小説『詩みたいなもの- like the story』
作者:迷音ユウ(華雪‡マナのつぶやきごと)

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詩というか・・・

「みち」

いきなりだけど質問です。
生きるって事は自発的に行うことですか?

そりゃぁ、自分の意志で食べる、寝ることはする。
本来のそれらの意味は成長、そして生存。
でも、人間の場合は意味がすりかわってる。欲求の解消。
だから、生きるために行われるべきことは愉しむため、まぁサブになってる。
それでなお僕たちは生きてる。おかしな話。
自分から、生きよう!なんて思って生活していないのに生きてる。
生きるってことがただの道って言う証拠。

世の中には「死んでしまいたい」と思っている人もいると思う。
いや、むしろだれもが心の底にその考えを持っている。
生という路を歩んでいるからには、ゴールは目指すものだから。

生きることは半ば自動的がゆえにめんどくさい。
生きたくなくても生きている。
それが辛い。
でも、少し見方を変えてみる。
生きたくなくても生きているってなら、思いっきり路を外れてみてもなんとかなるものなんだ。
道の長さはあらかじめ決まってるけれども、どうせ長さは分からないんだから。
ゆっくり自由に進もう

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