小説『(´Д`)』
作者:雪路 歩()

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  第五十章  オリジナル妖怪・第三弾



(´Д`)<「五鬼(ゴキ)」
    黒くてカサカサしててヌメヌメしてて、
    生理的嫌悪感を抱く色艶、足音、外観をしている。
    台所によく出没する。一匹見れば五匹はいる事から、
   「五鬼」と呼ばれている。
    最近は「二十五鬼」とも呼ばれている……



(´Д` )<……掃除しろよ。



(;´Д`)<ヤ、ヤダナァ…ボクダラシナクナイヨ?



(´Д` )<「武鬼(ぶき)」
    付喪神の一種。血塗られたパイプや、
    釘バットが魂を宿すと「武鬼」になる。
   「武鬼」を手にした人は凶暴になる。



(;´Д`)<今の妖怪の説明はただのパクり返しだよね!?
     他意は無いよね!?



(´Д` )



(;´Д`)<「チョーク・スイーパー」
     偽のチョークを紛れ込ませ、黒板で嫌な音を立てさせ、
     人を驚かせる妖怪。チョークが折れやすいのも、
     新品の物が折れているのもこいつのせい。
     チョークが粉っぽいのもこいつのせい……



(´Д` )<……学校によくいるよね。



(;´Д`)<そ、そうだねっ!


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