小説『黒子のバスケ〜創造者〜』
作者:蒼炎(小説家になろう)

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*力の確認したかったんだよね*


―――――ザァァァァァ。 雨。

「ロード削った分練習時間余るな…。どうする、カントク?」
日向はリコに尋ねる。


「(1年生の実力も見たかったし…)ちょーどいいかもね。よしっ。1年対2年のゲームをするよ!」
リコは声を張り上げ、指示を出す。


「センパイと試合って…」
「覚えてるか?入部説明の時言ってた去年の成績… 去年1年だけで決勝リーグまで行ってるって……!!」
「マジで…!?」
「フツーじゃねぇぞソレ…」
1年は戦々恐々と2年生の方を見る。


「(さ〜て、ルーキー達はどこまでやれるかな?)」
リコは楽しみに思う。そんな中、


「へぇ、ゲームかぁ。センパイも粋な計らいするなぁ。ちょーど俺も皆の力確かめたかったんだよな。なぁ、テッちゃん?」
楓は笑い、ストレッチをする。


「僕は火神君の力が見れたので後は別に…」
黒子もストレッチをし、答える。
「確かめるってことは楓も出るの!?」
話を聞いていた夏希が食いつく。その後ろでは、朋美もじっと見ていた。


「出るけど、第2Qからな。カントク、2Qやるっつってたし最初の1Qは外から見させてもらうさ。」
夏希達に振り向き、楓は楽しそうに言う。


「(久しぶりに楓のプレイ見れる…!!)頑張ってね!!」
「(楽しみです…。)応援してますね。黒子君もガンバ。」
2人は笑顔で言う。


「おう、久しぶりだからな。張り切って全力で行くぜ!」
「やりすぎはやめて下さいよ…。」
黒子は張り切る楓を見て呆れたように言う。


「だーいじょうぶだって、多分。よし、行こうぜ。」 「ええ、そうですね。」
楓達2人はコートの真ん中に向かって歩き出す


「じゃ、これから1年対2年のゲームを始めます!」 「「「「お願いします!!!!」」」」










「(うしっ。やっとあいつの実力が分かるぜ…って、あ?)オイ、白瀬テメェなんでそこにいんだよ。」
火神は白瀬が外にいるのを見て食いついていく。


「ん?おぉ、火神。なんでって最初は見んの。心配しなくても第2Qから出るからさ。」
楓は変わらずニコニコと応対する。


「チッ、分かったよ。その代わり本気、見せろよ。」 「そこは任せとけ!」
そんな会話をし、コートに戻る。


「じゃ、いいわね?試合、開始!!」
リコは叫び、ボールが上がる。



―――バッ!! 2人が飛び、試合が始まる。




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

いかがでしたか?次回、ようやく黒子たちの力が見れます。
それと申し訳ありませんが、明日から普通授業となり、更新が夜となりますがご了承ください。
目指せ、1日1話投稿!!

でわでわ(^o^)丿 感想、お待ちしています。

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