小説『兄弟から窃盗する罪は・・・』
作者:真祐()

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真祐はいじめっこである。


というか、いじめ大好きっこである。


こういうことしてるの私だけじゃないから、世の中の流れをちゃっかり掴んでいるかもしれない。


ま、他のやつと違うのは、やたら妄想好きってところかな。



とりあえず、視界に入られたくないやつはいじめる。


あとは適当に玩具にして遊ぶ。血がつながってるかなんて関係ないよね。


私は一生誰に何を言われようとそうやって生きてくって決めてる。


罪なんて墓場に持って行ってやる。


そもそも神様なんて全然好きじゃないし。


この世でたくさんいい思いをした方が得ってもんで、私は友情なんていらない。


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