理局本局ミゼット・クローベル本局統幕議長、ラルゴ・キール武装隊栄誉元帥、レオーネ・フィルス法務顧問相談役 直属特務部隊 Valiant brave knights隊 通称VES隊 隊長銀臥・A・クローベル中将だ」

なのは「銀臥くんがVES隊の隊長………」

フェイト「知らなかった」

はやて「………驚いた、私より先に部隊長なってたんや」

銀臥「ほらお前らも」

リア「リアンティール一等陸佐です、よろしくお願いしますね」

シャイナ「シャイナ一等空佐だ、以後よろしく頼む」

ルキアス「ルキアス二等陸佐よ、よろしくね」

ファノ「ファノ二等空佐」

リインフォース「リインフォース二等空佐だ、これからしばらく厄介になる」

ステラ「す、ステラ三等空佐です、よ、よろしくお願いします」

ヒナ「ヒナ・A・クローベル三等空佐です!ほらサクラちゃん」

サクラ「サクラ・A・クローベル…です、二等陸佐です。愚姉共々よろしくお願いします」

ティーダ「ティーダ・ランスター二等空佐だ。気楽にティーダって呼んでくれ」

出向メンバーの自己紹介が終わる

シグナム「主銀臥を含め来た全員が佐官以上とは」

ヴィータ「すげぇ部隊だな…」

全員の階級に驚く者ばかり

銀臥「まぁ、階級で呼ばれるのは好きじゃないんだ、出来れば友人に接する態度で接してくれると助かる」

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